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●#投票倍増委員会 会員として強く訴えます、自公お維トファに投票してはいけない ――― もはや、《こうした“巧妙さ”が消えた》

2021年08月07日 00時00分07秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]


/ (20210801[])
日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/民主主義が終わった前提で物書きに何ができるのか 存在理由を考える】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292474)。

 《ところが、第2次安倍政権のころから、こうした“巧妙さ”が消えたあからさまに民主主義を破壊し、露骨に憲法をなきものとし、人権を踏みにじり、差別を隠そうともせず、言論を弾圧して、平然としている。私が指摘するまでもなく、悪党がその正体をあらわにして、居直ったのである。…あからさまな暴政の前に物書きが何をできるのか。私は恐ろしい自問の答えを見つけなければならない》。

   『●アベ様を御守りするために…《「桜を見る会」の国会答弁資料の提出
      …政府は当初から説明を回避する方針だったことがうかがえる…》

 デタラメがまかり通るこの国を変えなきゃ。もはや、(斎藤貴男さん)こうした“巧妙さ”が消えた》《あからさまに民主主義を破壊し、露骨に憲法をなきものとし、人権を踏みにじり、差別を隠そうともせず、言論を弾圧して、平然としている。…悪党がその正体をあらわにして、居直ったのである。《民主主義はもう終わったという前提》の下で…、《バッハ会長が来日し、小池都知事と会談した日の都庁周辺には、自衛隊員や彼らの車両が絶え間なく行き来していた果たして大手メディアは何も伝えようとしない。これは治安出動なのか、だとしたら、軍事政権とどこがどう違うのかあからさまな暴政の前に》…どうすべきなのか…。もしかすると、次がラストチャンスかもしれない。
 #投票倍増委員会 会員として強く訴えます、自公お維トファに投票してはいけない

   『●無観客開催にすり替え…緊急事態宣言の最中、五輪貴族やその取り巻き
         連中による醜悪な〝バカの祭典〟〝パソナの祭典〟をやる気?
   『●《大会経費の赤字の尻拭いを背負わされるのは国民だ》 ―――
     どこまでも醜悪なバカの祭典、パソナ五輪。一体どちらが《反日的》か?
   『●《人々を苦しめているのは…満足に給付や補償をせずに自粛を強制
     する政権》(町山智浩さん)…一体どちらがバカで、《反日的》か?
   『●《「スガ総理」…内閣支持率の下落が止まらない。その要因は
     コロナ対策の度重なる不手際と、国民に我慢を強いながら五輪開催に…》
   『●この最悪なCOVID19禍、さらに、酷暑の中、開催強行…皆さん
     ご帰国の折、《反日》アスリートや《反日》ジャーナリスト製造な東京五輪
   『●自公お維支持者はカースー独裁《パンケーキ政権を毒見》して…
     「私は選挙に影響する映画をつくりたい」(河村光庸プロデューサー)
   『●自公お維トファに投票してはいけない、《普通の国》とするために
     ―― 《普通の国なら何度も政権が吹っ飛ぶ失態が繰り返されてきた》
   『●《空疎な小皇帝》石原慎太郎元東京「ト」知事による五輪招致が間違い
        だった…小池「ト」知事「コロナとの戦いで金メダル取りたい」…
   『●《それでもバカとは戦え/…2021年7月23日は非常に残念ながら
         悪が人類に打ち勝った日として確実に歴史に残ることになる》
   『●アベ様の害交・害遊の大きな成果 ―― 「ゴールまで、ウラジーミル、
        二人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。」

 そして、(いまや5000人に迫ろうとしている…)東京の新規感染者が3000人を超えた時、カースオジサンときたら取材拒否!! なにもかもウソ塗れ…自公お維支持者は《パンケーキ政権を毒見》しろ!
 リテラの記事【菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ! 夜の渋谷では人流増加、新治療薬は対象が限定的】(https://lite-ra.com/2021/07/post-5967.html)によると、《…と過去最多となったが、菅首相はあいかわらずだ。ぶら下がり取材で「五輪中止の選択肢はないのか」と問われた際、こう言い放ったのだ。「人流も減っているし、そこはない」 だが、現在の東京の感染状況は、いますぐにでも東京五輪を中止すべきと言ってもいいほどの状態に陥っている》。

 酷暑も含め、最早、殺人オリンピック#五輪やめて命まもれ
 日刊ゲンダイのコラム【ラサール石井 東憤西笑/安倍前首相は一体どこで登場するのか 過去最悪の五輪の元凶なのに気配消したまま】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/292551)によると、《その開会式をあろうことか欠席したご仁がいる。そもそも8年前の誘致に関わり、リオの閉会式にはマリオまで演じ、コロナ禍でやむなく延長する時に自分の任期中にやりたいからと2年延長論を退け、1年後のこの第5波の真っただ中、しかも猛暑と台風のピークに開くことになった元凶である安倍前首相だ(実際、猛暑はジョコビッチや多くの選手に「過去最悪の環境だ」と言われ、BBCの特集でスポーツ生理学者は「競技するレベルではない」と言われている)。ところがその責務を病気のせいにして投げ出しておきながら、今やすっかり気配を消している。これはおそらくまた閉会式にコスプレで登場するための伏線ではないか。…リオの出番を待つマリオのアベさんで始まり、閉会式の人混みに消えるヨッシーで終わる。河瀬監督、ドキュメントの始まりと終わりにいかがですか。》

 もちろん、トファ・キトのこの人も忘れてはいけない。
 …んじゃぁ、小池百合子「ト」知事殿、五輪を中止していたら、感染者はどれくらいになっていたんでしょうね?
 東京新聞の記事【小池知事「ですから、五輪はステイホームに一役買っている」 尾身会長の懸念を否定 】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/120567)によると、《東京五輪が感染を拡大させる要因の一つになっているのではとの専門家の指摘に対し「オリンピックはステイホームに一役買っている」と強調し、感染拡大への影響を否定した》!
 誰が投票したのやら?

 そして、果たされぬ《任命責任》…ウルトラ差別主義者を財務相・副首相に指名したアベ様は雲隠れ。
 東京新聞の記事【麻生大臣 過去のヒトラー発言「不適切の指摘あり撤回した」 小林賢太郎氏の五輪解任は「詳しく知らない」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/120557)によると、《17年8月に横浜市の講演では、「政治家は結果が大事。何百万人殺したヒトラーは、いくら動機が正しくてもだめだ」と発言した。結果を出す重要性を指摘する中でヒトラーに言及し、「国民に確たる結果を残して、その人が名政治家と言われる」とも話していた》。
 切腹ものでしょうに、未だに、閣僚だ。大丈夫なのか、この国?

