亡くなった人は記憶の中で生きる

先日、友人が「自分が死んでも何も残らない。生きていた証というものがない。空しい」という主旨の発言をしていました。確かに、何かを残すということは難しい。その時は、そう思ったのですが・・・・。
でも、あとから考えると、彼が死んでも、自分の心の中には、彼は生き続ける。彼の足跡が記憶の中には残っていく、と思い直しました。
残念ながら、何人かの友人、先輩はこの世の人ではありませんが、今でも、彼等の事を時々思い出します。彼等の生きた証は、ここ（胸の中）にあるのです。
決して、空しく、人は亡くなるのではないのですね。

田植えが始まり

早いところだと、田圃に水を引き、田植えを始めています。もう、春というより初夏なのかもしれません。
田植えはいつ見ても、日本人の原点を見るようで、郷愁を誘い、暖かい気持ちになります。でも、この田植え。見るたびに、この国の農業を心配しています。友人でも農家を継がないケースが増えています。また、米作だった農家が、別の農家になってしまうケースもあります。
日本は大丈夫なのでしょうか？米の消費量も減り、農家も減り、なんでも輸入に頼っていく。日本のアイデンティがなくなるようで心配です。

ハナミズキが花を落とし

街路樹のハナミズキが花を落とし、青々とした葉が生い茂り、歩道に掛かる木の影も、気のせいか濃くなってきている感じです。季節は、躍動的な夏に向かっています。
今日は晴天で、湿度も低く、目の前には青空が四方に広がり、世界がまるで永遠につながるような印象さえします。平和な一日。
ここには、貧富も争いも、憎しみや、いじめも存在しません。
こういう日が、ずっと、続かないものなのでしょうか？神様が下さった、こういう好日を、人間は維持できないのでしょうか？
そんなことを思ってしまう初夏の日です。

南北会談

南北会談が行われましたが、成果には懐疑的です。ひねくれているのかもしれませんが、北は心底信じられず、南にはその施政能力に疑問を持っています。
南北が友好的になることは良いことですが、日本を排除する方向に進み、真のアジアの平和から離れて行くことを危惧するのは自分だけでしょうか。
彼等が、自分達の利益だけでなく、広い視野でアジアの平和を話し合い、実現することを期待します。

山口達也の事件

彼には好感を持っていただけに、とても残念な事件です。
なかでも、残念なのは、本人も話していましたが、2月に事件を起こしてから、今回発覚するまで、TVに出続けていたこと。何食わぬ顔で出ていた、と非難されても仕方がない行為です。2月の時点で、自ら謹慎していたらな、と思わざるをえません。非情に残念。
それにしても、お酒は怖い。自分も酒好きなので、思うところがあります。よく、酒は飲んでも飲まれるな、と言いますが、この格言を、改めて肝に銘じています。お酒は異性交際と同じ。節度を持って接し、決して溺れてはいけません。