徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

2008年3月と4月の記録

2008-04-30 | 美術(Index)
2008年3月の記録
  • 1日 開館20周年記念 鍋島 至宝の磁器・創出された美 @戸栗美術館
  • 2日 北斎 富士を描く美 日本橋三越本店 
  • 7日 ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜@国立西洋美術館
  • 8日 没後30年 熊谷守一展 -天与の色彩 究極のかたち- @埼玉県立近代美術館
  • 8日 長瀬コレクション 北斎展 @太田記念美術館
  • 8日 土曜講座「蜀山人大田南畝の実像 -文人・役人・家庭人-」 成蹊大学文学部教授 揖斐高氏
  • 21日 平常展  東京国立博物館
  • 21日 山寺後藤美術館蔵「ヨーロッパ絵画名作展」~ロココからコローとバルビゾン派の画家たち~@大丸ミュージアム・東京
  • 22日 池田満寿夫 知られざる全貌 @オペラシティーアートギャラリー
  • 22日 清らかなるもの -舟越保武・長谷川潔を中心に 東京オペラシティーコレクションより @オペラシティーアートギャラリー
  • 22日 模写絵・茶道資料 @千秋文庫
  • 22日 桜さくらサクラ2008 @山種美術館
  • 22日 富士-山を写し、山に想う-前期 @宮内庁三の丸尚蔵館
  • 22日 開館5周年とルオー没後50年 特別展 ルオーとマティス @松下電工汐留ミュージアム
  • 22日 西行の仮名 併設 西行物語絵巻 出光美術館
  • 29日 モディリアーニ展 国立新美術館

    2008年4月の記録
  • 5日 平常展  東京国立博物館
  • 6日 薬師寺展 東京国立博物館 
  • 10日 第121回 茶 茶人と茶道具 @藤田美術館
  • 19日 細川井戸と名物茶道具 畠山美術館
  • 19日 柿右衛門と鍋島 出光美術館
  • 20日 歌麿と浮世絵美人 Ukiyo-e Tokyo
  • 20日 ガレとジャポニズム サントリー美術館
  • 25日 モディリアーニ展 国立新美術館
  • 25日 平常展 @東京国立博物館
  • 25日 平成20年新指定国宝・重要文化財 @東京国立博物館

    映画
  • 4月26日 ラフマニノフ ある愛の調べ @銀座テアトルシネマ
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    亀戸天神の藤

    2008-04-27 | 美術(Index)
    鳥居清長の浮世絵を見ていて、亀戸天神の藤を見たくなったのは昨年5月20日のこと。一年待って見に行った。太鼓橋からの亀戸天神を望む。太鼓橋を写しそびれた。4月27日
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    国宝 深窓秘抄

    2008-04-10 | 
    国宝 深窓秘抄
    藤田美術館所蔵

    はじめて藤田美術館を訪れた。紫式部日記絵詞が拝見できるかと思ったら(5月20日から6月15日)の展示だった。代わりに深窓秘抄なるものを拝見した。

    深窓秘抄は、後拾遺和歌集の序文(1086年完成)から藤原公任(966-1041)の撰の101首と考えられる秀歌集。春27、夏8、秋18、冬10、恋12、雑27首をおさめる。それを書写した一巻。大飛雲の料紙に高野切第一種(藤原行経1012~1050の筆とする説が有力とのこと)などと同筆とされる調度手本。深窓秘抄という題字から春の歌の冒頭が展示されていた。

    高野切第一種と同系統の筆としては、大字和漢朗詠集切(諸家分蔵)、深窓秘抄(藤田美術館蔵)、和歌躰十種(東京国立博物館蔵)があるとのこと。(WIKIPEDIA)

    美しい。
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    平城遷都1300年記念 国宝 薬師寺展

    2008-04-06 | 美術
    平城遷都1300年記念 国宝 薬師寺展
    2008年3月25日から6月8日
    東京国立博物館

    NHKが日光・月光菩薩立像(国宝)がそろって寺外ではじめて公開されると喧しい。先週の日曜日は雨で空いていたようだが、今日は混雑。

    まずは、薬師寺の鎮守休ヶ岡のお宝。
  • 重要文化財 板絵神像 堯儼筆 鎌倉時代・永仁3年(1295);社殿の6面の障子に描かれた、22体の男女神像。
  • 国宝 八幡三神坐像 僧形八幡神、神功皇后、仲津姫命;薬師寺に八幡神が勧請された9世紀末の木像。

    そして薬師寺伽藍に
  • 国宝 仏足石 1個 奈良時代・天平勝宝5年(753) ;かすかに修学旅行での記憶があるが。

  • 国宝 聖観音菩薩立像 188.9cm; 吉備内親王が養老年間(717~724)に建立した東禅院の後身である東院堂の本尊.
    金堂に薬師如来の両脇に立つ
  • 国宝 日光菩薩立像 317.3cm;
  • 国宝 月光菩薩立像 315.3cm;

    修学旅行の記憶は全くない。銅 鋳造製だったとは。銀色の肌の光沢が素晴らしい。また、日光、月光菩薩の大きいこと。少し日光菩薩のほうが腰回りがあり、鼻が高いような気がした。

    薬師寺の歴史
    薬師寺は、天武天皇が皇后の病気平癒を祈願して天武天皇9年(680)藤原京の地で建立を発願したのが草創。持統天皇2年(688)に法会、同11年(697)には仏像の開眼供養の記載があり、7世紀末には完成した。和銅3年(710)に都が平城京に遷されると、薬師寺も移転。

    出土品。
  • 三彩多嘴壺 奈良時代・8世紀 薬師寺東院出土 奈良・薬師寺蔵;奈良三彩というが唐三彩の技術が伝来したものか?
  • 白磁碗 奈良市薬師寺西僧坊出土 1個 中国・唐時代・9世紀 ;気品のある白磁碗。

    写経
  • 44 紺紙金字成唯識論 巻第六 1巻(10巻のうち) 平安時代・12世紀 奈良・薬師寺蔵; 藤原家の写経とのこと。
  • 45 瑜伽師地論 巻第七十三 1巻 奈良時代・8世紀 奈良・薬師寺蔵;瑜伽はヨーガのことらしい。
  • 46 重文 大般若経 巻第一、巻第十 2巻(48巻のうち) 奈良時代・8世紀 奈良・薬師寺蔵

    法相宗について初めて知った。
    玄奘三蔵(602~664)インドにわたり、645年の帰国。膨大な数の仏典などをインドからもたらした。その中に法相宗の根本経典である『瑜伽師地論(ゆがしじろん)』が含まれており、玄奘はこれを漢訳。日本の法相宗では玄奘を中国の法相宗の始祖としているという。

  • 国宝 慈恩大師像 1幅 平安時代・11世紀 奈良・薬師寺蔵;慈恩大師(632~682)は玄奘の弟子。康平4年(1061)から始まる薬師寺慈恩会の本尊として制作されたと考えられているとのこと。容貌は魁偉、身長8尺、気宇広大だったという。釣り上った眉がすごい。

  • 47 国宝 吉祥天像
    平成天皇の即位を記念して開催された御物のオンパレードだった日本美術名品展に出展されていたようだが、あまり記憶にない。毎年正月の吉祥悔過会の際に飾られているとのこと。今回は一室を使って解説もされていたのでまじまじと鑑賞できた。多彩な表現に感心。

    格の違う国宝をじっくりと鑑賞でき、素晴らしかった。
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