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日々の愚問:ノンアルビールに酔う その1

2018-03-24 06:29:39 | 日記
3つの製造法

 「外国産のノンアルコールビールは日本の物より余程旨い。」、そんな
衝撃的な話を耳にしました。
何を大げさな、と笑われそうですが呑兵衛オヤジにとっては結構深刻な話です。
大人の事情で酒を飲めない場面がありますが、そんな時口にするノンアル
ビールははっきり言ってビールとは似ても似つかない味。
外国産のノンアルを飲んだことが無いだけに、凄く気になる話です。

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、どーでも良い愚問を
取り上げています。
今週は「ノンアルビールの謎に迫る」です。

 味が違うのは製法が違うから。
ノンアルビール作りには大まかに3つの方法があるそうです。
ひとつめは海外で主流の<ビールを作ってそこからアルコールを抜く方法>
基がビールだから旨い訳ですが、国内では法律の関係でこの製法は認められ
ないのだとか。
 そこでふたつめとして、<麦汁や麦芽エキスに味付けをしてビールに近付け
る方法>更に三つめが<ビールと同じ製法で作りながら、酵母の種類を変える
などの工夫でアルコールを生成させない方法>が使われています。
(ノンアルコールビールRanking! より)
 一般的な意見では、旨いのはひとつめ、三つめ、ふたつめの順だそうです。

残された愚問

 日本でひとつめの製法が使われない理由は、法律の問題だけでは無い様です。
その昔ビールからアルコールを抜く方法で作った製品が出されたけれど、全く
売れなかったそうです。
その失敗体験が凄すぎて、何処の企業も未だに手を出さないとする説もある
様です。
 ところで気になるのはアルコールを抜く方法です。
熱く熱すればアルコールは飛びますが、そんな単純なやり方ではおかしな味
になりそうです。
どうやるのか知りたいですね。
 <低温でアルコールだけを除去する蒸留法。
浸透圧の原理を使って水とアルコールを抜き去る逆浸透圧法。
ふたつの方法でアルコールを抜いている。>のだそうです。
(脱アルコール酒の作り方 より)

 テレビを点ければノンアル飲料の宣伝が盛んに流れています。
飲食店のメニューにも普通に載っているので相当売れている気がします。
若年層のビール離れなどでビールの売り上げは右肩下がりですが、調べると
それでも約4億2000万ケースが消費されています。
 一方でノンアルビールは対前年比を毎年伸ばしていますが、実数では
2000万ケースに過ぎずビールの5%程度しかありません。
(YOMIURI ONLINE より)
 想像以上に少ない数字に、何だか眩暈が・・・酔ったかな。

 ノンアルビールの謎を解いてきましたが、まだ大きな愚問が残っています。
「ノンアルビールを飲んだのに酔った気がした」
そんな経験無いですか?
 謎の解明は来週の土曜日に。
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