充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

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長く続けるための決定

2018-07-06 | ブドウ(葡萄)栽培
防除用の動噴を購入して使用回数も少ないのですが、マルチスプレーヤ
を購入しました。ブドウ栽培でいろいろな作業がありますが、一番依頼
しにくいと感じるのが防除です。最近体力の低下を自覚することがあり
ました。自分に負担のかからない方法、依頼する時負担の少ない方法を
検討していました。動噴の場合は100メートルのホースを園地の端まで引っ張って
行かなければなりません。ノズルを支えながら散布します。展開地ぶどう園
は面積も狭く、間隔が一番広いところでも2.5メートルしかありません。
棚も低いのでここに大型のスピードスプレヤーを導入することはできません。
細霧ノズルシステムで上部から薬剤を散布する方法などを検討しましたが
欠点もあり決定できませんでした。今回導入したのはマルチスプレーヤです。
写真トップは側面の姿。試運転をしたのが4月のはじめでしたのでブドウの
芽はまだ出ていません。



マルチスプレーヤの前面 ノズルは装着してありません

薬液タンクを搭載しているので、ホースを引っ張ていく必要はありません。
ノズルはオプションで横に広がるブームノズルにしました。クローラ走行
なので不整地走行が得意です。難点は周辺部のかかり具合です。数年前
1ヘクタール以上のブドウ畑を奥様とふたりで管理している70歳位のワイン
農家を訪問しました。涼しい顔で朝にスピードスプレーヤーで防除を終了
したと話していました。第一の希望は長く続けることです。
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