私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

やっと、シギチが増えてきました。4月から毎日暇なので、見る回数と滞在時間が増えただけかもしれませんが。

2024年2月24日(土)羅臼沖流氷クルーズRF16mmF2.8STM編

2024年02月24日 | 北海道

■2024年2月24日(土)5:30-10:30【天気】晴れ【機材】 EOSR5+RF16mmF2.8STM
【場所】①羅臼漁港~知床半島沖流氷帯 ②羅臼漁港~国後島方面流氷帯
【種名】オオワシ、オジロワシ、オオセグロカモメ(2科3種)
【メモ】知床ネイチャークルーズ「早朝便」と「8時30分頃便」のエバーグリーン38に乗船して撮影。動画を先にアップしたので、今回からシリーズで静止画を掲載する。最初は偏光フィルターを装着したRF16mmF2.8STMとR5の組み合わせで撮影した写真。県外遠征の時は、RF100-500mmとRF16mmにそれぞれR5をつけたセットを持参している。とてもコンパクトなので、ザックの中に着替えと一緒に入れて、手荷物で飛行機に乗れるのがいい。万が一メインの100-500mmの方のR5が不調の時(今までないが)、もう一つのR5に付け替えられる。16mm装着のR5はリザーブの役割もある。ちなみに、R5+RF16mmも、うまく撮影すれば、現場の環境写真として、いい写真が撮れると思う。
今回、オオワシやオジロワシがかなり近いところにいて、被写体も大きく、およそ、16mmとは思えない感じで撮影できた。冬のクルーズは、今回が3度目の正直で、前回、前々回はいまいちだったので、本当にすばらしい一日となった。
前日の金曜日に中標津空港から羅臼に向かう途中で、クルーズ事務所から連絡があり、流氷が行ってしまって到達できない時は、岸壁で、と連絡があった。また、岸壁!また、流氷遠い!と前々回、前回を思い出したが、そこは自然のなせる業と諦め、北風が吹いて、氷たちが戻って来るの待つ他はない。ちなみに2週間ほど前から羅臼の天気予報と、クルーズのブログを見ていたが、日程が近づくにつれ、コンディションが良好になって行くのがわかり、明日に期待と心を躍らせて羅臼に向かった。道路に雪は全くなく、乾いている。こんな中標津空港から羅臼までの道路は、初めてだった。
羅臼に到着し、宿のまるみを通り過ぎ、事務所に行って、ワシたちの塒を聞く。というのも途中、全然ワシたちの姿がなかったので、もしかしたら、サシルイ川やもっと奥の方まで行けば見られるかもしれないと思い、聞いてみると、どうやら、船から見るとそちらの方にワシが止まっているのを見たことがあると言う。ワシたちに塒がないはずはないし、寝る前に塒あたりを飛ぶはずだと思って行ってみると、飛んでいるではないか。20羽くらいぐるぐる山の際を周っていた。けっこう近くを飛んでくるオオワシもいたので撮影し、明日はだめでも、撮るものは撮ったという感じだった。さらに奥へと道路を走ると、遠くに流氷らしいものが見え、その上にオオワシが止まり、背景は、夕日に染まる国後島だった。シノリガモが目の前の開氷面に集まっていたが、それ以外の海鳥の姿はなかった。ちょっとだけ気をよくして、宿のまるみに帰った。(次の100mm編に続く)
【写真】
  
羅臼漁港とエバーグリーン/国後から上る朝日と流氷原
  
沖で明かりがついている漁船はスケトウダラ漁をしている/流氷原
  
羅臼、知床半島側の風景。オオワシが集まって来る。


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