不倫会見

芸能人や有名人は不倫をすると不倫会見なるものを開き、謝罪を行います。不倫は、文字通り倫理に反することをしているので、謝罪というのは判らないでもないのですが、公に謝罪する必要があるのでしょうか？謝罪するのは、結婚しているパートナーに対してだけで良いのでは？
スポンサーやファンへの謝罪ということもあるのかもしれません。しかし、不倫は、倫理に反すると言え、夫婦間の問題では？他人がとやかく言うことではないのでは。
ちょっと割り切り過ぎでしょうか？

男性は何故短命か

女性の平均寿命と比べて、男性は7歳も早く亡くなってしまいます。これは、どうしてなんだろうと思い、色々ネットで調べたところ、面白い説がありました。
それは、男性は女性と比べて、コミュニティを作るのが下手だということ。コミュニティの中にいることで、どうも長生きになるようです。ウサギが一羽になると、すぐ死んでしまうのと同じ構造のようですね。
確かに、男性でも、定年後も再雇用で働いていたり、趣味の仲間を持っていたりする人、同窓生と定期的に遊んでいたりする人等は長生きの傾向があります。これは、退職後も新しいコミュニティを構築出来ているからかもしれません。
女性の井戸端会議が、実は長生きのコツのようですね。見習わなきゃ。

慈雨

柚月裕子の「慈雨」を読み終えました。主人公が背負っている過去がとても重く、全般的に暗めな作品で、どちらかと言えば辛い作品ですが、それでも、物語に引き込まれ、頁をめくるのも、もどかしいくらいでした。秀逸な作品です。
どんな辛い過去や経験でも、それから逃げてはいけない。それから目をそらさず、前向きに生きて行かなければ、かえって生きづらいのだと、読んでそんな気持ちになります。
そんな人間の生き方に対する強い作者の意図と、安楽椅子探偵的な面白さがあり、人間ドラマとしても推理小説としても面白い警察小説でした。

悲惨な事件と教育

これを書いている時点だと、16人の負傷者と3名の死亡者（1名は犯人）が出た報道されている、通り魔事件。悲惨な事件です。どうして、何度も、こういう事件が発生するのでしょうか？
犯人は自殺したようですが、自暴自棄になって、事件を起こしたのでしょうか？自分が死ぬときに、人を巻き込むという心理が判りません。
これは、教育の問題だと思っています。家庭でも、学校でも、小さいときから、命の大事さを、繰り返し、繰り返し言い続ける必要があります。イジメの問題は、こういう事件の発芽です。
皆が、なんとかしなければなりません。

妊婦さん達の友情

膝を悪くして、今日は優先席に座っていました。隣の、生後8か月の赤ちゃんを抱いた女性が、突然、前に立った女性に席を譲ろうとしています。どうやら、彼女は妊婦さんマークを付けていて、それに気づいた赤ちゃん連れの女性が、声を掛けたようです。
前に立った女性は、相手を傷つけないように、とてもさわやかな笑顔で、優しく朗らかな声で「大丈夫です」と返答しています。
良い光景だな～。妊婦さん（赤ちゃん連れの女性は、もう妊婦さんじゃないけど）同士の友情。人間、捨てたものじゃないですね。とても、ホッコリした気分になりました。
お二人に幸あらんことを。