外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

替え玉

2015-12-13 08:59:43 | 大学野球
関東地方でラーメンといえば、永らく早稲田の名店「メルシー」に代表される醤油味が主流でした。


最近は、博多ラーメンに代表される豚骨スープのラーメンも、関東で すっかりお馴染みとなりました。

博多ラーメンが関東に進出してきた当初、新鮮な驚きだったのは替え玉です。
麺を食べ終わったら、麺をお代わりできる。
何を食べるにしても大盛を注文するという若者にとっては実に魅力的。
また、私のように麺硬めを好む者にとっても、常に硬めの麺を食べられる替え玉の仕組みは有り難いです。

もっとも、初めて「替え玉 お願いします。」と店員さんに声をかけた時には、とてもドキドキした記憶があります。
やはり このシステムに慣れていなかったのですね。

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スポーツの世界で「替え玉」となると、これは事件になってしまいます。

1920年(大正9年)の夏の甲子園では、大学野球の投手が高校野球で登板するという事件が起きました。
【高校野球100年 発掘・事件史】甲子園で大学生が“助っ人”登板 これ以降「18歳以下」に - ZAKZAK

この野球のケースは助っ人で、厳密には替え玉ではなかったのですが、箱根駅伝では登録された選手ではない者、それも学生に代わって人力車夫が駅伝を走るという、まさしく替え玉事件が起きました。
1925年(大正14年)のことです。
箱根駅伝歴史シリーズ「箱根・・・遙か」第6話|日本大学校友会 神奈川県支部


いずれも ずいぶん昔の出来事ですし、情報化社会の現代に替え玉を使うことは難しいものと思われます。
それでも、こういうことがあり得るから、メンバー表や背番号の入念な確認が今も必要なのですね。

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