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292474

斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

二極化・格差社会の真相
民主主義が終わった前提で物書きに何ができるのか 存在理由を考える
公開日:2021/07/28 06:00 更新日:2021/07/28 06:00
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     (国民の8割が反対した五輪があっさり開催(C)真野慎也/JMPA)

 別に自虐的になっているわけではないが、最近、自分の存在理由というものをしみじみと考える。この政権の所業に憤怒しながら、こうした思いを抱いているのは私だけではないかもしれないが。

 私の日刊ゲンダイにおける連載コラムは2003年に始まった。2001年に小泉政権が誕生し、世の中には市場原理万能主義があふれていた。財政が苦しいとされる日本である。このままでは競争至上主義の錦の御旗の下、弱者を切り捨てることこそが“効率的”な投資になり、礼賛される社会になるのではないか。強く危惧した担当編集者からの依頼であった。

 同時に、狡猾な政権は巧妙に民主主義の破壊工作を続けている。それは国民にわからないように進行する。そのことについて、コラムで取り上げ、警鐘を鳴らす目的もあった。ボンクラであろうとなかろうと、どんな政権も一応、正義のふりをする。しかし、その裏で、民主主義を壟断し、自分の権力を絶対化しようとする。長期政権に飼いならされ、「安定」を美化しているうちに、取り返しのつかないことになる。沖縄の米軍基地や原発の問題が典型だが、大手メディアが黙殺し、国民も気づかないような政権の“横暴”をコラムで取り上げ、指弾することは民主主義を守るという意味において、手応えのある仕事と感じていた。

 ところが、第2次安倍政権のころから、こうした“巧妙さ”が消えたあからさまに民主主義を破壊し、露骨に憲法をなきものとし、人権を踏みにじり、差別を隠そうともせず、言論を弾圧して、平然としている。私が指摘するまでもなく、悪党がその正体をあらわにして、居直ったのである

 具体的な事例は集団的自衛権容認の閣議決定、それに続く安保法の“凶行”など挙げていけば限りがないが、そのころから私の冒頭の自問の頻度が高くなった。

 そして、今回、決定的な事態に至った。東京五輪の強行を指していることは、改めて指摘するまでもないだろう。

 これをもって、私の連載のテーマは決定的に変わったと思っている。従来は薄汚い政治屋から民主主義と私たちの命と生活、人権を守ることが物書きの端くれとしての務めみたいに考えていたが、今後は私が守ろうとしていた民主主義はもう終わったという前提に立たなければならないのではないか。

 なぜなら、国民の8割が反対した五輪が、とどのつまりは実にあっさりと開催された。それも障害者やホロコーストを笑いにする人物の辞任解任劇つきで。

 菅首相はこの間、「安心安全の大会にする」と繰り返すだけで、国民世論が大反対している五輪を開催するまっとうな理由を説明できずじまいだった。野党ももちろん、追及したが、追い込めずになし崩し開催となった。

 ここには大きな問題がいくつもはらんでいる。野党の追及は本気だったのか。言わずもがなだが、五輪スポンサーである大メディアの正体もまた、安倍政権が居直ったごとく、あからさまになったのではないか。

 IOCのバッハ会長が来日し、小池都知事と会談した日の都庁周辺には、自衛隊員や彼らの車両が絶え間なく行き来していた果たして大手メディアは何も伝えようとしない。これは治安出動なのか、だとしたら、軍事政権とどこがどう違うのかあからさまな暴政の前に物書きが何をできるのか。私は恐ろしい自問の答えを見つけなければならない。
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https://lite-ra.com/2021/07/post-5967.html

菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ! 夜の渋谷では人流増加、新治療薬は対象が限定的
2021.07.28 11:02

     (首相官邸HPより)

 昨日27日、東京都の新規感染者数が2848人と過去最多となったが、菅首相はあいかわらずだ。ぶら下がり取材で「五輪中止の選択肢はないのか」と問われた際、こう言い放ったのだ。

人流も減っているし、そこはない

 だが、現在の東京の感染状況は、いますぐにでも東京五輪を中止すべきと言ってもいいほどの状態に陥っている。
 まず、最大の問題は重症者の数だ。東京都は昨日の重症者数を82人と発表したが、以前も指摘したように、これは都が「人工呼吸器かECMOを使用」した患者しか重症者としない独自基準での数字にすぎず、これらにICU(集中治療室)やHCU(高度治療室)などでの治療をくわえた国の基準にすると703人(26日時点)にものぼる。しかも重症者用の確保病床はこの時点で1207床だから、使用率は58.2%と最悪のステージ4をゆうに超えているのだ。
 さらに深刻なのは陽性率だ。東京都が発表した昨日の陽性率は15.1%と、もはや感染爆発の状態にある深刻な数字を叩き出したが、この陽性率のもととなっている7日間移動平均の検査人数は、わずか8038人。かたや五輪関係者を対象にした検査は7月1日からすでに約24万件もおこなわれたというが、都民対象の検査数は7日間移動平均で1日1万件にも満たないのである。高齢者施設などで行われている定期検査やモニタリング検査の数は入っていないとはいえ、行政検査が足りていないのは明らかだ。
 だが、このようにすでに末期的な状況であるにもかかわらず、菅首相は「人流が減っている」ことを理由に、東京五輪を中止しないと断言したのだ。
 しかし、この「人流が減っている」というのは、大ボラだ。たしかに地域によっては人出が減っている場所もあるが、一方で大幅に増えている場所もある。
 たとえば、4連休の3日目となった24日(土)、渋谷スクランブル交差点付近の人出を、3回目の宣言期間の土日や祝日の平均と比較すると、日中48%、夜間62%と大幅に増加。五輪がはじまる前の1週間前と比較しても、日中は1%減少したが、夜間は11%も増加している(NHKニュース25日付)。


