教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

ホントはすごいナディアのガーゴイル

2009-04-20 00:12:04 | オタネタ全般
ほとんどのSFアニメでは、敵は恐ろしく強大で、そして味方は絶望的に弱い。

だから力でゴリ押しする敵に対し、技をみがき知恵をしぼり、たった1つの冴えたやりかたで敵を倒す。

宇宙戦艦ヤマトしかり、トップをねらえ!しかり、エヴァンゲリオンしかり。

しかし、ふしぎの海のナディアについて考えてみよう。
じつはナディアはなぜかそうではないのだ。

ナディアたちの乗るノーチラス号は、銀河間航行も可能な無敵に等しい最強戦艦だ。
ガーゴイル率いるガーフィッシュは、ノーチラス号の技術をマネて復刻したパチモン戦艦だ。

パチモンのガーフィッシュでは1対1で絶対に勝てない。
当然だ、性能ではパチモンが本家にかなうわけがない。
トヨタとヒュンダイくらいの開きがある。

だからガーゴイルはいつもアタマをひねり、周到に準備を行い、つねにネモ船長の裏をかく冴えたやりかたで挑んでくる。

ネモ船長は愚かなことにいつもワナにはめられる。
だが船の頑丈さに守られ、単にゴリ押しで戦って、そしてなんとか勝っている。

いくさ人として、指揮官として、いったいどちらが上等か。
ガーゴイルはいつも余裕こきすぎる悪いクセがあるが、それを除けば、兵力がネモ船長とタイマンならば、絶対にガーゴイルが勝つ!
実はガーゴイルはかなりのキレモノなのではないかと、ふと思ってしまったのだ。



ほかにも似たような話はある。
例えばガンダムだ。

ザクは量産性にも優れ、戦術的にも使いやすく、高い性能を誇る大変すぐれた兵器だ。
しかし、連邦のモビルスーツはバケモノだ。
ザクはろくにモビルスーツも動かせないようなシロウトにやられてしまった。
それ以来、連邦軍の白い悪魔と呼ばれるようになる。

しかし、敵は大変優秀な指揮官を備えていた。
モビルスーツの性能の違いが戦力の圧倒的な差でないと言うことを知っていた。
敵の指揮官は研鑽を積み、アタマをひねり、周到に準備を行い、戦いに挑んでくる。
(この男の働きっぷりを見たらもう、連邦軍の指揮官なんてタダの飾りです。エラい人にはそれがわからんのだろう。)

けれど勝てない。
戦いは非情さ・・・。

そんなんでいいんだろうかね・・・。



追伸:

ガンダムの名セリフを集めた記事を見つけたので紹介しておく。
あれはイイものだ。
http://qx04.exblog.jp/865946/