ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

1/20 LOTUS 25 (TAMIYA & EBBRO): 3

2023-02-20 | Lotus 25  1/20 : 〝Geki Russo〟
ロータス25は足回りを残してここまで進みました。

メーターパネルの裏側は個体によって全部配線が違うので、適当にそれっぽく雰囲気だけです。
あちこち触っていたのでアームの先のメッキ塗料がはげてしまいました。
もう一度あとから吹き直しです。(^^ゞ

ブレーキワイヤーも這わせてだいたいOK。

同じ金型にみえて微妙に違うようなボディカウル。
モノコックにラジエーターなどを取り付けて、アッパーカウルを被せてみました、が...........。

33はスクリーンの前に給油口が空いてるために、25のカウルにも同じ位置に丸アナを開けています。
左右のタンクを繋ぐV字のパイプを固定し、カウルを被せてみたところ口と丸穴が微妙にずれます(笑)





仮組みではピッタリだったのですが、ノーズカウルを弄っているため内側とラジエーター部がどこかで干渉しているようです。
パイプが少し短いので切断して真鍮パイプで作り直しました。

細い支持ステーを追加してエンジンを載せてほぼ出来上がり。





このあとはいちばん厄介なエキゾストの取り付けですが、余っているもう一つのシャシーとエンジンを組んであるので、そちらで現物合わせでエキマニの取り回しを決めてからこちらに移植するつもりです。
この25はエンジンブロックと後ろのグリーンのサブフレームとの狭い隙間(矢印)に、遮熱板と冷却パイプとエキマニが挟まっています。
う〜ん、結構メンドイ事になりそうな予感...........。

カウルも塗装が済んだのでデカール貼りに進んでいます。
33のデカールを貼ってるのですが、サイドの小さいTEAM LOTUSの文字は25のようなイタリック体ではありませんでした。
今まで全然気がつかなかった!

じゃエッフェ・アルテフィーチェのデカールを、と貼ってみたら文字が細すぎてちゃんと読めません。
なんだかなあ、これ高かったのに。
仕方なくタミヤの25の文字を貼りましたがピンストに比べてちょっと薄い気がします。しゃーないな。





昭和のお弁当

2023-02-09 | 食いしんぼう

最近TVでよく昭和世代とZ世代の世代間ギャップをテーマにした番組が放送されてますね。

番組製作する方もそうで無くても若い世代はTV見てくれないし、あれこれ考えた結果なんだろうけど出てくるテーマが別番組と被っていたりでほとんどワンパターン。

なにかとメディアは〝昭和〟をひとくくりにするけれど、戦前から60年以上もあるのにせいぜい内容は70年代から90年代がほとんどのようで.........私の世代から見たら一昨日くらいの感覚なんだけど。

とはいえ戦前から30年代なんてテーマにしても、知ってるのは年寄りしかいないので仕方ないっちゃー仕方ないけれども、もうチョイ違った切り口の番組作れませんかねえ???と思います。

でもって先日、昭和の給食をネタにしたのがあったのでそんな話を。

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給食って今はいろいろバラエティに富んだものが学校で出ているらしいんですが、昔々60年代くらいはありきたりですがコッペパンと脱脂粉乳のまずいミルク、そして鯨の竜田揚げとかはともかく、他の主菜副菜がどんなだったかあまり記憶にない。
私は東京、岐阜、神奈川、京都と小学校は4回変わっていますが、印象に残る給食というのは特にないんだなあ。

唯一、小4の岐阜市の学校で脱脂粉乳のミルク鍋にもうひとつ、ヤクルトのようなベージュの甘い飲み物が入った鍋があって、給食係が両方をチャンポンしてアルミの器に注いでいたのは思い出します。
1963年なのでまだ乳酸菌飲料も無いと思ったのですが、wikiによるとすでに当時ヤクルトは販売されていたらしい。あれだったんだろうか?
そういやカワイの肝油ドロップも毎日一粒づつ付いてきました。

どこの学校にも給食室はありました。
相模大野の学校では給食室から砂糖が盗まれてパトカーが来たことがあった。
時代ですねえ(笑)

コッペパンも現在売ってるやつはもう立派すぎて、全然コッペパンじゃありませんし(笑)当時のはもっと〝靴みたいに〟デカくて美味しくなかった。
マーガリンやジャムが付くのはもうちょい後になってからです。
先割れスプーンで中にトンネル掘って中の白いところだけ食べてた覚えがあります。

中学になると各自弁当持参で学校でもパンの販売があって、朝登校して注文票の〝あんパン〟とか〝ハムカツ〟の所に丸印をつけて出すと、昼時に教室に出入り業者の木の箱に並んだパンが届くので、自分の注文したのと牛乳を受け取って食べてました。

弁当は週に3日くらいは持って行った気がします。
よくあるアルミの弁当箱でパチンと左右から蓋をロックするおかず入れが中に入っていました。ご存じの方も多いでしょう?





