2010年3~5月にかけて、スイス時計メーカー「ロンジン」が日本に現存する最も古いロンジンを探す「ロンジン古時計コンテスト」がありました。
このコンテストは「ロシア」「中国」でも行われたそうです。そして、それぞれの国で「最古のロンジン賞」「ヘリテージ・ロンジン賞」「貴重なロンジン賞」「特別賞」「スペシャル・ヘリテージ」などの審査が行われたそうです。
日本では、486点の応募があったそうです。
「日本最古のロンジン賞」は大阪在住のコレクター所蔵が選ばれました。
このロンジンは1867年製造のシリアルナンバー300で、非常に貴重なものだそううです。
日本で最初に「ロンジン」を所持したのは「西郷隆盛」です。
江戸城無血開城の翌年(1869年)第12代薩摩藩主島津忠義が贈ったとされています。
当時、ロンジンは日本に直接貿易をしていませんでしたが、薩摩は琉球を通じて貿易をしており、また横浜には時計輸入商社が出来ていたのでそのルートから入手したと考えられています。
西郷隆盛のロンジンは、ゴールドのポケットウォッチで、ホワイトダイアルのオープンフェイスで、6時位置にスモールセコンドがあり、インデックスはローマ数字です。
実は、この西郷隆盛のロンジンが、今現在「大阪」の有名な時計師の所に「メンテナンス」のため持ちこまれています。
写真が、その西郷隆盛のロンジンの実物です。時計師の先生が証拠として、研究書と比較して見せてくれたところを写しました。
現在の所有者は、鹿児島を代表する焼酎メーカーの社長です。
シリアルNO.やムーブメントなど・・・。言わぬが花よ!と云う事もありますので・・・。
所で、日本が太陽暦を導入したのは明治6(1873)年からです。それまでは「不定時法」で1日の夜明けから日暮までを6等分していました。その為、季節により時間の単位が違っていました。
西郷隆盛は、生活時間を知るためにはロンジンは役に立たなかったはずです。それでは彼はこのポケットウォッチを何に利用したのでしょうか?
確実な所は、大砲の飛距離の計算に使用していました。つねに正確に同じ秒を刻む時計が軍を率いる為の必需品でした。
このコンテストは「ロシア」「中国」でも行われたそうです。そして、それぞれの国で「最古のロンジン賞」「ヘリテージ・ロンジン賞」「貴重なロンジン賞」「特別賞」「スペシャル・ヘリテージ」などの審査が行われたそうです。
日本では、486点の応募があったそうです。
「日本最古のロンジン賞」は大阪在住のコレクター所蔵が選ばれました。
このロンジンは1867年製造のシリアルナンバー300で、非常に貴重なものだそううです。
日本で最初に「ロンジン」を所持したのは「西郷隆盛」です。
江戸城無血開城の翌年(1869年)第12代薩摩藩主島津忠義が贈ったとされています。
当時、ロンジンは日本に直接貿易をしていませんでしたが、薩摩は琉球を通じて貿易をしており、また横浜には時計輸入商社が出来ていたのでそのルートから入手したと考えられています。
西郷隆盛のロンジンは、ゴールドのポケットウォッチで、ホワイトダイアルのオープンフェイスで、6時位置にスモールセコンドがあり、インデックスはローマ数字です。
実は、この西郷隆盛のロンジンが、今現在「大阪」の有名な時計師の所に「メンテナンス」のため持ちこまれています。
写真が、その西郷隆盛のロンジンの実物です。時計師の先生が証拠として、研究書と比較して見せてくれたところを写しました。
現在の所有者は、鹿児島を代表する焼酎メーカーの社長です。
シリアルNO.やムーブメントなど・・・。言わぬが花よ!と云う事もありますので・・・。
所で、日本が太陽暦を導入したのは明治6(1873)年からです。それまでは「不定時法」で1日の夜明けから日暮までを6等分していました。その為、季節により時間の単位が違っていました。
西郷隆盛は、生活時間を知るためにはロンジンは役に立たなかったはずです。それでは彼はこのポケットウォッチを何に利用したのでしょうか?
確実な所は、大砲の飛距離の計算に使用していました。つねに正確に同じ秒を刻む時計が軍を率いる為の必需品でした。
今回、【ロンジン】【西郷隆盛】で検索していて、こちらのエントリにたどりつきました。
西郷隆盛のロンジンを所有されているのが個人の方だったとは!
てっきり博物館や郷土資料館などが所有しているものと思っていました。
最高のコレクターからの書き込み、恐縮しております。
ヒョットして、茶王さんのロンジンの方が西郷さんのロンジンより古いのかも知れません。
「参加すれば西郷さんの時計を拝見できる機会があるかも・・・。」
と考えながら応募しておりました。
入賞に関しては半分以上は運だったと思います。
いずこかで持ち主の方とお会いする機会があれば、色々とお話を伺ってみたい所です。
付け焼刃の聞きかじりばかりですが、アクセクお待ちしております。
また、いろいろお教え頂ければ幸いです。
茶王さんの事は「ロンジン」の本で承知していますので、大阪で機会があれば「西郷さんのロンジン」の所有者もお教えできるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
m(_ _)m
参考にさせていただきます。
色々とネットで調べていると、いくつかの博物館にあるとの情報でしたが、
各博物館に電話で確認したところ、すべて寄託品(返却済み)とのことでした。
こちらのブログで、個人の所有だと知り、
色々と納得しました。
ありがとうございます。
書き込みありがとうございます。
確かなことは分かりませんが、古時計愛好家の同人誌の様なものに、近々修理を依頼された時計技師が記事を書くそうです。
何か新しい知見が分かればいいですね。
気になる情報ありがとうございます。
古時計について詳しいわけではありませんが、
その雑誌は、とても読んでみたい内容です。
また、「日本主義」という小さな雑誌にて、
西郷隆盛とスイスに関する特集が組まれることになり、
私もその中で一部を担当する予定です。
その中で、
・西郷の金の懐中時計が鹿児島の個人所有であること
・それが大阪の時計技師により最近修理されたこと
について記載をさせていただいても構わないでしょうか?
それでは、失礼します。
僕自身が古時計愛好会、或は時計師などの関係者ではありませんが、知人にその業界の人がいて、その人からの又聞きですので、確証はありませんが、西郷のロンジンは鹿児島在住の方の個人所蔵であること、また現在メンテナンスのため大阪の時計師のところにあることは間違いありません。
ですから、この範囲内での記事は問題無いと思います。