私家版 宮城の野鳥 since 1976

昨年11月の東向陽台公民館に続き,富谷市中央公民館のミニギャラリーで写真展を開催しています。

2017年5月18日(木)石巻雲雀地区埋め立て地

2017-05-20 | 石巻雲雀地区
■2017/5/18(木)9:56-10:45【天気】晴れ
【レンズ】EF500mmF4LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf4 ISO100,EF16-35mmF2.8LISⅢ+EOS5DmkⅣ AVf2.8 ISO100
【場所】石巻雲雀
【種名】マガモ♂2,カルガモ4,シマアジ♂1,キンクロハジロ♂1♀1,ウミアイサ♀1,カワウ1,コチドリ5,メダイチドリ♀1,キアシシギ18,トウネン12,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,ノスリ,ヒバリ,オオヨシキリ,セッカ,スズメ,ハクセキレイ(10科19種)
【メモ】雲雀野は工事をしていて,ほとんど観察はできないという話を聞いていたが,そんなことはないだろうと思い,行ってみると,確かに前の広い池はなくなっていたが,小さな2つの池や堤防沿いのシギチがいる場所は大丈夫だった。最初に池を見ると,キアシシギの群れがたくさんいたが,他のシギの姿はなかった。代わりにきれいなシマアジ♂がいてそれを撮影した。堤防の方に行ってみると,途中,コチドリが2つがいほど繁殖していた。干潟はトウネンとキアシシギ,メダイチドリしかいなかったが,以前のようにはいかないが,まだかろうじてシギが滞在できる環境は残っていた。
【写真】
  
■ノスリ/コチドリ/メダイチドリ♀夏羽
  
■トウネン夏羽/キアシシギ夏羽
  
■ウミアイサといえばすぐ逃げるのが専門だが,このウミアイサ♀は釣糸が見え,頸あたりに釣針が引っかかっているせいか,あまり逃げなかった。かと言って,元気がないのかというとそうではないようで,普通に飛べ,盛んに水浴びをして羽ばたいていた。わざわざ,自分の前まで来て羽ばたいているので,何度も水浴びの様子,羽ばたきの様子を見て取れた。釣針と釣糸が早く取れることを祈るばかりだ。
  
■2つの隣り合う池を行ったり来たりして採餌していた。


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年5月18日(木)金華山沖

2017-05-20 | 金華山沖・仙台湾
■2017/5/18(木)6:22-8:13【天気】晴れ
【レンズ】EF100-400mmF4-5.6LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf5.6 ISO100,EF16-35mmF2.8LISⅢ+EOS5DmkⅣ AVf2.8 ISO100
【場所】鮎川港~金華山沖(GPS波浪計周辺海域)・早朝:コバルトライン展望台
【種名】オオハム1,クロアシアホウドリ1,オオミズナギドリ++,ハイイロミズナギドリ+,ハシボソミズナギドリ3,アカアシミズナギドリ2,ヒメウ,ウミウ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ウトウ3(6科11種)
【メモ】5月23日(火)の下見に一人で金華山沖に出かけた。2時に起床してコバルトラインで月と朝日を撮影し,鮎川港に5:30に到着。6時過ぎに出港した。風も波もない雲のない絶好のコンディションだったが,海鳥の出現回数,個体数とも少なかった。一人だったので見る目も少なかったのだが。出港してすぐ,網地島付近でハイイロミズナギドリが出,金華山を過ぎる頃にはオオミズナギドリが船に付いてきたり,脇をウトウが飛んだが,何しろ個体数が少ない。GPS波浪計に着く前にクロアシアホウドリが1羽出て,船の周りを飛んだがすぐに北東方向に飛んで行ってしまい,着水もしなかった。それからGPS波浪計周辺でアカアシミズナギドリや,ハシボソ・ハイイロなど出たが,何しろ数が少なく,アホウドリ類もしばらく待ったが来なかったので,次のポイントに向けて北上したが,ここがいつも一番いるはずが全然おらず,ウミネコとオオミズナギドリやハイイロ,ハシボソが若干いるだけだったので,まあ,今日はいいやと引き返すと,途中でオオハムが珍しく船を追ってきた。後ろに着水し,その後,また付いてきたが金華山方向へ飛んでいった。クロアシアホウドリもまたやって来たが,あまり近寄ることなく北東方向へ飛んで行ってしまった。帰りはウトウやその他の海鳥もでなかった。今シーズン最初の調査だったが,次回に期待だ。
なお,早朝のコバルトラインは,オオルリ,キビタキ,センダイムシクイ,イスカ他,夏鳥が多くいた。
【写真】
  