これは昨年入手した未使用の当時の弁当箱で、昔使っていたやつにそっくりだったのでついポチってしまいました。
母が買ってきた弁当箱がなぜかこうゆう〝花柄〟のやつで、冗談かと思ったのですが3年間しっかり使いました。

で、当時の弁当を思い出してちょっと自分で作ってみました。(何やってんだろ………..笑)
卵焼きと赤いウインナーは定番っすね。
スーパーにすでに切れ目の入ったタコさんウインナーというのがあったので買ったのですが、小さいし切れ目も短い。
焼いたら足がクルンと大きく回り込まないとタコになりませんって。
真ん中は今回〝特別参加〟の牛肉のしぐれ煮。(こんなものが当時入っていたことは無かった)
梅干しに桜でんぷとノリタマ、あとは沢庵とか昆布の佃煮とか煮豆とかいつもせいぜい3品くらいだったような。





1960年代なのでそんなハイカラな弁当持ってきてる級友は誰もいませんでした。
いまでこそSNSや動画で凝った弁当を紹介している人が多数いますが、そもそもプチトマトとか冷凍食品なんて弁当に入れたくても無かった時代。
色味のジミーな弁当がほとんどでしたね。

クラスのM君は体がデカくて兄弟が多かったせいか、この弁当箱の3倍くらい厚いガテン系の方が食べてるような弁当箱に、ご飯・海苔・ご飯・海苔・ご飯・海苔........の順に重ねた、今で言うなら〝ミルフィーユ(笑)型の〝真ん中うめぼし〟弁当をワシワシワシ♬と食べていたっけ。

このおかず入れもパッキンが甘いと横から汁っぽいのが流れ出て、包んでいた新聞紙やハンカチに染み出てきて、授業中になんか煮物の匂いがプーンと漂ってきたりして、おいおいオイ!今日のおかずは何なんだ?
匂いが気になって授業に集中出来ず。
ちなみにこの弁当箱には替えのパッキンも同封されていました。

まあそんな懐かしい昔を思い出しながら食べた弁当ですが、見た目ちょっと綺麗すぎましたね。
のりたまと桜でんぷはなぜか今でも好物だったりして、自分の安上がりな味覚の原点はあそこにあったんだなあと………..。

以上、ごちそうさまでした。


〝恐竜図鑑展〟開催

2023-02-07 | Illustration


まだもうちょっと先の話なんですが、5月の末から東京上野の森美術館で〝恐竜図鑑展〟が開かれます。
近年、博物館での恐竜博に代表されるように全国で沢山の恐竜イベントが開催されて、恐竜や古生物のファンにとっては楽しみなんですが、その大部分というかメインは復元標本や骨格、化石が中心です。

今回の図鑑展は恐竜という生き物が世の中の人々に知られるようになる以前の幻の生物だった頃から現在までの、パレオアート(古生物美術)の代表的絵画作品が150点あまり展示されます。
19世紀の復元図から私達が子供の頃に本で見た有名な恐竜画作品が見られるので今からもの凄く楽しみです!





古生物はそれこそ毎月のように新しい研究発見によってその姿を変えてきましたが、最新の研究で知る恐竜の姿はもちろん興味深いのですが、それ以上に19世紀、20世紀の初めの頃の恐竜画は凄く面白い。

私が初めて恐竜というものを知ったのはうろ覚えですが、だいぶ大きくなった頃、小6の時に読んだ科学雑誌の冒険読み物に出てきたアローソーラス(アロサウルス)とトリセラトプスの名前でした。
その二色刷の挿絵でみた恐竜の姿にかなり驚いた記憶があります。