■政府分科会メンバーも「人の流れが減っていない」

 政府分科会メンバーである舘田一博・東邦大学教授は昨日の2848人という感染者数について、「4連休や東京オリンピックの開幕、それに夏休みなどで濃厚接触の機会が増えているほか、感染力の高いデルタ株への置き換えが急速に進んでいることが背景にあると考えられる」と指摘し、「人の流れが減っていないことを考えると、感染者数はさらに増える可能性がある」と警鐘を鳴らしている(NHKニュース27日付)。政府の専門家が、はっきりと「人の流れが減っていない」と明言しているのだ。
 しかも、首都圏では4連休に「大移動」も起こっていた。4連休の初日となった22日(金)正午時点のデータと、前日21日の同時刻のデータを比較すると、1都3県以外の道府県に約18万人が移動していた、というのだ(朝日新聞デジタル27日付)。
 実際、「移動先」のひとつとなったであろう沖縄の場合、24日の那覇市県庁前駅付近では1週間前と比べて日中31%、夜間26%も人出が増加。また、感染まん延特別警報を出している石川県では、兼六園の入園者数がゴールデンウィークの1日平均の2倍近くに。この話題を取り上げた東京新聞24日付記事によると、東京都から近江町市場を見て回っていた22歳の会社員は「コロナの心配はあるが、五輪ができるくらいなので。政府への反逆です」と語り、奈良県から来ていた37歳の会社員らも「東京五輪をしているくらいだから、コロナはあまり気にしていない。むしろお店でお金を使った方が良いかな」と話している。
 政府分科会メンバーの舘田教授も感染者の増加の背景に「東京オリンピックの開幕」があることを挙げているように、五輪を開催しているという事実自体が人に大きな心理効果を与え、移動を促してしまっていることは明々白々だ。
 逆に言えば、いま東京五輪の中止を決めれば、そのアナウンス効果は絶大で、「五輪を中止するほど危険な状況だ」ということを周知することができる。重症者を減らすには感染者数を減らすしかないことを考えれば、いますぐ東京五輪を中止すべきなのだ。
 ところが、菅首相は「人流が減っている」などと大ボラを吹いた。いや、それどころか、こんなことまで言い出した。
「重症化リスク、これ7割減らす新たな治療薬を政府として確保しておりますので、この薬について、これから徹底して使用していく」


■菅首相がぶち上げた「新たな治療薬」は重症だけでなく重症寸前の中等症2にも使えない可能性

 ようするに、新たな治療薬で重症者が減るから大丈夫というのだが、これ、本当なのか。
 菅首相が唐突にぶち上げたこの「新たな治療薬」というのは、19日に厚労省が特例承認した、中外製薬の「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を同時に投与する「抗体カクテル療法」の点滴薬のこと。「抗体カクテル療法」は米トランプ前大統領が入院したときに使用されたことでも有名だが、中外製薬によると海外でおこなわれた治験では入院や死亡のリスクを約70%減らすことが確認されたという。
 そして、菅首相はこの「抗体カクテル療法」を「徹底して使用する」と宣言したわけだが、これだけを聞くと、「みんなこれで重症化が防げるようになるのか」「重症化させなければ医療逼迫も解消される」などと考えるだろう。
 だが、はっきり言って、いまの東京の感染状況を考えれば「焼け石に水」で、その効果を得られる人はきわめて限定的になる公算が高い。
 というのも、この「カシリビマブ」および「イムデビマブ」の添付文書には〈「SARS-CoV-2による感染症の重症化リスク因子を有し、酸素投与を要しない患者を対象に投与を行うこと〉と書かれており、厚労省も20日付で自治体向けに出した事務連絡のなかで〈本剤は、現状、安定的な供給が難しいことから、当面の間、これらの患者のうち、重症化リスクのある者として入院治療を要する者を投与対象者として配分を行うこととします〉と記載している。
 つまり、菅首相はあたかもこの「新たな治療薬」が現状を打開するゲームチェンジャーのようにぶち上げ、多くの患者に広く使用されるかのように語ったが、実際は「安定的な供給が難しい」もので、入院中の基礎疾患などがある人だけが対象となりそうなのだ。
 また、この薬は「酸素投与を要しない患者」つまり軽症者など症状の軽い患者が対象で、重症者だけではなく、重症者一歩手前の「中等症2」は対象外だ。
 「中等症2」というのは「酸素を吸わないといけない、人工呼吸器の一歩手前の状態」のこと。感染症専門医である岡秀昭・埼玉医科大学教授は「今は重症が少ないと言われるが、実は重症という氷山の下に中等症2が予備軍のように大勢いるというのが第5波の特徴」だと指摘し、「中等症2で入院した患者がわずか数日で悪化し、生命維持装置が必要になるケースもあり、警戒を緩められない」と語っている(NHKニュース26日付)。
 つまり、重症予備軍として中等症2の患者が大勢いるにもかかわらず、「新たな治療薬」は使われない可能性が高いのだ。
 その上、前述したこの薬剤の添付文書には、〈症状が発現してから速やかに投与すること。臨床試験において、症状発現から8日目以降に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない〉とも書かれている。現在、東京では入院・療養等調整中の患者が3404人もいるが、こうしてすぐに入院できずに待機しているあいだに、投与の対象外になる可能性もある。


■金メダルにはしゃぐテレビ、ネット上でも「もう始まったんだから文句は言うな」

 菅首相はこんな限定的な効果しか見込めない薬をあたかも切り札のように持ち出し、医療逼迫なんて起きないかのように語っているのだ。
 繰り返すが、いまの状況では重症者を減らすには新規感染者を減らすしか手はなく、そのためには国民に誤ったメッセージを発信し感染拡大を後押ししている東京五輪の中止しか選択肢はない。6月9日の党首討論で菅首相は「国民の生命と安全を守るのが私の責任だ。守れなくなったら(五輪を)やらないのは当然だと思う。それは前提だ」と述べていたが、いまがそのときだろう。
 しかし、この男は危機的状況を示す数字を叩きつけられても、「中止はない」と一蹴した。もはや国民の命と安全は、五輪と引き換えに、完全に捨て置かれてしまったのである。
 テレビは金メダルラッシュにはしゃぎ、ネット上でも「もう始まったんだから文句は言うな」「いま『中止しろ』なんて選手たちの頑張りを無駄にしろというのか」などという意見が散見される。だが、人命より五輪継続や選手の努力が大事であるわけなどない。ましてや一国の総理が守るべき人命を見殺しにしようとしているのだ。だから何度でも言う。東京五輪はいますぐ中止にすべきである

