〝ロコ同士〟の頂上決戦か?との期待も膨らみましたが、準決勝で「藤沢五月・山口剛史」組と「吉田夕梨花・松村雄太」組が共に敗れて幻に終わってしまいました。
三位決定戦で、前回大会覇者の吉田夕梨花ペアが、18,19年優勝の藤沢五月ペアを9-6で破り、かろうじて前年チャンピオンとしての面目を保つ形となりました。
注目の準決勝「松村千秋・谷田康真」組と「吉田夕梨花・松村雄太」組の兄妹対決は、終盤に怒濤の3連続スチールに成功した妹の千秋組が7-6の逆転勝利で決勝に進出。
そして決勝戦では「松村千秋・谷田康真」組が「小穴桃里・青木豪」組を8-7で破り、3年ぶり2度目の日本一と世界選手権への切符を手にしました。
第1エンドで大量4点を先制され苦しい展開となりましたが、第2エンドから反撃開始し第3エンド連続で1点ずつを奪うと、3-5で迎えた第6エンドで大量4点を奪取して試合をひっくり返した。その後はエキストラエンドに持ち込まれたが、我慢強く勝ち切りました。
苦しい試合をものにした後、二人は熱い抱擁を交わし、谷田は「なかなか言葉には表せない」とかみしめ、松村は「メンタル的にも谷田選手は削られたんじゃないかと思いますが、勝ててよかった」と気遣うなど、二人の関係性が如実に表れたシーンでした。
この大会にかける思いは、どのペアよりも強かった二人。多くのペアが4人制を中心にプレーする中、二人は混合ダブルスに軸足を置き、谷田は昨年6月にコンサドーレを退団。松村も4人制の中部電力ではフィフスに回り、この競技に力を注いできた。
海外ツアーにも積極的に参戦し、今年1月の米ツアーでは優勝。誰よりも経験値を積み重ね、やっとの思いでつかんだ頂点。
この勢いで、4月22日からスエーデンで開催される世界選手権でも頂点を目指して頑張って欲しいものです。
稚内市で開催中の「カーリング混合ダブルス選手権」は予選が終わりベスト4が出揃いました。
準決勝の組合せで「松村雄太・吉田夕梨花」 VS 「谷田康真・松村千秋」という昨年の決勝戦と同じ顔合せが実現し、兄妹ガチンコ勝負がまた観られます。
昨年の大会では兄の雄太に軍配が上りましたが、一昨年の北京五輪代表候補決定戦では妹の千秋が勝っており今回が真の決着の時です。
因みに兄雄太のパ一トナ一はロコ・ソラーレの吉田夕梨花で義兄妹だけあって息はピッタリです。
一方、妹千秋のパートナーは谷田康真選手で、こちらもペアを組んでから戦績も豊富であり息がピッタリです。
さらに、兄雄太と谷田選手はコンサドーレの元チームメイト同士で、火花を散らす戦いになること間違いなしで目が離せません。
もう一つの準決勝には「藤山五月・山口剛史」が勝ち上がってきており、勝敗の行方次第では「吉田夕梨花 vs 藤沢五月」のロコ同士による頂上決戦が観られるかもしれません。
ファンにとって、これはもう事件と言うしかありません。
準決勝は9:30〜、決勝戦は13:00〜で、CSテレ朝とYouTubeでLive配信があります。
奇しくも今日2月26日は「二・二六事件」の日でもあり、偶然、夜中の2:26に目が覚めました。何だか怖い気がしてきました。
パヴァロッティが「オ・ソレ・ミオ」をアドリブでロングトーンを利かして歌い、それを聴いて苦笑いしていたドミンゴとカレーラスがひそひそ話をした後、見事に「反撃」するシーンが何とも愉快である。
今年も「確定申告」の時期がやって来ました。
自宅に居ながらにしてPCで申告できる「e-Tax」(国税電子申告・納税システム)は、昨今のコロナ禍では本当に重宝です。
また、医療控除申告に際しても、マイナポータルと連携することにより年間の医療費負担額を瞬時に把握すことが出来、これまでのように一年分の領収書をいちいち集計する手間が省けてとても便利です。
相次ぐ食料品の値上げや電気料金の大幅値上に対して少しでも家計を守るため、マイナポイントの取得や確定申告による節税に励む後期高齢者です。
「ロシア」は嫌いだけど、「ヴィクトリア・ムロ一ヴァ」は大のファンです。
先日のNHKクラシック倶楽部で、彼女のヴァイオリン・リサイタルが放映されました。
1980年にシベリウスコンクールで優勝し、 1982年にはチャイコフスキーコンクールでも優勝と、華々しく世界にデビュー。
