備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

うどん県へ

2012-09-09 18:03:40 | 展覧会・ご案内


昨日は、高松へ日帰り出張。香川県改めうどん県ですね。
高松天満屋さんでの『大備前焼展in高松』と銘打った展覧会の会場当番として出向きました。

展覧会自体は「人間国宝から若手作家まで130名と窯元14社の800点集めました。備前焼まつりも近いですので、ひとつよろしくお願いします。」という備前焼陶友会様の事前アピールのニュアンスもあり、まぁ、小生も『おまつりゲリラ』的立場ながらも挨拶しておくかと……(誰に?)。
丁度、知り合いの展覧会やら美術画廊の見学も兼ねて……。

兼ねて……といいますと、岡山と香川を結ぶフェリー『宇高国道フェリー』も10月半ばで終了が決まっておりまして、その初乗船も目的。最初で最後の乗り納めのタイミングです。
更には「香川といえば、当然うどんもね」という業務内容であります。

おぉ、忙しい。(*^o^*)/


さて、近所の備前焼作家U氏と連れ立って早朝出発。窯焚き直前の多忙中のところ拉致。ゴメンナサイ。
フェリー乗り場(宇野港)まで自宅から1時間半。
待合室には『萌えキャラ3姉妹』が待ってました。かれん、いおん、まりんさんだそうです。

twitterもしていらっしゃいます。

乗った船は『次女いおんさん』担当であり、降りるときには「よい、うどんを!」と言って下さいました。(艦内放送テープがね)
まぁ、当初からそのつもり。でも期待が脹らみますな。
いおんさんは見かけの割に落ち着いた声でしたねぇ。(個人の感想です)

琴電のホームからは、テレビ番組定番の高松城のお堀の鯛を見ました。お堀が海水なんですな。
公園の鯉のように水面に口をパクパクさせて擦り寄ってくる鯛には、もう天然鯛のプライドは微塵も感じられませんなぁ。
「釣るぞ、コラ!」ってなもんです。

瓦町駅の駅ビルの高松天満屋7階催事場へ向かいます。


広いです。
「どうぞ、人間国宝の方々のモノもお手にとってご覧下さい」ですが、緊張しますね。プライスカードに。
とかいいつつ、我々はしっかりと見て触って。(^。^ゞ


お昼は、個展中のO氏がご友人のうどん屋さんへ案内して下さいました。
着いたのは『玉藻うどん』さん。有名店です。内心「おぉ!」とテンションアップ。

丁度、時間的に麺が無くなった直後で、目の前で麺を伸ばすところから始まりました。更に「おぉ!」
まさに打ちたて、湯掻きたてのタイミング。これは『釜玉』あたりがベストではないでしょうか。


ちょっと予想以上に時間が掛かり、個展中のO氏はお客さんを待たせての昼食。ゴメンナサイと有難う。m(_ _)m
ピッピよりもややモッチリよりな感じ。旨し。


昼からは、K先生のギャラリートーク。館内放送もしっかりあって満場のお客様です。


ポロポロとオモシロ話も。流石です。あっという間の30分。

終わってから備前焼小町を挟んでの図で少々照れ気味の先生でした。



さて、陽が暮れなんとする頃、再びフェリーへ。
港から拙宅までは車ですので、気分ばかりのノンアルコールビールで。客室のテレビでは沈没船特集をやってました。

瀬戸内海の沈没船もかぁ……。船に乗っている時に、なかなかのタイミングですなぁ。

無事沈没することなく、1時間で到着。

降りるときには、長女かれんさんが「よい、うどんを!」と言って下さいましたが、今度は岡山側ですのでうどんは止めておきました。

ただ宇高【国道】フェリーのはずですが堂々と「宇高【うどん】フェリー」と言っていたのには笑えました。



帰宅して、コロッケで晩酌。
「今回はゴメンナサイとおぉ!が多かったな」と若干反省しつつ……気付いたら椅子で寝落ち。


さて、秋めいて参りました。仕事しよう!
そして10月には備前焼まつりでは、「よい 備前焼を!」


 ※萌えキャラはいません。ゴメンナサイ。






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