教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

トップをねらえ! 俺的名セリフランキング

2009-04-12 00:05:09 | オタネタ全般
超ひさびさに10年っぷりくらいにトップをねらえ!を見て感動した。
いいもんだね~。
で、感動も収まらぬうちに、わたしの好きな名セリフを並べてみようと思ったわけだ。



[ランキング第4位, 第5位]

「考古物理学のニュートン、古典物理学のアインシュタイン、現代物理学のタンホイザー」
「次元波動超弦励起縮退半経跳躍重力波超光速航法、略してワープ」

オマケでついているトップをねらえ!科学講座から2本引用。
甲乙つけがたいので2本同時ってことで。

トップをねらえ!はソ連崩壊前のバリバリに冷戦やってたころの、宇宙開発が熱かったころの、科学やSFがカッコ良かったころの物語ですわ。
わたしはこういう何だかよくわからんけど何だかカッコいいSFのセリフが大好き。

というか、縮退炉はウェスチングハウス製(すなわち東芝製)だったとは(笑)。



[ランキング第3位]

「減速!」
「・・・ア、アマノ」
「はい」
「何秒遅れた?」
「12秒です」
「・・・そうか」

アニメの世界で浦島効果を本格的にあつかったのはトップをねらえ!が最初だろうね。
後にも先にも、日本のアニメが海外製ハードSFとタメはれる唯一の作品なんじゃあるまいか。

時間の概念のパラドックスが発生した作品は、近代的な意味ではSFの始祖H・G・ウェルズの ”宇宙戦争”が最初だと言われている。
しかし、近代的な意味でという限定が無ければ日本の浦島太郎が最初だと言われている。
このために、日本では浦島効果と言われている。
けどwebで検索したら、”urashima effect” でも英語サイトがけっこう引っかかるんだよね。
国際的に認知された用語なんかな。

検索するときは英語メインの検索サイト(例えばwww.yahoo.com)へ行き、urashimaとeffectが別々にヒットしないようダブルコーテーション「”」でかこってから検索しよう。



[ランキング第2位]

「12分の差で我々の勝ちだ!」

バスタードにもパクられた、トップをねらえ!で最も盛り上がる戦闘シーンのセリフ。

たいがいのアニメだと、あと1秒とかの残り時間で成功しているわけだが、トップをねらえ!はそういったところがホントにありそうなギリギリの時間で作られていて、かなりグッとくる。

たとえば、何かのアニメで爆弾のエネルギーを30分かけて溜めなければならないとして、最後の残りの1秒が間に合うか間に合わないかを争っているシーンがよく出てきて盛り上がるわけだが、その1秒は本当に重要なのか?というのは常々思うところだ。
30分のうち1秒だったら、単に威力が1800分の1ほど減るだけで正常動作するんじゃね? だったらギリギリ粘るんじゃなくて1秒早めに点火してもいいんじゃね? と思うわけだ。
それに、実際の製品レベルの話をすると、何万個つくってもその全てに動作保証しなければならんから動作マージンは必ず持っているわけなので、例えば1秒早めに点火しても1000個中999個くらいは正常に点火するはずだ。

トップをねらえ!にはそういう理不尽な1秒みたいなのはない。



[ランキング第1位]

「オカエリナサλ」

1万2000年後の地球ではオカエリナサイの最後のイが左右逆転して書かれているシーン。
きっと、1万2000年たってカタカナのフォントが変化したとか、1万2000年後にはカタカナを使っていなくて古代の文献とにらめっこしながら書いたから間違ったとか、そういうSF的な設定を盛り込んだのだろうと思われる。

だれか知らんがそれをオカエリナサλと書くとは、なかなか粋なことを思いつくヤツもいたもんだ。

そして2にもこれが出てきてまた感動した。



[番外編]

「トップには 萌えはいらない 燃えだけで」

これは作中のものではない。
トップをねらえ2!のキャラデザを見たとある男が詠んだ時世の句である。たしかに
  萌え度: 2≫1
  燃え度: 1≫2
であるのは間違いないからなあ・・・。わたしは2も好きだけど。



ついでに・・・

トップをねらえ!その他のうんちくを語るすげーサイトを見つけたので記しておく。
わたしもうんちく好きだが、このサイトの人には全然かなう気がしねえ(笑)。

もりおん王国
http://www.asahi-net.or.jp/~ug8y-mztn/