■月面/女川コバルトラインの夜明け
  
■金華山と太平洋フェリーM.S.きたかみ
  
■GPS波浪計/オオミズナギドリ
  
■オオハム/ハイイロミズナギドリ
  
■クロアシアホウドリとアカアシミズナギドリ


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年3月26日(日)蕪栗沼

2017-05-15 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2017/3/26(日)7:14-10:45【天気】晴れ時々曇り
【レンズ】EF500mmF4LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf4.0 ISO100手持ち
【場所】蕪栗沼,白鳥地区
【種名】マガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,カルガモ,コガモ,キジバト,カワウ,ダイサギ,ソデグロヅル3,タゲリ,ジシギSP,トビ,チュウヒ,ノスリ,ケアシノスリ若鳥,アカゲラ♂,モズ,カケス,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,アトリ,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ,オオジュリン(科種)
【メモ】定年退職まであと1週間となり,何とか無事に37年間務められそうだという感じがした日曜日,退職までの様々なことを終えて,ゆっくり,蕪栗沼を一周した。一抹の寂しさもあり,ついでに天気も曇りで気分もいまいち乗らなかったが,ゆっくり鳥を見られるのが何よりだった。
まず土手を走って行くと,ノスリにトビがしきりに遊び半分の攻撃をしかけていた。ノスリは本気で怒って,反転足蹴りを何度も試み,これにはトビも逃げるが,ノスリが木に止まるとまた仕掛けてくる。これがなかなかおもしろかった。ハヤブサなどはこうした攻撃は非常に得意だが,ノスリもいざとなるとやるんだね,と感心した。白鳥地区にハシボソガラスの大群がいたので,いつもと違うワシタカがいるなと思い,よく見ると遠くにケアシノスリが止まっていた。そのうち飛び立って,何度も自分の上空を旋回してこちらを見ていたので,かなりの枚数を撮影したが,あいにくの曇り空でよく撮れなかった。そのうち,ハシボソガラスの群れに追われて大空を北東に飛び去っていった。
【写真】
  
■足蹴りするノスリ/ケアシノスリ
  
■アトリ/アカゲラ♂ よく沼上空を飛んでいるキツツキらしからぬアカゲラ/シメ
  
■まだいたソデグロヅル/マガン


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年4月22日(土)・30日(日)伊豆沼

2017-05-15 | 伊豆沼・内沼
■2017/4/22(土),30(日)【天気】晴れ時々曇り
【レンズ】EF500mmF4LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf4.0 ISO100,EF16-35mmF2.8LISⅢ+EOS5DmkⅣ AVf2.8 ISO100
【場所】伊豆沼
【種名】マガン,ソリハシセイタカシギ1,ミサゴ,タヒバリ(4科4種)
【メモ】情報をいただいて,枯れハスが残っている場所に行ったが見当たらず,ちょっと戻ると,ハスのない水を張った蓮田に佇んでいるのを見つけた。22日は少ししかいなかったが,30日は少しゆっくりできたので,採餌する様子を見ることができた。動画ではよくわからないが,嘴をちょっと開いて蓮田の中に入れ,小さなつぶ(巻き貝)を複数個すくって食べているのがわかった。餌はかなりあるだろうから,長逗留していたのだろう。
ソリハシセイタカシギを県内で見たのは,石巻雲雀野埋め立て地以来だったので,とてもうれしかった。
【写真】
  
■レンコン/採餌の様子
  
  
  
■マガンは4月30日の時点で伊豆沼にも蕪栗沼にも相当数残っている。


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年4月30日(日)伊豆沼

2017-05-14 | 動画観察図鑑
■2017/4/30(日)【天気】晴れ時々曇り
【レンズ】EF500mmF4LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf4.0 ISO100
【場所】伊豆沼
【種名】ソリハシセイタカシギ(1科1種)
【メモ】採餌の様子を撮影した。詳細はフィールドノートを参照。
【動画】

