ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

サンダーバード:クラブロッガー:2

2022-01-15 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models

まずは前部ユニットから見ていきましょう。
これが司令室というか操縦席です。
見ての通り非常にユルい(笑)造形で、何がなんだか良く判りません。
上の方の10本あるバーは窓の格子でして、動画にもありますが樹木がぶつかるのを防ぐため窓にはシャッターが降りてきます。
ここは言わば顔でもあるのですべて作り直しましょう。







本体左右のフェンダーですが、どっしりした感じにさせたいので幅を少し広げることに。
1.2mmプラ板を挟んで真鍮線を埋めてガッチリと固定しました。
上面のモールドも形状が違うので作り直します。





裏側です。
タイヤ/ホイールの車軸は爪楊枝が5本入っていました(笑)
あまりに頼りないので真鍮線に置き換えました。
車軸の通る穴を開けましたが、かなり適当というか左右の位置がずれていまして微妙に並行ではありません。
まあ走らせるわけではないし車輪は固定するのであまり気にしないことに。

仮組みすると5つ並んだタイヤとフェンダーとのクリアランスが無いので、少し広げるために車軸の位置は1mmほど下げています。
そのためキットの厚目の底板を付けると少し浮いてしまうので、すべてプラ板に置き換えます。

前部にあるモールドはこの丸の位置にチェーンソーが付きます。
ここもプラで作り直しですね。
動画で最後に転落するシーンがありますが、あれを見ると判ります。







切った木材を飲み込む大きな口です。
奥にツメが生えた大きなローラーが3つ付きます。
ノーズ先端の形状がなぜかちょん切れているのでエポパテで修正。
意味不明な四角いモールドも削り落としました。





これは司令室左右のルーバーがあるパーツ。かなり大きすぎるのでプラで作り直し。

文章だと簡単ですがここまで結構大変でした。
レジンは削った粉が舞い散るので吸い込むとヤバいです。
作業台の横に掃除機を置いてときどき吸い込みながらの作業です。

で、ひとまずこんな感じです。
窓の格子はあとから洋白線を埋める為に穴開けしておきました。
司令室の幅は15mm程度なので老眼にはきつい(笑)
まあ元の造形より大分ましになった気がしますね。





CRABLOGGER : Thunderbird

2022-01-05 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models
前回もったいぶってモザイク画像で見せましたが、リーザと並行して作り始めたのがこのイギリスのガレージキット。
40話ほどあるサンダーバードのミッションの34話に登場した原子力エンジンの巨大森林伐採機、クラブロッガーです。

TBのストーリーの中で第1話のファイアーフラッシュ号やその次の4脚歩行の戦車〝サイドワインダー〟(日本ではゴングという名で紹介)などと並んで有名なゲストメカです。
世代的にご存じない方のために簡単に書いておくと、半自動操縦で自走しながら森林伐採して、前部ユニットの口から放り込んだ木材を粉砕し、連結した後部ユニットに送ってパルプにするマシン。
後部からするする追走する運搬車にスロープを延ばし、ロールになったパルプがコロコロ転がって積まれていくという面白いシステム。

乗員が食中毒で倒れてしまいコントロール不能に陥ったこいつが暴走を始め、進路を逸れて町を破壊しダムに向かっていく、というストーリーでした。
66年放送時アイデアとしてもなかなか面白いものでTVでこれを見て感動(笑)したものです。
55年経ってTB関係のモデルは世界で数え切れないほど出ましたが、これの模型ってほとんど見た記憶がありません。

TVの動画は以下から見られます。

28 Thunderbirds Path Of Destruction



で、数年前に開催されたサンダーバード展にトーピドー・モデルスのK氏がフルスクラッチで作られた凄い完成品が展示されました。
現物を見られた方も多いと思いますが、同じ物かどうかは?ですが2011年の静岡に展示されていたのを見た記憶があります。
また2004年に大日本絵画から発売された〝イッツ・サンダーバード・センチュリーモデリングマニュアル 〟という本にもK氏の完成品が載っていました。
良く見るとそれと展示された物は細部が異なっているのですが、手を加えたのか別にもう一つ作られたのかは判りません。

いずれにしても魅力的なメカなのでアオシマあたりが電動走行でカニ腕が動く!キットでも出してくれないかな?とずっと思っていたのですが、一向に出そうな雰囲気も無い(笑)のでほとんど諦めていました。
たまたま1年前になにかを画像検索していて偶然見つけたのが今回のキットでして、見つけた時はうれしかったなあ。

ちなみに上で書いた〝ゴング〟はコナミのアルテメットコレクションで磁力牽引車とセットの限定版ジオラマセットにありましたね。
またイギリスのロバートハロップ社からはポリストーン製のジオラマスタチューが発売されています。





届いて確認したところ小さなパーツがいくつか不足していました。
まあしょーがねーなあ、と思いましたが簡単にプラで作れそうなものなので特に問題なし。
レジンも結構シャープなところもあればダルダルのところもあるし、そのままではダメなので作り直すところも多々あります。

製品の後部ユニットの裏側には〝Stargazer MODELS〟の文字が彫られています。
検索したところSFメカ関係のキットを出してるメーカーらしいのですが、詳しいことは不明。2018年に作られたキットのようです。
で、お値段は17000ほどなのでガレージキットとしては高くもないので即購入。







完成すると全長30cmくらいでしょうか、一応スケールは1/350とあります。
簡単なカラーの完成画像とパーツ画像があるだけ。
あとは自分で調べて作ってね、ということですね。

12月に入って作り始めましたが一筋縄ではいかない気合いの入り方で、逆に製作者の熱意が感じられて面白い。
次回から少しづつアップしていきます。









謹賀新年

2022-01-01 | Miscellaneous
2022年、新しい年を迎えました。

昨年1年間、見ていただきありがとうございました。

昨年は喪中だったので年賀状は30日に大急ぎで仕事関係だけに作りました。
絵を描き起こす時間も無かったので五輪のスケボーにかけて手抜きネタですが
実物は頑張ってアルプスでメタリック金文字印刷しています。

全国的に寒い正月になりました、日本海側は大雪だそうで体に気をつけてお過ごしください。
皆様にとって良い年になりますように。
今年もよろしくお願いいたします。