中学に入ってからも恐竜好きな級友とノートに恐竜の絵を描いて見せ合ったりしましたが、その後はすっかり忘れていました。
社会人になってこの仕事を始めた時に昔の興味が目を覚まし、いろいろな海外の古生物画家の作品を知って今に至るのですが、特に今回パレオアートの2大巨匠と言われるチャールズ・R・ナイトとズデニェック ・ブリアンの作品を実際に見られるのでマジで興奮しています(笑)

大好きなチャールズ・ナイトの代表作 1897年作  ドリプトサウルス





最初に恐竜が発見された19世紀の古生物学者は、すでに今と同じように恐竜は鳥類と同様に身軽に飛び跳ねると考えていたらしい。
実際に存在したわけでは無く想像上ですが、とても躍動感とリアリティのある絵で好きな作品のひとつです。
古生物興味のある方には是非観ていただきたい展示会です。

特別展 恐竜図鑑 | 失われた世界の想像/創造

特別展 恐竜図鑑 | 失われた世界の想像/創造

恐竜を描いた絵画を集めた異色の展覧会。チャールズ・R・ナイト、ズデニェク・ブリアンら巨匠の作品が世界各国から集結する。

特別展 恐竜図鑑 | 失われた世界の想像/創造

 


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話は関連しますがこちらは今月発行になった学研の〝かがくえほん〟の見本誌です。
昨年の秋に描いた作品で、幼稚園に恐竜がやってきたという設定で実際に東京の幼稚園の画像とコラージュした30cm四方の大判見開きページものです。
一般書店では発売されず幼稚園で一括購入される本なので、一般に手に取られる本ではありませんがとても面白い仕事でした。









もうひとつ、こちらも昨年チャイルド本社から出た同じ形態の本〝恐竜のかたち〟。
代表的な恐竜の形についてこども達に判りやすく説明した絵本です。






以上恐竜ネタあれこれのご紹介でした。

1/20 LOTUS 25 (TAMIYA & EBBRO): 2

2023-02-05 | Lotus 25  1/20 : 〝Geki Russo〟

節分の豆まきさえすっかり忘れていました。
うかうかしていると2月はあっという間に過ぎていきますね。

先週の大寒波は関西、特に京都や岡山などで大きなニュースになりました。
通勤電車に10時間も立ったまま閉じ込められるなんざ冗談じゃないですね。
新型車両を作るのも結構ですが、事故や災害で電車止めてビタ1cmも動かせないってのはいい加減どうにかしたほうが良いんじゃないのかなあ。

ウォーキングの途中で時々通る車両基地に今日もE261サフィール踊り子が止まっていました。
画像では判りにくいですが左から5本目の線路。ピンクっぽく見える253系の手前です。





最初なんか見慣れない車両が止まっているなと思って近づいて良く見たら、なんじゃこりゃ?という第一印象。
だいぶ見慣れたとはいえ相変わらず特撮物キャラクターみたいな顔のデザインです。
ま、大阪メトロの400系くらいになればもう違和感どころか〝参りました!!!となるんですが。

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さてロータス25はちょっとだけ進みました。

モノコックといくつかのパーツを塗装、そしてボディカウルもホワイトに塗ってこのあとブリティッシュ・グリーンを吹きます。
本来ですとここでナンバーサークルをマスクして、イエローを吹いてからストライプをマスクしてグリーンという事になりますが、エブロのデカールは隠蔽力があるのでマスクするより簡単に綺麗に仕上がるはずとの事で今回は手抜きです。





一応、以前購入したエッフェ・アルテフィーチェの25用デカールもあるので万が一の時も大丈夫。
気がついたんですが33のデカールのメーターパネルってグリーンなんだけど初めて知りました。
ただ完成画像見てもあまりカッコ良くないし、やっぱり黒いメーターを貼ることにします。

前回の記事の最後でリヤのラジアスアームの固定穴の位置を修正するため、プラパイプを炙って伸ばしてくっつけたのですが、これがまたもや間違い。
アーム固定穴の前にある三角のカバーの中にラジアスアームが刺さる形になるのが正解でした。

ラジエーターはカッパーで、内側のエッチングパーツはセミグロスブラックで塗装。
メーターパネルはレッドを吹いてからガンダムマーカーのシルバーでリングを塗り、デカールを貼ったあとでクリアレジンを流します。

ま、別にどーってことのない画像ですがとりあえずここまで。