最後の運営委員会となりました。
樋口会長のお取り計らいで、お別れの挨拶を述べる機会を頂きました。
運営委員のほか、行政や関係機関等の御歴々の前で御挨拶させて頂き、とても光栄に思います。
福祉のまち推進センターの運営委員・事務局員として６年間、ともに活動できたことに感謝します。
しばらく夏日が続いたので、植物たちには恵みの雨のようです。
名前の知らない花がいつの間にか庭に咲いて雨に濡れています。
植えた覚えはなく、どこからか種が飛んできて棲みついたのでしょうか？ そんな自由な花が羨ましいです！
広報誌『あんだんて♪』(第４号) が発刊となりました。
今年も予算の工面にすったもんだし、苦肉の策としてネット印刷に託すも、業者の適性や得意分野を見極めたり、入稿用テンプレートの使い勝手など、決定までには多くの紆余曲折がありました。
最終的な決め手は、メールによる事前打ち合わせの丁寧さで、いい仕事をしてくれそうな予感はありました。
普通は良いことばかり並べたがるものですが、そこは安いが故に発注者への注文も厳しく、原稿はPDF入稿で校正はなく、形式的な原稿チェックが済んだ後はゲラ刷りもなく、変更やキャンセルは一切出来ないというものでした。
入念に原稿をチェックして、最後は賭けみたいな気持ちで発注ボタンを押しましたが、納品までの１週間は祈るような気持ちの日々でした。
刷り上がった誌面を見た瞬間、期待した以上の出来映えに安堵の胸を撫で下ろしたところです。
これが最後の御奉公となりました。
6/1に緊急搬送され入院中だったＳ様が亡くなられました。
様々な事情からご夫婦間の意見が合わず、奥様の心労が極限状態に達し、民生委員時代を通してご相談を受けるも、これと言って気の利いたアドバイスも出来ないまま、お力になれなかったのが残念でなりません。
それでも、葬儀を済ませたばかりという奥様から、丁重なお礼の電話を頂いたことがせめてもの救いです。
自分にとって民生委員～福まち活動を通して最も困難な相談事例の一つであり、手稲区保健福祉部や第二地域包括支援センターのお力添えによって、曲がりなりにも寄り添って来られたことに、改めて感謝する次第です。
とりわけ、第二包括のセンター長様には一方ならぬご尽力を賜り、これぞ『地域包括ケアシステム』のお手本とも言える素晴らしい対応に頭が下がる想いです。
これと言ってご厚情に報いることは出来ませんが、もし機会があれば町内会活動の事例発表の一つにでも取り上げさせて頂ければ幸甚に存ずる次第です。
奥様が抱える問題は新たな局面を迎え、町内会としても引き続き行政や第二包括のご支援を賜りながら寄り添って参りたいと考えておりますが、奥様の生活が一日も早く平常に戻られることを願って止みません。
