気まぐれ徒然かすみ草ex

京都に生きて短歌と遊ぶ  近藤かすみの短歌日記
あけぼのの鮭缶ひとつある家に帰らむ鮭の顔ひだり向く 

鱧と水仙49号

2017-08-30 23:44:30 | 鱧と水仙
鱧と水仙49号が出ました。

今回の作品は「雪花菜」14首。「きらず」と読みます。おからのこと。わたしのテーマの一つ、チープな食べ物シリーズ。
あと「バザール」という1頁分、何を出してもよいという企画では、短歌7首とエッセイで近況を書きました。

かずかずの惣菜ならぶ棚の前きのふと同じ雪花菜をえらぶ
しろがねの匙にココアを混ぜるとき時計まはりに沈む渦巻
(近藤かすみ)

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