港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

映画音楽史(67) 『フルフル』 1956年公開

2014-03-04 00:24:34 | 映画音楽



『フルフル』 Frou-Frou (仏) 1955制作
監督 アウグスト・ジェニーナ
音楽 ルイギ
主演 フルフル … ダニー・ロバン
    ウラジミール公爵 … ジーノ・チェルヴィ
    アルチュス … フィリップ・ルメール
主題歌 『フルフル』 ( Frou-Frou ) 唄・ダニー・ロバン

ベル・エポックの1912年から40年余にわたる女性の半生をテーマにしたセシル・サンローランの小説の映画化。
花売り娘をしている少女は歩くとスカートのすそが衣ずれしてフルフルとなることからフルフルと仇名されていた。
そんなフルフルに四人の紳士たちが興味を持ち、フルフルを歌手に仕立てる。
しかし、フルフルは美男子、ロシア公爵、画家、実業家などとの恋を重ねては失意に落ちるの繰り返し。
時は流れ、フルフルも50代になった。画家との間に生まれた娘も16才になり恋をして親離れしていく。
フルフルは寂しさをこらえながら人生を振り返る。

主題歌の『フルフル』はエクトル・モンレアル作詞、アンリ・J・シャトー作曲によるベル・エポック(古き良き時代)の
代表的なシャンソン。
映画では主演のダニー・ロバンが唄っていましたが、リーヌ・ルノー、リナ・マルジー、イヴット・ジロー
マド・ロバンなどもレコーディングしていました。

Frou frou, frou frou par son jupon la femme
Frou frou, frou frou de l'homme trouble l'âme
Frou frou, frou frou certainement la femme
Séduit surtout par son gentil frou frou

↓はリーヌ・ルノーの『フルフル』  YOUTUBEより



最新の画像もっと見る