■採餌の様子


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年4月23日(日)・5月4日(木)田谷地沼

2017-05-14 | 田谷地沼・宮崎地区
■2017/4/23(日),5/4(木)【天気】晴れ 【レンズ】EF500mmF4LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVモードf4.0 ISO100 手持ち
【場所】田谷地沼,上田谷地,原,大滝
【種名】キジ,カルガモ,キンクロハジロ,カイツブリ,カワウ,キジバト,アオサギ,ダイサギ,カッコウSP,ウミネコ,トビ,サシバ,ノスリ,コゲラ,オオアカゲラ,アカゲラ,サンショウクイ,モズ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヤマガラ,シジュウカラ,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,センダイムシクイ,メジロ,セッカ,ゴジュウカラ,キバシリ♂♀,ムクドリ,クロツグミ,ツグミ,ルリビタキ,ノビタキ,キビタキ,オオルリ,スズメ,カワラヒワ,ホオジロ,ノジコ,アオジ(27科44種)
【メモ】ミズバショウが咲く頃に合わせて田谷地沼に行ってみた。23日はとてもよい感じで開花しており,若葉はまだ小さく鳥の姿もよく見えた。クロツグミの個体数が多く,田谷地沼で3羽,上田谷地で同時に6羽,萱沼で2羽観察した。ルリビタキもペアを3ヵ所で見た。サシバはいつもの場所で電柱に止まっており,レンズを構えると次の電柱に行くの繰り返しで,よい写真は撮れなかった。原では例年観察している場所でノビタキの♀が1羽いた。5月4日は,若葉もだいぶ繁って,キビタキ,オオルリ,キバシリ♂♀が観察できた。
【写真】
  
■クロツグミ。真上で囀っていた。/オオアカゲラ♀が枯木で採餌。大きな音を立てていた
  
■カケス/キジ♂/ノビタキ♀
  
■アカゲラ♂同一個体
  
■センダイムシクイ/ルリビタキ/コサメビタキ
  
■木道に降りてきたキビタキ♂
  
■キビタキ♂/キバシリの♂か♀


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2006年9月3日(日)石巻雲雀地区埋め立て干潟(再掲)

2017-05-11 | 石巻雲雀地区
■2006/9/3(日)11:00-14:00【天気】晴れ シギチ252+ 【レンズ】EOS30D+EF100-400mmF4-5.6 プログラムAE
【場所】石巻雲雀地区埋立地
【種名】カイツブリ,ウミウ,カルガモ,キンクロハジロ,スズガモ,ミサゴ1,トビ,コチドリ2,シロチドリ14+,メダイチドリ30+,ヒメハマシギ幼羽1,トウネン夏羽1幼羽180+,ヒバリシギ成鳥1・幼羽5,オバシギ幼羽3,キリアイ幼羽2,キアシシギ8+,ソリハシシギ6,アカエリヒレアシシギ幼羽から冬羽移行個体1,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(13科25種)
【備考】
 白鳥地区でムラサキサギを見た後,石巻に向かった。地元の私より栃木支部の方々が先着で,すでにシギチをみておられた。
 西側の堤防沿いにシギチがいたので,そちらに行ってもっと近くでみましょうと提案し,工事現場の横を通ってみんなで行った。トウネン,ヒバリシギ,オバシギがいた。その後支部の方々は北側の池に行くというので,自分はしばらくここでトウネンやヒバリシギの撮影をして,それから干潟を一周することにした。実は朝から水難の相が出ていて,自宅を出る時カメラとレンズを水で濡らしてしまった。さらに埋立地の堤防では,落ちないようにいつもより意識して歩いたが,潮が噴き出るところがあって,カメラとレンズを塩水に濡らしてしまった。
 昨年は堤防沿いの砕石を積んだ小島風の場所(以下島)にムナグロやダイゼンがいたので,やや期待して行ってみたところ,堤防のすぐ下でトウネンが採餌しており,その群れが飛んで目の前の島にやってきた。比較的近いが,そこへは行けないので,シギチも安心らしい。堤防に腰掛けてスコープで一羽一羽見ていった。実際はスコープを使うような距離ではないのだが,肉眼では相手が小さいのと砕石と保護色になっているので,よく見えない。そうこうしているうちに,嘴が下に曲がったシギチを発見。キリアイで2羽いた。すぐ近くをすたすた歩いていくトウネン風シギがいたのでよく見ると,嘴が曲がっている。まるでミニハマシギだ。ということはヒメハマシギしかないと思いつつ,特に感動することもなく,証拠写真にそのシギを撮り続けた。場所の違い,動作の違い,また光の加減で別個体のように見えた。自宅に帰ってから,メールのアドバイスもあり,2羽同時に確認していないので,同一個体ヒメハマシギ幼羽1羽とした。
 それから歩いて東側堤防まで行き,一周しようとしたが疲れてやめて,戻る途中またいろいろ見ながら,ヒメハマシギの島にやってきた。相変わらず周りのトウネンやキリアイが砕石の間で寝ているのに,その間をあっちこっち歩いているのがヒメハマシギだ。おもしろかったのはトウネンの一羽が嘴を砕石の上にのっけて眠っているのがいた。人間だったら,あごを何かの上に載せてだらっと寝ている感じだ。最初見たヒバリシギがいたポイントで,ヒバリシギを撮影し,最後に北側の沼に行ったら,アカエリヒレアシシギがいた。白基調で黒が混じるというエレガントさだ。
 ということで,当初は鳥の海まで行くつもりだったが,もう時間がなかったので仕事で職場に戻ることにした。氏原巨雄氏にはヒメハマシギの個体識別にあたり,いつものように懇切丁寧,かつ詳細なアドバイスをいただいた。紙面をお借りして御礼を申し上げたい。
【写真】
  
