備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

中古レンガの見立て

2006-04-29 22:29:36 | Weblog

茶道具などで、本来の用途をはずれて、使えるようにするのが『見立て』。
カフェ・オ・レ・ボウルや小鉢を 抹茶碗にしたり、土管に底をつけて 花入れにしたりといった具合。

この間、さる所からレンガをいただきました。
窯を壊して捨て場の困ったレンガ。

ガーデニングなどで使われることが多くなったレンガですが、人気は中古品のレンガです。レンガに溶けたモノがくっついていて、いろいろな表情があります。

買うとすれば、新品と中古品が同じ価格、または、中古品のほうが高いという現象。


使う人の『見立て』によって、また新しい命を吹き込まれます。


ただし、レンガ屋のお兄さんいわく、
使えるか、使えないかを見極めないと、産廃の山」とか。

見立てることってセンスが問われますね。



蒼き麦畑

2006-04-27 23:18:39 | Weblog

菜の花の時期の「菜種梅雨」から、
季節は移って「たけのこ梅雨」「卯の花くたし」。


備前の地では、春雨に煙って、麦畑が青々としています。

つい先日まで牧草地のようだった畑に、スーッと穂が伸びて 風に揺れています。


これから、しばらくすると……光を受けて金色に輝く穂波の『麦秋』となります。

そんなことよりも!!

この麦はビールになるのです!
いやぁ~ 楽しみ。楽しみ。  ( ^_^)/\(^。^ )カンパ-イ!


ブログ デビュー

2006-04-26 22:58:48 | Weblog

急に、『ブログをはじめよう!』と思いつきました。
ぼちぼちとやっていきたいと思います。
初心者にして、初ブログどうなりますやら……


幼少のころから音楽ばかりやっていましたが、
人生のひょんな出会いから陶芸をしています。

備前で修行し、弟子5年、窯元10余年。
そろそろ、落ち着いてやりたいと思っています。

都会育ちの宵っ張りでしたが、
とうとう、山の中で生活を始めました。

これからの仕事、現在の仕事、過去の仕事。
日常風景、非日常風景……
何を書くのかは自分でも未定です。

以後、お見知りおきの程を……。m(_ _)m

   bizen-nabechan