最高の徳は愛他的です。愛すべきだから愛する、愛こそ神の摂理を成就することであることを知るが故に愛する、これです。愛らしい顔をした子供を治療してあげる、これはやさしいことです。しかし、奇形の顔をした気の毒な人、ぞっとするような容貌の人を治療するのは並大抵の心掛けでは出来ません。が、それが奉仕です。真の愛は大小優劣の判断を求めません。愛するということ以外に表現の方法がないから愛するまでです。宇宙の大霊は無限なる愛であり、自己のために何も求めません。向上進化の梯子を登って行けば、己れのために何も求めず、何も要求せず、何も欲しがらぬ高級霊の世界に辿り着きます。ただ施すのみの世界です。『シルバーバーチの霊訓(1)』
うちの施設で、レクリエーションの一環として、塗り絵があるんだけど、
ある認知症女性の塗り絵が妙におどろおどろしいんだ。
星を塗ってもハートや花を塗らしても、色は決まって黒と赤。
普通パステルカラーで塗るのに・・・
☆を黒で塗り潰して真ん中に目玉のような赤がぐりぐり描かれてあったり、黒と赤をクロスに混ぜて描いていたり。
赤と黒だけで多彩な構図に仕上げてくるとこは感心するんだけど、当然家族さんには見せられんわな。
その女性の塗り絵は病んでいるんだけど、行動も言動もひん曲がっている。
「泥棒が入る」「警察を呼べ」「盗まれる」「殺される」「兄にやっつけてもらう」「夫に叩いてもらう」「毒を飲ませる」「はっきり白黒つけさせてもらう」
もう全てが暴言。
この女性の過去もおそらく、塗り絵のようにおどろおどろしいんだろう。
あまりにもダークだから、かえって不憫に思う。
何とか少しでも明るい心になって、黒と赤だけじゃなく他の色も塗ってから、霊界に還ってもらいたいわ。
あ
あたしのこのブログも、最初は真っ黒な背景だった・・・と今気がつく・・