そして翌 1983年電撃的に米国へ亡命して世界中に衝撃を与え、清楚なお嬢さん風と命懸けの行動とのギャップがあまりにも大きかったことから、クラシックファンのみならず多く人々の関心を呼んだのは記憶に新しいところです。
当時はソヴィエト連邦共和国時代で、その圧政に苦しめられた音楽家たちが自由を求めて亡命するという事件は珍しいことではありませんでした。
自由を手に入れた後の彼らの芸術性は当然のことながら大きく変わって行き、彼女もまたある時期から都会的なスタイルを追求してきたと言えます。
もし亡命していなかったらこの様な演奏は出来なかったことでしょう。『自由万歳!』
マイナポイント(第2弾)が2月末までに迫っている中、妻が急に「2万円貰わなきゃ損!」と言い出し、申請の手伝いをする羽目に。
昨年、自分が申請する際に「一緒に手続きしよう!」と誘ったのですが、妻は「あまり使わないし、プライバシーも心配なので…」等と渋ったため自分だけ申請。
ところが「マイナンバーカードと健康保険証の一体化」により、事実上マイナンバーカードの取得が義務付けられたため、「どうせ作るなら今のうちに」と心変わりしたのです。
交付申請書に貼る証明写真はLINEの「ピクチャン」を初めて利用したのですが、とても便利でした。
①予め妻が気に入るまで何枚でもスマホで撮り直しができたこと。
②申請書に規定されているサイズを自由に選択できたこと。
③それなりに仕上がりも美しく、価格も200円とリーズナブルだったこと。
そして何よりも、コロナの感染リスクを避けるため、近くのコンビニを自由に選択でき、客のいない時間帯を狙ってコピーできたことが一番でした。
ある人から “ 義理チョコ ” を頂きました。
包装紙が美しかったので鶴を折ってみたくなり、チャレンジしてみたところ何と最後までちゃんと折れました。
人間の脳って何年経っても記憶しているものなのですね。
でも、そう言えば数年前に “福まち” で千羽鶴を折ったことがあったんだわ。昔のことより最近のことを忘れっぽいのは「危ない症候群」かも?
先週のNHK「BSプレミアムシアター」で、ハンブルク・バレエ「アンナ・カレ一ニナ」が放映されました。
文豪トルストイによるロシア文学最高傑作「アンナ・カレ一ニナ」が原作。
オ一ル・チャイコフスキーの美しくも切ない旋律に彩られ、ダンサーたちの圧倒的な存在感に心を奪われました。
●第1幕
「弦楽セレナーデ第1楽章」「組曲第1番“序曲とフーガ”」「交響的バラード“ヴォエヴォーダ”」「組曲第1番“間奏曲”」「なつかしい土地の思い出“スケルツォ”」「交響曲第6番“悲愴”第1楽章)」「交響曲「マンフレッド」レント・ルグーブレ」「幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」「弦楽六重奏曲“フィレンツェの想い出”」
●第2幕
「交響曲第2番第4楽章」「幻想序曲“ハムレット”」「組曲第3番“主題と変奏”」「組曲第3番“悲歌”」「交響曲第6番“悲愴”第3楽章」「なつかしい土地の思い出」「幻想曲“テンペスト”」「幻想序曲“ロメオとジュリエット”」
当たり前のことですがバレエには台詞がなく、何を演じているのか解らないところもありましたが、踊りと美しいチャイコフスーの音楽を聴いているだけでも十分楽しめます。
ただ、より理解を深めるためにビビアンリー主演の古いDVDを引っ張り出し、あらすじをお浚いしてからもう一度、観直してみました。
美しすぎるチャイコフスキーの音楽と、ダンサーたちの表現力が溶け合い、極上のひと時を過ごすことができました。
昨夜は美しい満月でした。
ちなみに、アメリカの先住民は季節を把握するために、満月に動物や植物、季節のイベントなどから様々に名前をつけていたそうで、2月は「寒さが厳しく大地が雪に覆われる季節」にちなんで「スノームーン」と付けたそうです。
2023.2.6 17:20 天体望遠鏡(接眼レンズ20mm・40倍)
また、2023年で最も遠い満月のため、いつもの満月よりは見た目がほんの少し小さく見ます。
月の軌道が楕円形で、太陽や月の重力によっても軌道が変化するため、地球からの距離はまちまちで、近い時はスーパームーンと呼ばれます。
ロコ・ソラーレが日本選手権連覇!