■キリアイ幼羽/ヒメハマシギ幼羽
  
■ヒメハマシギ幼羽だが,見る角度や光線の具合で全く印象がことなり,違う個体のように見える/トウネン,ヒメハマシギ,キリアイ。大きさはトウネン<ヒメハマシギ<キリアイの順。キリアイは大きいが(成鳥夏羽は小さい印象),ちょっと見るとトウネンとヒメハマシギはほとんど同じ大きさに見えることもある。
  
■トウネン,キアシシギ,ソリハシシギ/ヒメハマシギを探す
  
■ヒバリシギ幼羽/オバシギ幼羽だが,後ろのピンぼけシギが気になる/ヒバリシギ幼羽
  
■ヒバリシギ幼羽/アカエリヒレアシシギ
  
■ヒバリシギ夏羽。明らかに幼羽と違って,夏羽後期の特徴が出ている。/在りし日のトウネン島と震災前の建物


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved. ※ヒメハマシギ成鳥夏羽観察にあたって,フィールドノートの更新をしました。

2017年5月3日(水)・7日(日)鳥の海

2017-05-10 | 鳥の海
■2017/5/3(水)5/7(日)【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】EF500mmF4LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVモードf4.0 ISO100 手持ち
【場所】鳥の海
【種名】ヒドリガモ,カルガモ,スズガモ,クロガモ,カンムリカイツブリ,キジバト,カワウ,ダイサギ,コサギ,コチドリ6+,シロチドリ28+,メダイチドリ8+,オオソリハシシギ6,チュウシャクシギ124+(5/3),キアシシギ12+,キョウジョシギ6,オバシギ2,ミユビシギ1+,ヒメハマシギ夏羽1,トウネン8+,ウズラシギ夏羽1,ハマシギ83+,エリマキシギ♀1,ウミネコ,オオセグロカモメ,コアジサシ,ウミスズメ50+,ミサゴ,トビ,チョウゲンボウ♀,ハヤブサ若鳥,ハシボソガラス,ツバメ,ヒヨドリ,セッカ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ(21科40種)
【メモ】5月3日は5連休の初日で鳥の海に行くことにした。草地のコチドリの営巣を見てから,かつてプレジャーボートの船だまりがあったところの消波ブロックや岩を積んであるところに,シギチが集まっていて,オバシギやオオソリハシシギがいた。外周コースを走って,最初に南西水門から防潮堤越しに干潟を見たが,用水路の水が大量に流入していて,カイツブリ類は全然いなかった。海岸近くまで外周路を走って駐車し,干潟をとぼとぼ歩いたが,チュウシャクシギの大群が目立つばかりで,見たいと思っていたオオソリやトウネンの夏羽はちっとも落ち着く様子がなく,個体数も少なかった。防波堤まで歩き,水路沿いの防波堤下にハマシギやチュウシャクシギが多少いた程度だった。