(編集部)
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/120557

麻生大臣 過去のヒトラー発言「不適切の指摘あり撤回した」 小林賢太郎氏の五輪解任は「詳しく知らない」
2021年7月30日 13時40分

     (麻生太郎財務相=30日、財務省で)

 麻生太郎財務相は30日の閣議後会見で、過去にナチス・ドイツのヒトラーについて「いくら動機が正しくてもだめだ」と発言し、撤回したことを問われ、「政治家にとっては、結果を出すということがすべてと申し上げたかった。ヒトラーを極めて否定的に捉えているのは、はっきりしている」と述べた。

【関連記事】麻生氏の「民度違う」発言 度重なる失言「またか、で済ませてはダメ」

 現在開催中の東京五輪で、開会式の演出を担当した小林賢太郎氏が、過去に上演したナチスのホロコーストをやゆするようなコントを理由に解任され、菅義偉首相は「言語道断」と切り捨てていた。

 ナチスに関連する過去の発言について「小林氏が言語道断であれば、麻生大臣の発言も言語道断では」と問われると、麻生氏は「例にヒトラーをあげたのは、不適切だったというご指摘もありましたので、この話はその場で撤回したと記憶している。それだけです」と述べた。

 小林氏の発言について問われると、「小林さんの話は、ぼくは詳しく知りませんので、コメントをいまこの場でするのは差し控えさせていただきます」と述べるにとどめた。

 麻生氏は、2013年7月に「ナチスの手口に学んだらどうか」など戦時中にユダヤ人を大量虐殺したナチス・ドイツを称賛するかのような発言をして、批判を受けて撤回した。

 17年8月に横浜市の講演では、「政治家は結果が大事。何百万人殺したヒトラーは、いくら動機が正しくてもだめだ」と発言した。結果を出す重要性を指摘する中でヒトラーに言及し、「国民に確たる結果を残して、その人が名政治家と言われる」とも話していた。

 麻生氏はこの日の会見で「その場で撤回した」と述べたが、実際に撤回したのは発言した翌日だった。発表したコメントで、「ヒトラーは動機においても誤っていたことも明らかだ。例示として挙げたことは不適切であり撤回したい」としていた。
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コメント (2)
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●麻生太郎氏が《政治活動》していた時…ほぼタダで国有地売却されていた森友問題、財務省は公文書を改ざん

2019年01月10日 00時00分27秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]



リテラの記事【麻生財務相が2017年も「人の税金」で“愛人のクラブ”に792万円! 森友問題、公文書改ざんの渦中に】(https://lite-ra.com/2018/12/post-4405.html)。

 《完全に国民はこの男に舐められている──。総務省が公表した2017年分の政治資金収支報告書で、またも麻生太郎・副総理兼財務相の“やりたい放題”があきらかになった。というのも、麻生副総理は2017年もまたあの問題の店」に政治資金で大金を注ぎ込んでいたのだ》。

   『●「超セレブ」財務相「閣僚給与12カ月分の170万円の返納など
                       はした金…飲み代「2回分」でしかない」

   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
         …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●《精神科医の片田珠美は麻生の言動を分析して
       「強い特権意識」「想像力の欠如」「自覚の欠如」を指摘》
   『●壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、
               選挙もない国につくり変えたいのですか》!?
    《…麻生太郎。…今年は官僚の公文書改ざんがあったが、
     事実を無視し感性に乏しい閣僚

 血税を含む政治資金の《支出の目的は「会合」》…ソコで一体どんな《会合》? 何年にも渡り指摘されているが、相も変わらず《「愛人」と言われる女性の店で“政治活動”として飲み倒していた》。そんな《政治活動》していた時に、森友問題などでデタラメばかり。その最たるものが、《財務省は公文書を改ざんするという国家的犯罪行為》。しかも、何の責任も取らず。
 《一切の問題の責任をとらず、正当な教育や医療の制度にケチをつけ、暴言によって外交にも支障をもたらす一方で、政治資金で豪遊しつづける副総理兼財務相。はっきり言って麻生氏は、この国にとって、害悪でしかないだろう》。マスコミは、なぜもっと大騒ぎ、バカ騒ぎしないのだろうか? 何故に、見てみぬふり?

   『●「「愛人」だと報じられた女性がいるバーで
        1回約180万円の支出を政治活動費で賄っている」財務相
   『●「今年も…麻生財相は“愛人のクラブ”に 
       745万6150円もの巨額支出」…飯塚の支持者の皆様、正気?
   『●麻生氏の「愛人」だと報じられた女性がいるバーでの「会合」
               …「必要な政治活動をしているから」なのか?

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https://lite-ra.com/2018/12/post-4405.html

麻生財務相が2017年も「人の税金」で“愛人のクラブ”に792万円! 森友問題、公文書改ざんの渦中に
2018.12.03

      (自民党HP『議員・役員情報』より)

 完全に国民はこの男に舐められている──。総務省が公表した2017年分の政治資金収支報告書で、またも麻生太郎・副総理兼財務相の“やりたい放題”があきらかになった。

 というのも、麻生副総理は2017年もまたあの問題の店」に政治資金で大金を注ぎ込んでいたのだ。

 問題の店とは、「麻生氏の愛人」として週刊誌で報じられた女性がママをつとめる「Bovary」という六本木の会員制サロン。麻生副総理の資金管理団体「素淮会」の収支報告書によると、同店を経営する「(有)オフィス雀部」に対して、2017年だけで102万円(2月9日)、106万円(3月1日)、102万円(3月22日)、104万円(5月17日)、102万円(6月13日)、106万円(7月25日)、92万円(9月13日)、78万円(12月28日)と計8回支出(いずれも支出の目的は会合」)。年間の支払い合計金額はなんと792万円だ。この金額は2016年の同店への支出総額745万6150円を上回っている。

 この「(有)オフィス雀部」には、2013年に798万円、2014年は755万5000円、2015年も915万円と巨額の金を支出してきた。そのため2015年には「FRIDAY」(講談社)が同クラブに通い詰める麻生副総理の写真付きで大々的に報じたのだが、麻生副総理に反省の色はナシ今年も堂々と支出を報告しているのである。

 この「Bovary」のママ、雀部敏子氏と麻生副総理の付き合いは古く、30年以上前、モデルからホステスに転身した雀部氏が銀座の「ピロポ」という高級クラブで働いていたころからだという。そして、雀部氏は90年代の終わりごろには銀座で自ら「ラ・シュミネ」という高級クラブをオープンするのだが、その際には「麻生氏がスポンサー」という情報が月刊誌で報道されていた。

