教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

メガドライブの初代コントローラーが好きだー!

2009-04-07 00:04:31 | オタネタ全般
わたしはあらゆるゲーム機用コントローラーのなかで、メガドライブの初代コントローラーが一番好きだ。



まず、ファミコンや初代プレステのコントローラーでは、長時間遊んでいると十字キーを押す親指が必ずズル剥けになる。
指の腹へのダメージが大きく、とてもじゃないが長時間のハードなプレイには耐えない。

初代プレステのコントローラーは
「人間工学を駆使した設計で・・・」
というふれこみだったと記憶しているが、わたしたち古参ゲーマーから言えば
「どう人間工学を駆使したら血が出るようなコントローラーができるんだよ(笑)」
「まともにTVゲームで遊んだこともないやつが人間工学を駆使して設計だなんて笑わせるな(笑)」
などという調子だったものだ。



そしてメガドライブの十字キーは斜めに入れやすい。でないとシューティングとかやりづらくて困る。
いまとなっては当たり前の操作性で特筆すべきほどのことでもないはずだ。しかし実は、その当時はファミコンを筆頭に斜めに入れにくいものはいくらでもあったのだ。



それまで、ファミコンやPCエンジンでは右手親指で操作するボタンは2つだった。
スーファミや初代プレステは4つだった。
あくまでもこれはわたしの感想だが、親指で操作するボタンは3つ以下でないと脳みそと直結して動かせないと感じたし、3つ以上はないと操作項目が少なすぎるとも感じた。

スーファミや初代プレステの4つは多すぎた。マリオワールドでもやってみると、えっとどれ押すんだっけ・・・と僅かに考える時間が入る。ゲームには致命的だ。
そしてファミコンやPCエンジンの2つでは少なすぎた。操作できるレパートリーが1ボタン分少ないので、その分だけゲームを作るのに支障がでる。
仮にゲーセンのような据え置き型コントローラーであれば、ボタンの上に指を配置しておくことで4個までは脳みそと直結して動かせるのだが、手で握るタイプのものはそうはいかない。わたしはストⅡの6ボタンではちょっとディレイが出るから、未だにうまく扱いきれていないんだよな・・・
たしかにプレステのLRボタンなどはあったほうが良いと感じる面もありどっちもどっちなのだが、総合的な完成度でいえば3ボタンのメガドライブが最も優れていると個人的には感じている。



メガドライブの初代コントローラーは他のにくらべてやや大きい。
初めて触ったときには少々もてあまし気味だったのをおぼえている。
しかし、それがしばらく触っていると妙にしっくりくるのだ。
さらにフシギな事に、それにしっくりくるようになった後では、他のコントローラーを触っても妙にチャチっぽく感じてしまう。
握ったときの奇妙な満足感をあたえてくれるのは、後にも先にもこのコントローラーだけだろう。別売のコントローラーになるとまた話は別だけどね。



メガドライブの初代コントローラーはボタンを押した感触が良い。
基本的にゲーム用コントローラーはゴムの弾性を使ったボタンを使っているため、押した感触がヌルッとしやすい。
個人的な好みで言うとゲーセンのボタンのようなカツッとした感触が良いのだが、あえてそれに近いものを選ぶとすればメガドライブの初代コントローラーはかなり良いほうに入る。
本体同梱のコントローラーのなかでいちばんカツッとした感触が得られるものでは、ネオジオのコントローラーの右に出るものはないと思うのだが、あれは据え置き型だし別格なのでいっしょくたにはしないほうが良いだろう。



メガドライブは壊れない。
それはコントローラーも同じである。

ファミコンなぞ、蓋をあけて改造しあやまって結線をまちがったら、ほんとすぐに本体までいかれる。買い換えるしかなくなる。
メガドライブは違う。間違って結線してもうまく動かないだけで、意外な事に案外壊れない。
ふつうの人には関係ないかもしれない長所だが、回路工作もたしなむわたしにとっては大変ありがたかった。

ファミコンは何もしなくても本体はすぐ壊れたし、メガドライブの本体はぜんぜん壊れなかった。
きっとメガドライブは信頼性に対する経験ある回路エンジニアが設計したのだろう。