 5月7日は飛島の予定だったが,明日からまた仕事なのにと言われ,それもそうだと近場の蒲生から鳥の海に行った。5月3日は気温が高く,天気もよすぎ干潟の空気が揺らめいてピントがよく合わなかった。今日はやや気温も低く曇っているので,写真は大丈夫だと思い,干潟に行ってみた。途中バンディングのH氏と東北大野鳥の会のメンバーに出会ったが,前回ギンムクドリを一緒に見たメンバーもいたようだった。何かいる?と聞いたが,いつもの鳥ばかりで,エリマキ♀はいるという。とりあえずそれを見ることにした。すると,水の中を歩かなければいけないが,向こうの干潟にそれらしきシギがいたので,最後は膝上まで水が来て,長靴のレベルでなくなったが,何とかエリマキシギを見ることができた。
 しかし,これがそもそも悲劇の始まりだった。それからバンディングエリア周辺の干潟を歩いて,遠くでもすぐ逃げるチュウシャクシギとか見ながら,水路まで歩いたが何もおらず,今日もだめかと,とぼとぼ干潟を歩いて行った。そのうち「とぼとぼ」が「ずぼずぼ」になり,気がつくといつもはけっして行かない,泥堆積ぬかるみバンディングエリアに入っていた。すると目の前にキアシシギと一瞬識別不能なヒバリシギの足を黒くしたヨロネン風の小型のシギがいた。嘴が下にやや反っている。もしかして,ヒメハマシギ!しかも夏羽!(石巻では秋に幼羽)でもなんでこんなところに?と思ったがとりあえず,撮影しまくった。すると,すぐ脇から出てきたのがウズラシギの夏羽。二兎追う覚悟で撮影し,それから,一歩前進しようとしたのが,必要以上にぬかるみに長くいたために,長靴が深く埋まっていた。無理して歩こうとして思わず前のめりになり,バランスを崩してこのままでは500mmをだっこして倒れようとした瞬間,高価なレンズを守ろうと瞬間長靴を脱ぎ,泥んこの中を裸足でべちゃべちゃ歩いてやっと止まった。それから長靴を泥の中から何とか取りだし,ふと見るとさすがにヒメハマシギは5m先くらいの砂地に移動していていたが,ウズラシギは何やってんの?という感じでさっきと同じところでこちらを見ていた。それで,またヒメハマシギとウズラシギを交互に撮影し,それから,裸足で泥の中を歩いて撤退した。砂地の上で長靴を履いたが,泥んこで気持ちが悪く,洗うことにした。
 はじめにエリマキシギを撮影したところまで行って,膝上まで浸かって泥を洗い,上陸して長靴を脱いで水を流し,再び履いたときに,最大の悲劇が起きた。何と,500mmとカメラの接合が外れて(2回目だが),カメラは泥っぽい砂地の上にぼたっと落ちてしまった。思わず「ぎゃー」とか「あー」とか声が出て,カメラを見ると幸い,重心の関係かミラーのある開口部を上にして落ちたので,内部には影響が出ないかわりに,カメラの裏面は泥と砂に塗り固められていた。この一部始終は東北大の後輩たちが双眼鏡で見ていた。それからH氏と後輩たちに会って,彼らもスコープでヒメハマを確認しており,砂であまり動かないダイヤルやボタン類を操作して撮影した夏羽のヒメハマを見せたところ,「おおお」という声が上がった。彼らはそれから泥沼の方にヒメハマを見に行った。自分は仕切り直しにフラミンゴでホッキ飯を食べ,温泉に入って最後に船だまり付近岩礁前に行くと,またまたH氏と東北大の面々がいて,ウズラシギとヒメハマシギを見ていた。今日,結局無事だったのは500mmだけだった。これだから高いカメラは惜しくて買うことができない。
【写真】
  