 さらに、10年ほど前に雀部氏が現在の「Bovary」をオープンし、2008年に麻生氏が総理に就任する直前には、2人の関係が大々的に報道されている。「週刊現代」(講談社)が麻生氏と雀部氏が愛人関係にあり、麻生氏が政治活動費として雀部氏の六本木の店で年間1000万円以上使っているとスクープしたのだ。

 このとき、麻生氏は「昔の付き合いで今は何もない」と弁明したが、これは真っ赤な嘘だった。当時、雀部氏は実勢価格1億4500万円のマンションに住んでいたのだが、この部屋の所有者は愛知県丹羽郡大口町の鈴与興業。同社の代表者・鈴木雅博氏は麻生氏が強い影響力をもつ日本青年会議所の元副会頭で、麻生氏の有力な支援者だったという。

 鈴木氏は雀部氏の住むマンションの部屋を購入した2年後の大口町長選挙に出馬するのだが、このとき外務大臣だった麻生氏は鈴木氏の応援にかけつけている。さらに、鈴木氏はこの町長選挙に落選したころから、「衆議院議員 麻生太郎 顧問 鈴木雅博」という名刺を持っていたという。

 ようするに、麻生氏は自分の愛人の住居をタニマチに提供させていたのである。そして、その愛人の店に巨額の政治活動費を流していたと見られるのだ。

 だが、愕然とさせられるのは、この報道があった後も、麻生氏は行動をまったくあらためていないという事実だ

 報道直後、総理になった2009年こそ、オフィス雀部(Bovary)への支払いは1回18万円だけだったが、野党転落後の2010年は計6回303万5000円、2011年は計8回718万円、2012年は計6回844万円が支払われている。2009年から2017年までの支出をまとめると、なんとその総額は5889万6150円にものぼる。言っておくが、これは政党交付金という国民の血税が含まれている金である。麻生氏は先月、東大卒の北橋健治・北九州市長について「人の税金を使って学校へ行った」との暴言を吐いたばかりだが、自分こそ「人の税金を使って」何をしているのか


■麻生財務相は「国民の税金」で豪遊する一方、教育や医療への公的支出を批判

 今年10月にも麻生氏は「飲み倒して運動も全然しない(で病気になった)人の医療費を、健康に努力している俺が払うのはあほらしくてやってられんと言っていた先輩がいた。良いことを言うなと思った」と暴言を吐いた。だが、政治資金収支報告書を見ると、麻生財務相は「愛人」と言われる女性の会員制サロンのみならず、そのほか高級料亭やフレンチ、天ぷら、寿司などの店での「飲み食い」にも多額の支出をおこなっているどうしてこんな人物に国民はどうこう言われなくてはいけないのかと怒るべきだが、しかし、問題はこれだけではない。

 思い出してほしい。麻生財務相が年間約800万円も「愛人」と言われる女性の店で“政治活動”として飲み倒していた昨年は、2月に8億円も値引きされて国有地が売却されていた森友問題が浮上。そしてその裏で財務省は公文書を改ざんするという国家的犯罪行為をおこなっていた年だということだ。

 実際、麻生財務相は国会でも「適正な手続き、価格で処分され問題はない」と強弁。その一方、野党の追及に対して2月23日の衆院予算委員会では「何を調子のいいこと言ってんだか」などと耳を疑うような台詞を吐いてから答弁をおこなった。

 さらに7月には、タダ同然の国有地取引を「適切だった」と正当化し、学園側との面会記録等を「すでに破棄した」「残っていない」と言い張って疑惑の火消しをはかった佐川宣寿理財局長を財務省ナンバー2の国税庁長官に栄転。麻生財務相は「(佐川氏は国会で)丁寧な説明に努めてきた適材だ」と述べ、国民から大顰蹙を買った。

 その上、麻生財務相は「会計検査院で必要とするような文書はきちんと残している」と主張してきたが、昨年11月に公表された会計検査院の報告では検証に必要な書類がないと指摘。しかし、麻生財務相は「今後の国有財産管理処分に係る手続きの見直しを行うことなどを通じて、財務相の責任を果たす」などと答弁するだけだった。


■森友・国有地値引き問題、公文書改ざん問題の渦中も「愛人」の店に…

 だが、前述したように、こうした答弁を国会でおこなっている裏で、財務省は公文書の改ざんに手を染めていた。その上、自殺した近畿財務局の職員が遺したメモには「勝手にやったのではなく財務省からの指示があった」「このままでは自分1人の責任にされてしまう」と書き記されていた。だというのに、麻生財務相は自殺が報じられたその夜、佐川氏の国税庁長官辞任に伴う臨時記者会見を開いた際もふてぶてしい態度をとりつづけ、改ざん前文書を公表したときの会見でも「問題の最高責任者は理財局長の佐川」と言い、“改ざんは理財局の一部職員と佐川がやったことと繰り返した

 決裁文書を改ざんし、国会で嘘の答弁をおこないつづけた、その責任をとるべき人間は紛れもなく麻生財務相だ。そもそも、このような大がかりな改ざんをトップの麻生財務相が知らなかったということは考えられず官邸主導の指示があった疑いが濃厚だ。にもかかわらず、いまだに麻生財務相は何ひとつ責任をとっていない

 いや、麻生副総理兼財務相の問題は森友疑惑にかぎらない。麻生財務相は2013年に「ナチスの手口を学んだらどうか」と発言し大問題になったことがあるが、昨年8月にも「(政治家は)結果が大事。何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメ」と発言したことが原因で同年9月の米・ペンス副大統領との非公式協議が中止に。同年10月に「日米経済対話」の第2回会合が開かれたが、その後は「対話」ではなく「懇談」にとどまり、先月ペンス副大統領が来日した際も、やはり麻生副総理との会談は短時間で終了。報道によれば、米政府筋からは「ヒトラー発言をきっかけに関係が破綻した」という声さえ上がっているという。

 しかし、麻生氏は、森友問題があれほどの大問題になり、暴言が国際問題に発展する最中にも、「愛人」と報じられてきた女性の店に血税が原資の政党交付金が含まれる政治資金を年間約800万円も注ぎ込んでいたのである。

