29日朝6時30分女川出港、
西からの季節風が強く、微速で北上!
28日の晩に僚船が操業し、
魚体組成が良かったという釜石沖向け。
13時45分ポイント着漂泊、15時30分スタンバイ。
17時10分頃から操業開始!
日暮れと共に風が北北東に変わり、更に強まった。
前航海までは下合羽に上着Tシャツという、
いでたちで操業しており、
「10月も下旬になるのに今年は異常に暖かいなあ」とか
船の仲間と言っていましたが、
今回は急に寒気が訪れ、一気に寒さの到来です。
操業は、薄群れを3回程連続で操業しては調査航走のパターン。
水温は14.8~15.3℃ 「大」「中」主体!
魚体組成は上々・・・
7回目の揚網時に網に鯨が入ってしまった!
(聞いた事はありましたが、サンマの網に鯨が入ったのは
私は初めてでした)
網を広げて逃がすのにも四苦八苦でしたが、なんとか無事に
泳いで行きました 網も破損せず一安心…!
その頃、南三陸沿岸沿いで大群操業との連絡が入り、
僚船は南西側に調査して行ったが、我々は操業を続け、
21時頃からは僚船とは逆に、北上調査航走。
2時間程航走したところで群れにあたり、操業再開!
水温14.2℃ 魚体組成は更に良くなった!
黒崎の沖合いの冷海水域の渦が消滅し、
分枝が三陸沿岸に分かれて流入。
どうやら、14℃~15℃台の低水の流入が活発化し
それに伴い、割合(魚体組成)の良いサンマがどんどん
回遊してきているようです。
割と高めの海水温を南下回遊したサンマは
現在、金華山沖で漁獲されているようです。
1時10分頃に操業終わり、南下帰途航走女川向け。
30日朝7時半頃の入港予定!