山羊のひとり言

気が向いたら、コメント(匿名)でひとり言にひと言を

レジでの光景

2007-03-25 23:23:01 | まち歩き

スーパーのレジで前に並んでいる人のカゴを何気なく見ていたら、サントリーのオールドに、一人前のネギトロにイクラ、肉じゃがの惣菜、ともう一品でした。ちょうど一回り上くらいのオジサンです。

どう見ても、一人暮らしのようです。決して寂しげには見えませんでしたが、そのカゴを通して、生活の影みたいなもを垣間見てしまったようで、ちょっと複雑な気持ちになりました。いつかは、誰もが、通る道なのに、通りたくない道だ、な、と思ってしまうのです。


庚申塔の群

2007-03-23 21:01:42 | まち歩き

岩槻の稲荷神社には、たくさんの庚申塔が並んでいます。また、供養塔も2つあり、猿田彦を祀ったものもあります。とても、不思議な光景です。誰かが集めたようにも思えず、自然と集まったようです。庚申塔に興味がある方は、一度は訪れるのも良いでしょう。

また、この中に「岩槻型」と呼ばれる、他地域とは異なる庚申塔があるそうです。


五弁の椿

2007-03-21 21:20:53 | 本と雑誌

山本一力を読んだら、何故か、山本周五郎が読みたくなって、五弁の椿を、何年ぶりかに読んでいます。
感性が若干違うものの、やはり、山本周五郎は面白い作家です。読み終わったら、また、感想を書きたいと思います。


義経千本桜

2007-03-20 09:02:01 | アート・文化

先日、三月大歌舞伎の「義経千本桜」を見てきました。午前の部から通すと、全編を見ることが出来ます。さすがに、9時間近く見ることは、体力的にも財力的にも厳しいので、夜の部だけを見てきました。
やはり、歌舞伎は面白い。義経千本桜は、平知盛、佐藤忠信が中心の話で、実は義経は脇役です。特に、佐藤忠信(実は狐が化けている忠信と本物の忠信がいる)が中心となる、川連法眼(かわつらほうがん)の段は、狐の早変わりや宙乗りがあったりして面白く出来ています。
前回、海老蔵を見て、今回は菊五郎です。海老蔵の、宙乗りや早変わりの機動性・ケレンは菊五郎にはありませんでしたが、狐らしい所作には、流石の素晴らしさがありました。
時間とお金があれば(これが重要)、また、見に行きたいものです。


兆候

2007-03-19 13:48:52 | まち歩き

先日、「最近はANAよりJALの方がサービスが良くなったし、従業員の一生懸命さが伝わる」とのANAの乗客の声を偶然、耳にしました。
その翌々日、例の、胴体着陸の事故。事故は、飛行機の設計に問題があるようですが、これが、同じ飛行機を保有するJALではなくANAに起きている、ことに何か兆候を感じます。
好事魔多し、と言います。今は、飛ぶ鳥を落とす(飛行機だから落ちてはいけませんが)勢いのANA。でも、何かが狂い始めているのを、乗客は敏感に感じているし、整備にも反映しているのではないでしょうか?
好調なときほど、それを持続する努力が、悪いとき以上に必要なのかもしれません。気をつけなくては・・・。