■ウミスズメの群れ/シギチの群れ4種。オバシギ夏羽2羽。
  
■チュウシャクシギの群れ/バンディングキアシシギ夏羽
 
■ハマシギ夏羽。ペアで行動していた。ここまで5/3
  
■エリマキシギ♀まだ冬羽?/いつものことだが,カニを咥えながら飛んでいる。/キアシシギ夏羽
  
■ヒメハマシギ夏羽とキアシシギ夏羽
  
■泥にはまって悪戦苦闘している自分のすぐ近くでじっと見ているウズラシギ夏羽
  
■全体とトリミング。ウズラシギとヒメハマシギがいる。

■ミユビシギ,ヒメハマシギ,ウズラシギがいる。


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年5月5日(金)・7日(日)蒲生干潟

2017-05-07 | 蒲生海岸
■2017/5/5(金)8:13-9:26・5/7(日)7:08-7:20【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】EF500mmF4LISⅡ AVモードf4.0 ISO100
【場所】蒲生干潟
【種名】キジ♂,カルガモ,カワウ,ゴイサギ,アオサギ,チュウダイサギ,チュウサギ,コサギ,カッコウSP,ダイゼン1,シロチドリ23+,メダイチドリ15+,オオソリハシシギ♂2♀2,チュウシャクシギ38+,キアシシギ41+,トウネン16+,ハマシギ55+,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ツバメ,オオヨシキリ,コヨシキリ,セッカ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,オオジュリン(19科31種)
【メモ】連休は2日間蒲生干潟に行った。サギのコロニーは南側道路沿いのコロニーは営巣がなく,西側のみで営巣していた。干潟はかなり出ていて,1日目は♂1に♀2がついたオオソリ,チュウシャク,ハマシギの群れが目立ち,2日目はオオソリ♂1が増え,キアシシギがこんなにいるのかという感じで目の前で採餌していた。トウネンの夏羽も個体数は少ないがハマシギの群れとは別行動で採餌していた。蒲生は目の前でシギチが観察できるのがいい。
【写真】
  
■♂1♀2の群れとは別行動のオオソリ♂/チュウシャクシギ
  
■オオソリ♂夏羽/オオソリ♀/チュウシャクシギ
  
■トウネン夏羽/ハマシギ夏羽/ミサゴ
  
■チュウサギ生殖羽/チュウダイサギ生殖羽/ゴイサギの営巣


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2016年9月26日(月)・27日(火)牛橋,鳥の海

2017-04-24 | 鳥の海
■2016/9/26(月)27日(火)【天気】曇り小雨 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】牛橋,鳥の海
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,カイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,シロチドリ,タシギ,コシジロオオソリハシシギ,チュウシャクシギ,ツルシギ,コアオアシシギ,アオアシシギ,キアシシギ,トウネン,サルハマシギ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,スズメ(16科35種)
【メモ】牛橋にサルハマシギの幼羽がいるというので行ってみると,被災した農地をブルドーザーで整地していた近くで,もともと湿地だったところに水が多少溜まっているそういうところにトウネン,コチドリといた。ヨロネンもいたということだったが見つけられなかった。サルハマ幼羽は蒲生のバンディングで握ったことはあり,また鳥の海で近くにいたがハヤブサに追い立てられて取り損ねたりし,成鳥は遠くからしか撮影しておらず,今回,比較的近くで観察できたのはうれしかった。牛橋一帯は農地や湿地が被災していたところを,農地復興事業で,かなりの広い土地がシギチが餌場として好むような環境ができており,荒浜の被災復興田圃に集結していたシギチが分散しているような状況だった。鳥の海に戻ると干潟はよくなかったが,船揚場にオオソリが1羽おり,かなりの枚数を身近に撮影していたが,飛んだのを見るとまさに正真正銘のコシジロで,飛んだところを撮影できなかったのが残念だった。それから荒浜の被災復興田に行くと,例によってたくさんのシギチがあり,その中に沖縄かジャワで放鳥されたと思われるオレンジ色のタグを付けたトウネンがいた。
【写真】
  
■サルハマシギとトウネン幼羽
  
■サルハマシギとコチドリ幼羽
  
■ミソハギ/コアオアシシギ/オレンジのタグを付けたトウネン
http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#11を参照
  
■ツルシギとコアオアシシギ/こんなに大きさが違っていたのかと驚く/コシジロオオソリハシシギ(この写真ではわからないが)


Copyright(C)2016 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年4月16日(日)・18日(火)広瀬川

