蜀山人 大田南畝 -大江戸マルチ文化人交遊録-
太田記念美術館
2008年5月1日から25日(前期)、6月1日から26日(後期)
大田南畝の実像に迫る、日本で初めての本格的な展覧会とのこと。
浮世絵の賛に蜀山人、大田南畝を見かけることは多い。3月に土曜講座で1回だけ勉強した。<都よりすなおんなを給わりて吾妻男のさいにこそすれ 蜀山人>は真作という。そのときに紹介のあった「明詩擢材」(明和三年)なども展示されていた。
四方赤良の狂文「かくれ里の記」(1781)と、鳥文斎栄之の隅田川七福語り(一年ほど前に森ビルで拝見した。今回は展示はされていなかったが)が関係しているとは。さらに国貞が描いた「かくれ里の記」(四方赤良 [撰] ; 香蝶楼国貞 [画])も展示されていた。
交流のあった歌麿など作品も興味深い。例えば歌麿「つきよみ男」(聖心女子大図書館)なども展示されていた。
また、浮世絵研究家でもあったようだ。
狂歌を読んでいると判ったり判らなかったりするが、楽しく勉強になる展覧会。
太田記念美術館
2008年5月1日から25日(前期)、6月1日から26日(後期)
大田南畝の実像に迫る、日本で初めての本格的な展覧会とのこと。
浮世絵の賛に蜀山人、大田南畝を見かけることは多い。3月に土曜講座で1回だけ勉強した。<都よりすなおんなを給わりて吾妻男のさいにこそすれ 蜀山人>は真作という。そのときに紹介のあった「明詩擢材」(明和三年)なども展示されていた。
四方赤良の狂文「かくれ里の記」(1781)と、鳥文斎栄之の隅田川七福語り(一年ほど前に森ビルで拝見した。今回は展示はされていなかったが)が関係しているとは。さらに国貞が描いた「かくれ里の記」(四方赤良 [撰] ; 香蝶楼国貞 [画])も展示されていた。
交流のあった歌麿など作品も興味深い。例えば歌麿「つきよみ男」(聖心女子大図書館)なども展示されていた。
また、浮世絵研究家でもあったようだ。
狂歌を読んでいると判ったり判らなかったりするが、楽しく勉強になる展覧会。