今朝も雲一つない青空が広がっています。
日中の最高気温は昨日より約１℃低い29℃の予報ですが、涼しいうちに散歩しようと、いつもより早めに出かけました。
コースにちょっと変化を付けて、旧軽川緑地をショートカットする近道を進みます。
途中、あるお宅の前を通りかかると、スズメたちがひっきりなしに飛んできて、入れ替わり立ち代わり庭の餌台で啄ばんでいるのです。
珍しい光景に夢中でデジカメを向けていました。
多くの愛鳥家たちは色々な野鳥を観察するのために餌台を用意するものですが、こちらではすっかりスズメたちに独占され、スズメ御用達のレストランと化していました。(笑)
でも、いつも沢山のスズメたちと交流があって、さぞ楽しい毎日のことでしょう。
朝から雲一つない青空で、札幌の最高気温が29.9℃と今年初めての夏日となりました。
手稲山の残雪もあと僅か……
妹が住む北見では31℃の真夏日で、昨日のうちから予報を聞いてソーメンとスイカ 
を用意したそうです。
こんなんかな？ 涼しそう！
こちらも、せめて雰囲気だけでも……
東京の友人から LINE で自粛生活についての近況が送られてきました。
今月いっぱいはステイホームで、 “手作りマスク” にハマっているそうです。既に40枚くらい作って友達にあげているそうですが、小池知事に負けないくらいファッショナブルですね。
買い物はスーパーへ客の少ない時間帯を狙って行くそうですが、開店間際だと品揃えが少なく、逆に遅いと売り切れだったりと、なかなか大変そうです。
三菱自動車本社ではテレワークが定着しているものの、部署によっては馴染まないところもあるようで、彼女は６月１日から出社予定とのことです。満員電車での通勤には大変なリスクが伴いますので、相当の勇気と覚悟が要ることでしょう。どうかご無事で！
明け方、凄まじい雷鳴で目が覚めました。
短時間で過ぎ去りましたが、どうか全道に雷鳴を轟かせて、その稲妻パワーでコロナをせん滅してくださいな！
義母の葬儀を終えて帰宅した妻から、その様子を聞きながら大河ドラマを見ていた時、突然妻のスマホが鳴った。妹からの電話で、市内某病院でのクラスター感染拡大ニュースの報告でした。
実は、参列者の中に当該病院で手術をして退院したばかりの人がいたので急に不安が広がったのです。電話を切った瞬間、妻は「あぁ…最悪！」と悲鳴を上げて和室に籠ってしまいました。
私への感染を危惧して取った行動だったので、「ばあちゃんが天国から見守ってくれるから大丈夫！」と慰めながら、そんなに心配だったら俺が籠ると宣言して、２週間の家庭内別居を決めたのでした。
家庭内の約束事として、これまでの「手洗い、嗽の励行」のほか、新たに「日中は別々の部屋で過ごして寝室も分ける」「台所と食卓は交代して使う」「家庭内でのマスク着用」「換気扇の終日運転」「コミニュケーションは互いにスマホでとる」ことなどを決めました。
近親者のみの家族葬とはいえ、ある程度の「三蜜」は覚悟して、可能な限りの防護策を講じて参列した妻だけに、ショックは隠しきれない様子でした。
大切な人を亡くし喪失感により「鬱や認知症」を誘発するケースは少なくないので、今後は丁寧な観察と十分なケアが必要であり、ここは自分の出番で一世一代の大仕事である！
妻は体温計を２つ取り出して１つを私に与え、「当面は互いに体温を報告し合うこと！」と約束して別々の部屋にて就寝 
義母が天寿を全うされました。享年108歳。
本来なら、この大往生を皆で祝福して盛大に送ってあげたいところですが、このようなご時世ゆえ……
コロナが憎いです。
在りし日のお姿を忍び、ご冥福をお祈り致します。
散歩途中の公園のライラックが開花して、辺り一帯に甘い香りを漂わせています。
