あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

アルコールの汗を滲ませウォーキング 前編

2017-09-18 06:22:57 | 日記
楽しみは休肝日

 どんな事でも、何か予定があれば張り合いになって楽しい物です。
例えば旅行や映画に出かけたり、孫が遊びに来たり家族で会食したりするのは楽しみ
ですね。
月一のゴルフも頭の中でエアーゴルフを繰り返しながら、その日を待ちわびます。
 しかしそんな大きな予定は、それ程度々はありません。
必然的に些細な事でも予定に組み込んで、楽しむ様になってきます。
例えば週に1度スーパー銭湯に出かけたり、時々ウォーキングのコースを変えてみたり。
そんな小さな楽しみに最近新顔が加わりました。
それは休肝日です。

 毎週月曜日は専門知識の欠片も持たない私が、ウォーキングを通じて健康長寿を
手に入れようと奮闘するお話です。
今週は「ウォーキングとアルコール 前編」です。

 と言っても、休肝日が楽しみなのではありません。
大酒のみの私にとって休肝日何て本当は拷問の様な物、朝から気が重くなります。
楽しいのはその日を凌いだ次の日です。
 若い頃から毎日晩酌を続けてきたので、高熱を出して寝込んだ晩と怪我で入院した
時しか酒を我慢した記憶がありません。
 それが歳のせいか、気弱にも休肝日を週に2回設ける様になりました。
すると感謝もせずに当たり前に飲んでいた時間が、たった1晩我慢しただけで特別な
物になりました。
何を大げさな、と言われそうですがそうなのです。
自分に試練を課し達成したからご褒美を、そんな感じで休肝日までもが楽しみの
ひとつになりました。

量も減るし出費も減るし

 世の中ではどれ位の人が休肝日を設けているのでしょうか。
厚労省が42,000人の男性を対象に調査した結果があります。
それによると飲酒の習慣があるのは32,000人、その内週に3日以上酒を休む
人は4割で、残りの6割は週に5日から7日の飲酒をしていました。
 この中には週に1~2日休肝日を設ける方が含まれるので、恐らく全体では7~8
割の方が週に1回以上は肝臓を休ませていると思われます。
 こんなのん兵衛の頑張りに対して、専門家は冷たい言葉を口にします。
「肝臓を休ませれば体に良いと言う科学的な根拠は何も無い。」
それでも休肝日が推奨される理由は、飲酒の絶対量が減るから。
毎日1合瓶で2本飲むとして、週に1回休肝日を作れば飲む量が2合減ります。
その積み重ねが年間では大きな量になり、肝臓に掛かる負担を減らします。
 同時に経済的な効果も生まれます。
1合瓶が150円とすると、年間では14,400円の節約になります。

 適量の飲酒は脳梗塞などによる死亡リスクを3割から4割減らすので健康に良いと
言います。
さて問題は「適量」ですね。
どの位を適量と言うのか、更には本題のウォーキングは酒飲みにとってどんな効果を
もたらすのか、その辺りについては来週の月曜日に。
コメント
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