備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

久し振りのプラネタリウムへ

2018-08-19 12:22:47 | Weblog


酷暑で朦朧としているうちに夏が過ぎるのか……。

ひょいっと思い立ってプラネタリウムへ。
最近、夜空に「金星、土星、木星、火星がよく見えるなぁ」と思っていたので、俄かな知識欲である。
あと、プラネタリウムは涼しくて良い。


さて、近場というよりは馴染みある場所へ出向いた。明石天文台である。

子供の頃には、機会があればちょこちょこ行っていたけれど、何十年ぶり?
そういうえば、震災の後は暫く閉館してたっけ? 電車から大時計の針が止まっているのが見えてたなぁ。


天文台の前は上り坂になっていて、チビッ子達が我先にと駆け上がっていく。好奇心の具現化か。微笑ましい。
麦藁帽子の一群に追い越され、キャッキャとはしゃぐ声が遠ざかっていく。
その後には、セミの声がひと際大きく聞こえる気がする。暑い。

すっかり浦島太郎な気分で到着。

まずは展望台へ。景色を見るというよりもクールダウンが目的。

360度グル~っと見渡せる。
展望台にあるPCの周辺案内は神社仏閣が多過ぎて……マニアックだわ。


展示フロアへ。昔あった展示物が今は無い。
月に行った時の体重が印刷される体重計、銀色の玉が穴あき鉢の中をグルグル回りながら落ちていく(多分『ケプラーの法則』の)模型とか……。

その代わりに、時計の模型は面白かった。振り子、錘、水などの異なる動力で動く歯車が見える仕組み。
萌えるわ~~。売ってるなら買いたい。


着陸船の各種模型も。

金色の断熱材、足回りのトラス。うむ。萌える。売ってるなら買いたい。( ← 2回目)

隕石コーナーでは「オデッサで回収した」というキャプションを発見。
うむ。オデッサかっ! わかるぞっ。



そして念願のプラネタリウムへ。

ちゅど~~~ん。(こんな擬音で良いのか……?)


うむ、変わらんな。
萌えるわ~~。売ってるなら買いたい。けど、買えないな……。( ← 3回目にして諦める)


上映はキッズ向けでした。まぁ、周囲のチビッ子たちの興奮が面白かったので良しとする。
シートがリクライニング出来て良い。若干、寝落ちした。


で、帰宅して夜空を見上げつつ、外でお茶を。

プラネタリウムの余韻にあわせて……メカ繋がりな『ミライノカセキ(振出)』から、金平糖を一振り。


星を見上げつつ「そういえば、コンペイトウって、もともとはソロモンの要塞だったよなぁ」とゴニョゴニョと。( ← 判る人には判る)
コンペイトウを口に含んで見上げる夜空。
「覚えているかい? 少年の日の事を……」という気分にて。( ← 判る人には判る・2回目)

しかしながら、ささやかな感傷も夜風によるクシャミ一発で興冷め。
「ミライノカセキの発展形を作ろう!」と現実へ。 ( ← 売ってないなら作ればいいじゃない方式)


朝夕、涼しくなりつつある。


夏は過ぎたか……。