2017-04-19 | 青葉山・広瀬川
■2017/4/16(日)4/18(火)【天気】晴れ【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】広瀬川評定河原橋・牛越橋付近
【種名】オシドリ,カルガモ,コガモ,キンクロハジロ,カワアイサ,キジバト,カワウ,アオサギ,チュウダイサギ,イカルチドリ,コチドリ,イソシギ,トビ,ハヤブサ,モズ,カケス,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ツバメ,イワツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,エナガ,ヒレンジャク12,ムクドリ,コムクドリ,シロハラ,アカハラ,ツグミ,ジョウビタキ,ノビタキ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,タヒバリ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,アオジ(22科41種)ガビチョウ,ニホンリス
【メモ】4月中旬の広瀬川。ハヤブサは既に抱卵状態。抱卵はけっこう頻繁に方向を変えたり,オスが餌を持ってくるのを待ちわびているのか,嘴でしきりに地面をつついていた。例年3/21前後に抱卵を開始するが交尾は直前まで続く。今のペアは3代目か4代目。初代がかなり長く,メスが最初に変わり,オスが変わり,さらに・・・・・という感じ。・・・・の部分は2007年で観察をいったんやめ,最近また復活したので。その間見ていないわけではないが,あまり熱心ではなかったということだ。地震あり,豪雨被害ありで,経ヶ峰もだいぶ崖が崩れて,以前チョウゲンボウが営巣していた川面の近くの巣穴は,昔の面影もない。カワアイサは例年この時期に♂♀の小群が同じ場所にいる。そのうちキアシシギの小群もやってくる。今週はノビタキが評定河原と牛越橋周辺で見られた。ヒレンジャクは最初青葉山公園付近にいたらしいが,何度か行ったが見ていない。例年だと評定河原橋付近にいるのだが。その後牛越橋付近にいるとの情報をいただいて見に行った。30羽以上いたらしいが,見たのは最大12羽だった。今週に入ってアオジが多く見られるようになってきた。ツグミは相変わらず多いが,シロハラ,アカハラも散見する。マヒワはもういない感じ。例年より少なく感じるのがメジロ,ヤマガラ,エナガ。庭にはよく来ていたが。最近,植物園ではたまに見るが,いつも鳴き声がしていた場所で全然いなくなったのがコジュケイだ。渡りの途中ではノビタキやタヒバリもこの時期に川原に現れる。そして,下旬になるとキビタキ,オオルリ,センダイムシクイがやってきて,最後に市営コートでソフトテニスが始まり,青葉山公園は人で埋まり,川原は芋煮でうまって,冬まで鳥のシーズンは終わる(笑い)。
【写真】
  
■イカルチドリ/コチドリ
  
■イソシギ/タヒバリ/カワアイサ♀
  
■シジュウカラ,ウグイス/コムクドリペア
  
■ノビタキ 牛越橋 ♂夏羽,♂夏羽移行個体,♀。評定河原では♀2
  
  
  
■ヒレンジャク:『比べて識別!野鳥図鑑670』P125を参照し,各羽衣の差異がわかる写真を選んでみた。
 
■ハヤブサ抱卵/花壇葉桜


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2016年9月3日(土)・10日(土)蒲生干潟

2017-04-15 | 蒲生海岸
■2016/9/3,9/10(土)【天気】晴れ【レンズ】100-400Ⅱ, 500Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】カルガモ,コガモ,カイツブリ,カンムリカイツブリ幼羽,カワウ,ゴイサギ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,バン,オオバン,シロチドリ,メダイチドリ,コアオアシシギ,アオアシシギ,キアシシギ,ソリハシシギ,オバシギ,ミユビシギ,トウネン,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス(11科26種)
【メモ】9/3,9/4,9/10と蒲生に行った。今シーズンはコアオアシシギが蒲生でも鳥の海でもかなり見ることができた。コアオアシシギというと今までは伊豆沼,長谷釜,鳥の海の休耕田というイメージだったが,以前と比べ観察頻度が増えている感じがする。それで,蒲生でもいるという感じだ。9月も初旬,中旬となりシギチは幼羽が渡り,浜辺では繁殖を終えたシロチが大集合していた。池ではカイツブリ,オオバン,バンが繁殖していた。
【写真】
  
■トウネン幼羽/オバシギ幼羽/オバシギとソリハシシギ幼羽
  
■キアシシギ幼羽/オバシギ幼羽
  
■砂浜のシロチドリとメダイチドリの群れ/コアオアシシギ幼羽とソリハシシギ幼羽/ミユビシギ,冬羽が出てきている。


Copyright(C)2016 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2016年8月6日(土)蒲生干潟