北京五輪銀メダルで、1次リーグ首位のロコ・ソラーレは、SC軽井沢を7-5で下し、2年連続4度目の優勝を飾りました。
この結果3月にスウェーデンで開催される世界選手権への出場を決め、2016年大会で準優勝に終わった悔しい忘れ物を7年ぶりに獲りに行きます。
進化し続けるロコ・ソラーレ
国内だけでなく、2018平昌五輪「銅メダル」、2022北京五輪で「銀メダル」、2022パンコンチネンタル選手権「優勝」、2023世界最高峰グランドスラム「優勝」と快進撃が止まりません。
躍進の背景としては、チーム創設者で代表理事 “本橋麻里” の「マリ・イズム」がチーム内に浸透し、バックボーンとして貫かれていることでしょう。
そのよき理解者がリザーブの石崎琴美と、ジェームス・ダグラス・リンド&小野寺亮二の両コーチ陣です。
石崎琴美は、本橋麻里が自分の産休後を託して何度も頭を下げ、他人の人生を変えさせてまでも口説き落とした意中の逸材です。
年下のメンバーからは“琴美ちゃん”の愛称で呼ばれ、チーム内で最も信頼を寄せるお姉さん的存在。平昌五輪の表彰インタビューで、メンバーをして「琴美ちゃんを手ぶらで帰らせる訳には行かない!」と言わしめた言葉が全てを物語っています。
その石崎本人は自分の役割について「外から見ている分、見えてくるものがある」、負けた時こそ客観的な目線での助言を心掛けている。「五輪や世界選手権では自然と重圧もかかるし、4人だけでは解決できないことも出てくるので私が守りたい」。経験豊富なベテランは精神的支柱だった本橋の穴を埋めるには十分すぎる役目を果たしている。
リンドコーチは昨季途中にナショナルコーチの肩書きが外れた翌日、本橋代表理事がロコ・ソラーレとの専属契約締結を発表。小野寺コーチとのWコーチ制には心配する向きもあったが、本橋の信念よろしく共に人格者であり互いに尊敬・信頼しあう関係性は抜群で、チームの安定感がより増した気がする。
コーチの分担は、戦術的・技術的なコーチングはリンドコーチに一本化して、常にメンバーの傍で励まし支え続けてきた。ミーティングなどはリンドコーチがイニシアチブを持ち、アイスの状況、相手チームのデータなどを共有する。試合中のタイムにはリンドコーチがアイスに降りて選手と戦法を練る。
ただ、クレバーでスマートなイメージのリンドコーチでも、チームで助け合わなかった試合や場面があるとすごく怒るそうです。
そんな時に小野寺コーチは安易なフォローをせずに静観することが多いと言う。意思疎通は英語が中心だそうですが、「何よりもクセの強いあいつら(メンバー)の心を掴んでいるのが凄い」と。
役割分担に関して小野寺コーチ自身は「俺は何もしてない」というのは一種の方便で、戦術的な指揮や支援はリンドコーチに任せ、自身の決め事としては「立場や役割を明確にして、決して踏み込まなことだ」と。
吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美や、実娘の小野寺佳歩(元道銀フォルテウス)が中学校時代に組んでいた「ROBINS」のコーチ時代から指導し、保護者同然の付き合いを続けてきた父親的存在である。
本業はジャガイモを生産する農家だが、遠征中には洗濯を手伝ったり、英語を勉強したり、何かと“持っている”キャラクターがチームの清涼剤のような役割を果たしている。
世界選手権は、3月18日からスエーデンで開催されます。
メンバー達は代表理事の “本橋麻里” のことを今でも “マリちゃん” と呼び、幼少の頃から憧れ続けた “マリリン” のもとで、良き理解者でお姉さんのような “琴美ちゃん” に守られ、イケメン兄のような “リンドコーチ” と、父親のような “小野寺コーチ” の懐に抱かれて、安心して思いっきり戦って世界一を目指して欲しいものです。
3年前から “コロナ” が鬼になりました。
“鬼ころし” を用意して、「鬼は~外!」と落花生をぶっつけてやりました。
今年の恵方は「南南東」だそうで、冷凍庫にイクラとサーモンの残りがあったので、キュウリや卵焼きと一緒に巻いてみました。
恵方に向かって願い事を思い浮かべて丸かじりするのが習わしとされているそうです。
コロナが早く収束するよう願いながら、最近は嚥下力の低下を感じているので、喉に詰まらせないよう気を付けて食べました。(笑)
“マリリン” ことカーリングの本橋麻里が、6年ぶりに日本選手権の舞台に戻ってきました。
ロコ・ソラーレの創設者で法人の代表理事を務める傍ら、若手育成にも力を注ぎ将来を見据えて「ロコ・ソラーレ」の妹分にあたる「ロコ・ステラ」を結成し、自らもサードとして出場して大会2戦目で初勝利を収めたばかりです。
会場はフランチャイズの「アドヴィックス常呂カーリングホール」、円熟味を増したプレーで地元ファンを魅了しています。
ちなみに姉貴分の ”ソラーレ” はイタリア語で「太陽」、妹分の “ステラ” はラテン語で「星」の意。まさに常呂町の "希望の星" です。
2006年トリノ五輪、2010年バンクーバー五輪に出場し2大会連続入賞。
その後、故郷北見市に「ロコ・ソラーレ」を立ち上げ、2018年平昌五輪ではリザーブとしてチームを支え日本初の銅メダルを獲得。
出産のため休養期間を挟んだあと、2020年から「ロコ・ステラ」のメンバーとして公式戦に復帰。
今大会では1次リーグ突破を目標に掲げており、1次リーグ最終日の2月3日には、姉貴分「ロコ・ソラーレ」との “真剣勝負” が組まれており目が離せません。
そんな常呂町の "希望の星" ですが、星は自ら光を発することができず、姉貴分の太陽の光を上手く利用して美しく輝きたいものです。