 一切の問題の責任をとらず、正当な教育や医療の制度にケチをつけ、暴言によって外交にも支障をもたらす一方で、政治資金で豪遊しつづける副総理兼財務相。はっきり言って麻生氏は、この国にとって、害悪でしかないだろう。

(編集部)
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●野中広務氏、《保守政治家の本来の姿》からすれば、《自公議員や翼賛野党議員への痛烈批判》は当然

2018年02月16日 00時00分22秒 | Weblog


リテラの記事【野中広務が語っていた安倍政権への怒り!「安倍首相は東條英機と変わらない」「麻生太郎の差別発言は絶対許さん」】(http://lite-ra.com/2018/01/post-3766.html)。

 《この明らかな無視の理由はやはり、野中氏が後年、安倍首相と安倍政権、自民党主流派にとって、煙たい存在だったからだろう。その利権や恫喝的な政治手法への批判が絶えなかった野中氏だが、一方で徹底した護憲の姿勢を貫き、第二次安倍政権以降は、安倍首相の歴史修正主義や平和主義を脅かす戦争政策を徹底的に批判してきた》

 リテラの記事タイトルにあるように…いまも国会議員でいることが不思議であり、飯塚というか、ニッポンの恥である、強烈な差別主義者・麻生太郎殿は、野中広務氏の葬儀に焼香に行ったのだろうか?

 沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]第2次世界大戦中のポーランドで、将校1万5千人が…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/202397)によると、《▼晩年は保守リベラル派として、安倍政権を「沖縄の痛みを知らない」と批判。だがアメとムチで揺さぶり、基地容認を迫る手法を始めたのは野中氏らだった ▼それでも野中氏がかつて国会で訴えた「県民を軍靴で踏みにじる結果にならないように」との言葉は生き続けなければならぬ。戦争の痛みを知らない政治はやはり恐ろしい。(磯野直)》。
野中広務氏については、国旗国歌法など、批判も多ったのも事実。

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/野中広務の魂継ぐ声出ない自民党】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201801300000150.html)によると、《さて問題は、自民党議員から野中のスピリッツを引き継ぐという声が出てこないことだ。反戦を貫き平和を希求し、弱者に寄り添う。保守政治家の本来の姿だろうと思うが、今の自民党に期待するのは無理なようだ》…本当に。
 《保守政治家の本来の姿》からすれば、《自公議員や翼賛野党議員への痛烈批判》するのは当然。

 マガジン9のコラム【言葉の海へ 第22回:戦争を生き延びた人たちが去って行く(鈴木耕)】(http://maga9.jp/180214-2/)によると、《戦争を知る者が、次々にこの世から退場していく。野中広務さんのような「反戦保守」もほとんど姿を消した。かつての「戦争を知らない子どもたち」は、戦争を知らないがゆえに「平和の歌を口ずさみながら」歩き続けた。しかし、今の「戦争を知らない政治家たち」は、戦争を知らないがゆえに「戦争こそが平和」だと、あの『1984』の世界を現前させようとしている。これから、ぼくらの国はどこへ向かうのだろう?》…想像するだに恐ろしい。

   『●『差別と日本人』読了(1/4)
   『●『差別と日本人』読了(2/4)
   『●『差別と日本人』読了(3/4)
   『●『差別と日本人』読了(4/4)
   『●『野中広務 差別と権力』読了(1/3)
   『●『野中広務 差別と権力』読了(2/3)
   『●『野中広務 差別と権力』読了(3/3)
   『●野中氏の爆弾発言
   『●『本田靖春/「戦後」を追い続けたジャーナリスト』読了
   『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識
   『●呼ぶべき講師は野中広務氏だった・・・
      「憲法学者達<<百田尚樹氏」な自民党には無理というもの

    「(江戸川区選出)大西英男衆院議員(比例近畿)長尾敬衆院議員らは
     勉強会に招くべき講師を誤っていた、という指摘。百田尚樹氏ではなく
     野中広務氏であるべきだったようだ。今からでも遅くないでしょうが、
     ま~、実現することはないでしょう。「憲法学者達<<百田尚樹氏」な
     自民党には、無理な話です。脳内の回路が完全に壊れている方々だから」

   『●確信犯なナチス擁護…ウルトラ差別主義者・
      麻生太郎殿のその体質は野中広務氏による大叱責でも変わらず
   『●野中広務氏「憲法があり、9条があったからだ」・・・・・・
               自公議員や翼賛野党議員への痛烈批判

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http://lite-ra.com/2018/01/post-3766.html

野中広務が語っていた安倍政権への怒り!「安倍首相は東條英機と変わらない」「麻生太郎の差別発言は絶対許さん」
2018.01.29

     (『野中広務 差別と権力』(講談社文庫))

 元衆院議員の野中広務氏が26日、92歳で逝去した。野中氏といえば、小渕、森内閣で官房長官や自民党幹事長などを歴任、その情報収集力や剛腕ぶりから影の総理”“キングメーカーとまで称された政治家だ。そのため野党や各界からもその死を惜しむ声が寄せられている。しかし肝心の自民党は元重鎮の死にもかかわらず、ほとんど誰もコメントを発していない

 普通なら真っ先に弔意を表わす立場であるはずの安倍首相や菅義偉官房長官もなぜか、きちんと公に弔意を表した形跡はまったくない

 この明らかな無視の理由はやはり、野中氏が後年、安倍首相と安倍政権、自民党主流派にとって、煙たい存在だったからだろう。

その利権や恫喝的な政治手法への批判が絶えなかった野中氏だが、一方で徹底した護憲の姿勢を貫き、第二次安倍政権以降は、安倍首相の歴史修正主義平和主義を脅かす戦争政策徹底的に批判してきた。

 たとえば、安倍政権が集団的自衛権容認を閣議決定した2014年、朝日新聞(7月18日)のインタビューで、野中氏は「内閣の解釈で憲法の基本を変えるなんて本末転倒でしょう。絶対にやってはいけない」として、憲法9条堅持と、戦争反対、そして安倍政権がもたらした害悪”をこう切り捨てている。


「(「自主憲法制定は自民党の党是。手続きを踏めば憲法改正していいという考えか」と問われ)憲法を常に見直す態度は変えてはならない。ただ、すべての条文を同じように扱うべきではない。9条があり、武力行使をしてこなかったから、戦後70年近く平和でおれた。9条は変えてはならないと思う」