2017-04-12 | 蒲生海岸
■2016/8/6(土)10:30-11:00【天気】晴れ 【レンズ】EF500mmLISⅡ
【場所】蒲生干潟
【種名】カワウ,ササゴイ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,バン,オオバン,シロチドリ,アオアシシギ,キアシシギ,ソリハシシギ,トウネン,ウミネコ,ミサゴ,トビ,ハクセキレイ(9科16種)
【メモ】8月初旬は個体数は少ないがシギチの夏羽後期の個体が干潟に渡ってくる。アオアシシギは冬羽が混じってきているし,トウネンは羽衣が褪色している個体も多い。この後,8月中・下旬から幼鳥の渡りが始まる。最初に成鳥が来て,あとから成鳥よりは個体数が多い幼鳥の群れが渡ってくるというのも謎の一つだ。
【写真】
  
■キアシシギ,トウネン,アオアシシギの8月頃の夏羽。


Copyright(C)2016 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2016年8月6日(土)大沼・赤沼

2017-04-11 | 大沼・赤沼
■2016/8/6(土)8:16-9:26【天気】晴れ 【レンズ】EF500mmLISⅡ
【場所】大沼・赤沼
【種名】マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,ミコアイサ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,キジバト,カワウ,ヨシゴイ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,バン,オオバン,クロハラアジサシ夏羽,ミサゴ,トビ,チョウゲンボウ♀,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ツバメ,セッカ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ(科種)
【メモ】沼の岸にハスの花が咲き,水鳥たちの親がヒナを育てている。カルガモ親子は小ガモ同士が何かコミュニケーションをしているようだし,甘えん坊のカンムリカイツブリの子どもは親の背中に乗っていい気分だ。時々,親が子どもを乗せたまま,羽ばたくと子どもは背中からずり落ちるが特に親も子どもも気にしていない感じ。命があふれている大沼の夏だ。
【写真】
  
■3羽のヒナに餌をあげるバンの親の目が優しい。
  
■ヨシの緑が水面に映えてカンムリカイツブリの親子がとてもきれいに見えた。
  
■クロハラアジサシ夏羽。本当はハジロの夏羽を見たかった。
  
■どう見ても何かコミュニケーションをしている子ガモたち/ミサゴ/ハスの花


Copyright(C)2016 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年4月5日(水)9日(日)広瀬川

2017-04-10 | 青葉山・広瀬川
■2017/4/5(水)4/9(日)【天気】晴れ【レンズ】EF500mmLISⅡ手持ち
【場所】広瀬川
【種名】キジ♂,オシドリ,カルガモ,コガモ,キンクロハジロ,カワアイサ,キジバト,アオサギ,ダイサギ,イカルチドリ,トビ,ハヤブサ,モズ,カケス,オナガ,ハシボソガラス,シジュウカラ,ツバメ,イワツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,ムクドリ,シロハラ,アカハラ,ツグミ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ♂,スズメ,ハクセキレイ,ベニマシコ,シメ,アオジ,クロジ(20科33種)ガビチョウ,ニホンリス
【メモ】南蔵王でコイカル♂1を見て鳥の海に行き,最後に広瀬川のハヤブサを見に行ったのが水曜日。日曜日はやっと夕方に晴れてきたので,桜の開花を見に行っての鳥見と撮影。どちらも15:00過ぎからだが,天気がよければ17時過ぎまで楽しめる。レンジャクも探したがいなかった。
【写真】
  
■ハヤブサ成鳥♂
  
■捕まえた餌を自分でも食べて加工し,抱卵中のメスに届ける途中,崖のところに止まったが,枝に翼が引っかかって身動きがとれなくなり,何とか反転して飛ぶところ。
  
■このへんの崖の飛び降り方は,巣に戻って餌をやり,巣穴から飛び出すところと同じ。飛んでいるときは両足で獲物を掴んでいるが,崖から降りるときは,さすがに片足で崖の面をとらえている。
  
■カワアイサの小群。毎年この季節はこの場所にいる。/枝に止まったハヤブサ
  
■ヒヨドリ/モズ♂/イカルチドリを撮影していたら,前方で魚が跳ねた。イカルチドリも思わずびっくりしたようだった。ちなみにピントは合っていない。
  
■ウメ/サクラ


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.