20日開幕予定の「さっぽろライラック祭」は中止になってしまいましたが、毎年賑わう大通公園は今どうなっているのでしょう……
高橋美鈴といえば北海道が輩出したNHKの看板アナです。
かつて『NHKニュースおはよう日本』をはじめ「日曜美術館」「日本の伝統芸能」などの司会や、「NHKスペシャル」「新日本風土記」「美の壺」などのナレーションで全国の “美鈴ファン” を虜にした伝説的女子アナです。
一時は札幌放送局に戻って夕方のニュースなどを担当していた時期もありましたが、再び東京アナウンス室に戻って得意な芸術番組の司会やドキュメンタリー番組のナレーションなどで安定感抜群の存在感を誇っていました。
その後、しばらく顔を見せていないと思ったら、今度は甲府放送局へ転勤していました。
つい、ない物ねだりで無性に声が聴きたくなり Youtube を探していたら、ラジオの朗読番組がアップされていたました。
ラジオ文芸館のアンコール放送で、作品は角田光代の『誕生日休暇』でした。
実は内容はともかく、声さえ聴ければよかったのです。清楚で気品と知性に溢れ、数多いる東大出の女子アナの中でも彼女の右に出る者はいないでしょう。
この作品は「だれかのいとしいひと」 (文春文庫)の短編集の中の一つです。
ハワイ諸島の小さなバーでヒロインは男性と知り合い、運命に踊らされた男の「独身最後の夜の馬鹿話」を側で聴く運命になります。
気品と知性に溢れ、あの独特の語り口から発せられる一語一語が心地よく、コロナ禍による自粛疲れを癒すには十分すぎる一時でした。
散歩していると色々な発見があるものです。
１本の木に白と紅が一緒に咲いている桜のような花を見付けました。
幹をよく確かめましたが確かに１本の木であり、白が主体ですが枝先の方へ行くと所々で紅が混じっているのです。
“接ぎ枝”か？と思ってよく見ましたが、そのような形跡は見当たりませんでした。
１本の木に赤と白の花が咲くことを「源平咲き」と言うそうです。平安時代の源平合戦のとき、源氏が白い旗を、平氏が赤い旗を用いていたことから、そうばれているとのことで、梅をはじめ桃や椿、ツツジなどにも見られるそうです。
どうやら、桜ではなかったようです。
自粛疲れから、近くの公園へ森林浴に出掛けました。
こちらはスズランの群生地なのですが、時期的にまだ早く、唯一 “シラネアオイ” が一輪ひっそりと咲いていました。
園内は “ミズナラ” などの大木が生い茂り、ケモノミチのような遊歩道があるだけで、木立ちを吹き抜ける風や野鳥の囀りに癒されました。
久しぶりに堤防へ行ってみました。
遅咲きの “カンザン” が盛りでしたが、ジョギングや犬の散歩で来ている人ばかりでした。
一本道を互いに左右に分かれて行き交いますが、道幅が狭いので十分な間隔が取れません。
“三密”ではないとしても、やっぱり堤防はハイリスクでしょうか……？
手稲山の山頂に変な雲がかかりました。
飛行船みたいな普段あまり見かけない形です。
この日は他にも幾つかの面白い雲が見られました。
何かの予兆でなければ良いのですが……
昨夜は満月でした。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていたと言われており、５月は多くの花が咲くことにちなんでフラワームーンと名付けたそうです。
昨夜の札幌の月の出は18時25分、東の空から円く大きな月が昇り始め、19時45分に満月を迎えました。
先月の今年最大のスーパーピンクムーンが雲で観られなかったので、久しぶりに美しい満月に会えて、自粛ストレスが少しは和らいだ気がします。
連休最終日、幹線道路の車の往来は結構ありますが、通行人は殆ど見当たりません。
公園にも殆ど人影はありません。
決して自粛警察なんかではありませんが、連休明けに反動が来ないことを祈るばかりです……