「戦争がどれだけ深い傷痕を国内外に残したか、もっと謙虚にあの時代を検証してほしい。『戦後レジームからの脱却』いうてね、歴史を消してしまうようなやり方は間違っている。それは国際社会への復帰につながった東京裁判も否定する。だから安倍さんはA級戦犯が祀られている靖国神社に参るんですよ」

「自衛隊は戦争にいかない前提で入隊した人たちが多いから、実際に行けといわれたら辞める人も多いはず。その次に何がおきるか。国防軍ですよ。いずれ必ず徴兵制がやってくる」


「安倍首相の姿を見ると死んでも死にきれない」と歴史修正主義を批判

 こうした危機感の背景には、1925年生まれの野中氏自身の戦争体験があった。戦争の悲惨さを痛感し、その記憶を語り継ぐ重要性を訴えてきた野中氏にとって、先の戦争を肯定し、戦前戦中の再現を狙っている安倍首相の姿勢が我慢できなかったのだろう。

 実際、『時事放談』(TBS)2015年2月15日放送では、安倍首相の施政方針演説について、東条英機の類似性まで指摘していた。


「私にしたら私が中学生のころ、昭和16年に東条英機首相が、大政翼賛会の国会で施政方針演説をやっている、あのラジオ放送を耳にしたときの感じと、まったくかわらないんじゃないかという心配を、私は感じました」

「(安倍首相は)重要な部分には触れないで、非常に勇ましいような感じで発言をされますと、国民はついそういう発言に十分な理解ができないまま、支持率に結びついたんじゃないかと考えております」


 また、2015年5月24日のやはり『時事放談』に出演した際には、党首討論での安倍首相の発言について「志位さんは過去の戦争のいかに愚かであったかという責任を国民の前でお尋ねになりましたが、安倍総理は具体的に答えようとせず、しかもポツダム宣言すら読んだことのないような」印象だったと批判。「わずかでもあの戦争に参加したことのある経験のある私があの姿を見ておって、死んでも死に切れない気持ち」とまで発言していたのだ。

 さらに、野中氏はもうひとつ、安倍政権の差別問題に対する姿勢にも激しい怒りを抱いていた。野中氏が自ら被差別出身であることを公言し、“差別をなくすことが私の政治生命であり使命”との旨をことあるごとに語ってきたのは有名な話だが、安倍政権はまったく逆。むしろ、在日差別や被差別への差別を煽ってきたからだ。

 しかも、野中氏は安倍政権の中枢人物から直接、差別発言を受けたことがあった。

 2001年の総裁選前、出馬を狙っていた安倍首相の盟友、麻生太郎財務相が所属派閥である大勇会の会合で、やはり出馬の動きのあった野中氏に対して、「野中のような出身者を日本の総理にはできないわなあ」と発言したことが明らかになったのだ。


「野中のような出身者を総理にできない」と発言した麻生に野中は…

 この麻生氏の差別発言は会合に出席した複数の議員から野中氏自身の耳に入り、激怒した野中氏が直接、麻生氏に詰め寄るという事件も起きている。

 野中氏の実像を追ったルポ『野中広務 差別と権力』(魚住昭/講談社)によれば、事件が起きたのは、麻生の差別発言から約2年が経った2003年9月11日の自民党総務会。この総務会に出席した野中氏がいきなり立ち上がり、当時、政調会長としてこの会合に参加していた麻生氏に向かってこう怒鳴ったという。


「総務大臣に予定されておる麻生政調会長。あなたは大勇会の会合で『野中のような出身者を日本の総理にはできないわなあ』とおっしゃった。そのことを、私は大勇会の三人のメンバーに確認しました。君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんかできようはずがないんだ私は絶対に許さん!


 しかし、これはけっして、野中氏の被害妄想でも思い込みでもなかった。実際、2009年になって、米紙ニューヨークタイムズ(1月16日)がアメリカ史上初めてアフリカ系のオバマ大統領が誕生した米国と対比する形で、日本の差別問題を特集したのだが、そこに当時、首相だった麻生氏による野中氏への差別発言の一部始終を掲載している。しかも、NYタイムズ記事には、会合の出席者である亀井久興衆院議員(当時)が実名で登場し、実際に麻生氏が差別発言をしたことを証言していた。

ところが、それでも日本の新聞やテレビは、一切報道しようとしなかった。理由はマスコミが当時、総理だった麻生氏に遠慮したこと、そして差別問題に触れることを恐れたためだった。

 しかし、野中氏本人はその後も、講演などでこの麻生の差別発言のことを度々取り上げ、徹底的に批判し続けた。麻生氏については、ヒトラー発言に代表されるように、その後も度々舌禍事件を起こしており、そうした安倍政権に通底する “差別”や“弱者”に対する不認識、いや逆にそれを増長させるような姿勢野中氏が最後まで声をあげ続けた要因だろう。

 そして、こうしたまさに安倍政権の本質をつく野中氏の発言に、安倍首相も麻生財務相も一言も反論できず、沈黙を守るしかなかった。野中氏の死に際して、いまだに大人気ない対応をとっているのも、それだけ安倍首相らが野中氏のことを恐れてきた裏返しだろう。

 野中氏の政治手法には批判すべき点もたくさんもあったが、しかし、この政治状況をみていると、野中氏にもっと鋭い安倍批判を続けてもらいたかった、と思わずにはいられない。

(編集部)
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●確信犯なナチス擁護…ウルトラ差別主義者・麻生太郎殿のその体質は野中広務氏による大叱責でも変わらず

2017年09月05日 00時00分35秒 | Weblog


日刊スポーツの記事【麻生太郎副総理、ヒトラー発言撤回「不適切だった」】(https://www.nikkansports.com/general/news/1879987.html)と、
コラム【政界地獄耳/ヒトラーから離れられない麻生】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1880450.html)。

 《麻生太郎副総理兼財務相は30日、「ヒトラーいくら動機が正しくても駄目だ」と述べた29日の自身の発言を、不適切だったとして撤回するコメントを発表した。「あしき政治家の例として挙げた。真意と異なり誤解を招いたことは遺憾だ」と釈明…「(政治家を志した)動機は問わない。結果が大事だ。何百万人を殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目だ」…「ヒトラーは動機においても誤っていたことも明らかだ。例示として挙げたことは不適切であり撤回したい」》。
 《すぐに例題に使おうとする確信犯だ。★30日午前、麻生は「ヒトラーを例示として挙げたことは不適切であり、撤回したい」との文書を発表したが、今後麻生内閣があるとしたら、第三帝国を夢想しているのだろうか。お粗末極まりない》。

