シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

人間にとって動物は物言わぬ仲間

2015-03-23 11:06:51 | 動物関連
申し上げるまでもないことと思いますが、地上に共存する動物にも人間と同じように”奪うべからざる権利”というものがあります。
進化の法則は地上の全生命を包括していること、一つとしてその働きの外にはみ出ることは有り得ないこと、形態はいかにさまざまであっても、すべてが一丸となって前進するものであること、すべての残酷な行為は、それが人間どうしであっても動物への仕打ちであっても、結局は生命の世界全体の進化を遅らせることになる―こうしたこともすべてあなたはすでにご存知と思います。この大切な分野において少しでも進展があれば、それは大きな勝利であると見なすべきです。私と同様あなたも、人類の進化が動物の世界全体と密接につながっていることをよくご存知です。献身と忠誠をもって人間に仕えている動物たち、また人間の進化によってその進化が促進されるようにと地上に生をうける動物たちに対する責任を人間が無視しあるいは忘れるようなことがあると、それは人間みずからの進化をも遅らせることになるのです。
『シルバーバーチの霊訓8』

シルバーバーチはさらに、かのイタリヤの大聖人アッシジの聖フランチェスコもその場に来ていると述べてから――
「驚いたでしょ? この人はすべてのものに愛を抱いている方です。今も、物言わぬ生きものたちの救済のために、霊界で活躍しておられます。動物は、進化の途上における人間の仲間として地上へ送られているのです。それが今しばしば虐待され、苦役(くえき)に駆り立てられ、そして、人類にとって何の益にもならない知識を得るための実験に使用されております」
『シルバーバーチの霊訓 霊的新時代の到来』




今夏、野良猫の避妊去勢活動を行いますが
本音を言うと、人間の仲間である動物を人間の勝手で手術して良いのか、と悩んでいます。
何度も何度も心が揺らぎます。
そんな私に、このニュースが飛び込んできました。

<高校教諭が子猫を生き埋め>

男性教諭は今月6日午前、学校敷地内で、野良猫が産み落としたとみられる子猫5匹を見つけた。放課後、担任を務めるクラスの男子生徒3人に目的を告げぬまま、スコップを用意させたり、敷地の一角に穴を掘ったりさせた。その後、教諭は1人で5匹を埋めた。1匹は生死不明、4匹は生きた状態だったという。
・・・
教諭に事情を聞いた。「親猫がいないので放置すれば死ぬと思った。対処の仕方がわからず、猫は市役所に引き取ってもらえないと思っていた」と話し、反省の意を示したという。


・・だそうです。

私、この教諭の気持ち、ちょっとわかります。

住宅地でも猫を外飼いしているお宅の周囲は猫よけのバリケードで武装している家ばかり。
今の日本、外でウロウロしている猫は許しません、なんです。

かと言って、市は何も対応しないから、子猫を運悪く見つけてしまったら
山裏へ捨てるか、捕獲して処分場に持っていくか・・・・
昔、川底にダンボールごと捨てられた子猫を見たことあります。
あれは、酷い・・・

この教諭が、猫を譲渡するボランティア団体の存在を知っていたら、
と、残念です。

やっぱり、市はドイツのようにティアハイムを作ったほうがいいよ・・・
捨て猫、捨て犬の受け皿は公共がちゃんと整えておく、これしかないように思う・・

動物は物言わぬ仲間です。

仲間だから虐待したり、殺しちゃいけない。
食べるなんてもってのほか。
動物実験なんてありえない。

シルバーバーチによると、
アッシジの聖フランチェスコが先頭に立って、霊界で動物たちのために戦っているそうです。

私も物言わぬ仲間のために戦えたら、と思います。
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