   『●麻生太郎氏「だれも気づかないでかわった。
                あの手口に学んだらどうかね」
   『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に
    「山岡俊介さんのアクセスジャーナルの記事
     【<主張>麻生「ナチス発言」から1ヶ月――
     「権力の監視」の役割に無自覚な大手マスコミ】」
    「予想通り、有耶無耶になりました。野党もだらしないのですが、
     山岡俊介さんの仰る通り大手マスコミもだらしなく、既に忘却の彼方。
     五輪招致でバカ騒ぎするばかり。さて、麻生太郎氏の「ナチス発言」、
     世界は忘れているだろうか? 何よりの問題なのは、麻生太郎
     ご本人が無自覚なこと。「麻生氏が何の責任も問われずにいること
     …原発でもなんでも、さすが無責任な自民党である」

 アレから既に5日ほど過ぎ、国内では忘却? 前回同様、どうせ有耶無耶になるニッポン…。
 一方、国際的にはタイミングが悪く、トランプ大統領の「どっちもどっち」論による差別主義者・白人至上主義団体擁護問題の影響でしょうか、外交問題に発展した模様。差別主義者な副総理を歓迎しているようでは、トランプ政権も再び再燃するでしょうしね。

 日刊ゲンダイの記事【「ヒトラー発言」影響か? 麻生副総理の訪米が突然中止に】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212678)によると、《“ヒトラー称賛”発言でアウトか――。「日米経済対話」の事前協議として来週4日に、麻生副総理が訪米し、ペンス副大統領と会談する予定だったが、急に中止となった…米国はトランプの白人至上主義発言など、人権問題に敏感になっている時期。麻生副総理の訪米はトランプ政権批判の火に油を注ぎかねないと、ペンスが嫌がった》模様。

 コンナ差別主義者を再び首相に、あるいは、フィクサー気取りでのさばらせる…なんてことでいいのでしょうか? 《第三帝国を夢想》して確信犯的にナチスを擁護・《礼賛》し、「ダーク」で「ウルトラ差別主義者」の「炭坑王一族の末裔」・麻生太郎殿は、アベ様共々議員辞職してほしいもの。

   『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識
   『●『野中広務 差別と権力』読了(2/3)
     「「永田町ほど差別意識の強い世界」(※2) はなく、「総裁選の最中に
    ある有力代議士は…「…総理になれるような種類の人間じゃないんだ」
     (p.385) と言ったそう。さらに、最近、ネット上で話題になっていた部分。
    当時、「総裁選に立候補した元経企庁長官」 (であり現総理) の
    「麻生太郎は…「あんな……を日本の総理にはできないわなあ」と言い放った」
    (p.385) そうである。2003年9月、野中は、最後の自民党総務会に臨み、
    当時の小泉総裁や麻生政調会長を前に発言を求めた。「…私の最後の発言と
    肝に銘じて申し上げます…政調会長。あなたは『野中のような…を総理には
    できないわなあ』とおっしゃった。君のような人間がわが党の政策をやり、
    これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできよう
    はずがないんだ。私は絶対に許さん!」、野中の激しい言葉に総務会の空気は
    凍りついた。麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだった
    (pp.391-392)。」

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https://www.nikkansports.com/general/news/1879987.html

麻生太郎副総理、ヒトラー発言撤回「不適切だった」
[2017年8月30日11時38分]

     (麻生太郎氏(2009年8月17日撮影))

 麻生太郎副総理兼財務相は30日、「ヒトラーはいくら動機が正しくても駄目だ」と述べた29日の自身の発言を、不適切だったとして撤回するコメントを発表した。「あしき政治家の例として挙げた。真意と異なり誤解を招いたことは遺憾だ」と釈明した。

 麻生氏は29日に横浜市で開いた麻生派研修会の講演で「(政治家を志した)動機は問わない。結果が大事だ。何百万人を殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目だ」と述べた。ナチス・ドイツの独裁者を擁護しているとも受け取られかねず、早期に発言を撤回したとみられる。

 コメントの中で「ヒトラーは動機においても誤っていたことも明らかだ。例示として挙げたことは不適切であり撤回したい」とした。

 民進党の山井和則国対委員長は30日、「大失言だ。閣僚として極めて恥ずかしい。適性を疑わざるを得ない」と国会内で記者団に述べた。(共同)
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1880450.html

政界地獄耳
2017年8月31日9時52分
ヒトラーから離れられない麻生

 ★副総理兼財務相・麻生太郎のヒトラー失言は即座に撤回されたものの、この元首相は、その失言の多さで失脚したも同然自民党を下野させたにもかかわらず、学習しない。現在は副総理としての資質が、再度問われることになった。

 ★思えば首相在任中は漢字が読めないとか、失言のオンパレードで、時の官房長官・河村建夫が連日、麻生の失言の言い訳やフォロー、経緯の説明、解説に明け暮れた。前後を省いたり、政治家としてさまざまな立場の人たちを見渡して話すことができず、重大な資質が欠落していると言わざるを得ない。

 ★いちいち挙げたら切りがないが、麻生のヒトラー賛美は今に始まったことではない例題にナチスやヒトラーをすぐ出す麻生は、絶えずそこに思いがあるからだろう。ヒトラー礼賛が念頭にない限り、その場の例題には出てこない。今回は29日の自民党麻生派の研修会で出た「(政治家は)結果が大事だ。何百万人殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんですよ」の発言だが、思わず出た軽口ととらえることはできない。逆に原稿があるなら、なお問題だ

 ★13年7月、麻生が副総理兼財務・金融相時代の講演で、憲法改正について触れ「ドイツのワイマール憲法も、いつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかったあの手口に学んだらどうかね」と発言。08年8月の党幹事長時代には「審議をしないとどうなるか。ドイツでは昔、ナチスに1度(政権を)やらせてみようという話になった」と、すぐに例題に使おうとする確信犯だ。

 ★30日午前、麻生は「ヒトラーを例示として挙げたことは不適切であり、撤回したい」との文書を発表したが、今後麻生内閣があるとしたら、第三帝国を夢想しているのだろうか。お粗末極まりない。(K)※敬称略
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