blog-atom 2

…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

【最北端】!

2022年03月30日 | モバイル

千葉から太平洋岸を北上、津軽海峡・奥尻海峡を通って日本最北端の地「稚内」へ…
日本海側から望む北海道の沿岸沿いは太平洋岸沿いとはまた違った景観…。
気温が低くて寒いけど、予想外だったのが海水温…
襟裳岬沿岸沿いに比べると意外と高い!









…日本の沿岸沿いを航行する船舶に従事し、そこで働く人々は多いが

相変わらずモバイルの電波網は軟弱だ…!
これも デジタル・デバイド ではないか?
(インターネット等情報通信技術を利用出来る者と出来ない者との間に生じる格差)
国はデジタルを推進している筈だ!
沿岸域のインクルーシブな社会の実現を期待したい…!

大阪泉佐野→姫路飾磨→東京→横浜→釧路→様似→常陸那珂→千葉→稚内

乗船2週間、まさに「ジャネーの法則」…!
時の流れの体感は急流のようだ…

ここ数年、サンマ漁船と貨物船の2隻の機関室内を仕事場にしており
機関に携わる事に関しては同じでも、環境は時に反面教師として捉えれる。


【Cargo Vessel 2022'】!

2022年03月22日 | モバイル

私用で遅くなったけど、今期も期間雇用で貨物船に…

3月15日大阪で乗船。

サンマ漁後約3ヶ月を自宅で過ごし、乗船した途端
東北の太平洋沿岸を震源とする大地震…
また家族に心細い思いをさせてしまった…。

さいわい家族も自宅も大きな被害はなかったようだが、
後ろ髪を引かれる思いでCargo Vessel 2022' は始まった…!


こういう処にも船乗りと云う職業のいえしれぬ葛藤がある…

今回の乗船タイミング、ガラリとメンバーが変わっている…
まずは環境考察からだが、
職場である船内での普通が日常感覚になるように自分自身を調整する。

乗船時の関西は暑かったが航海は一気に道東、釧路そして様似へ…!

さすがに北海道 こちらはまだまだ寒い…。

一旦京浜まで南下、その後月末は最北端 稚内への予定が組まれた。


【11th year 3.11】!

2022年03月11日 | モバイル

黙祷
合掌…

大震災から11年目の3月11日…

自然災害の恐ろしさをあらためて思い起こす日として
この先何年も「3.11」は特別な日であり続けるだろう。

原子力発電所を人質化する国もある…

戦火が日本へ飛び火せぬ事を思い、一刻も早くウクライナの戦火が止む事を願う…

自宅裏で鶯が鳴いた…
今年の初鶯は昨日10日、今朝もまだぎこちない音色を奏でた。
霜がおちた朝
窓外は寒いが、今そこにある日常が如何に平和であるかをかみしめ、戦火の中の方々を思う…

2月の最終日に咲いた福寿草をかわきりに、少しずつ庭の花々が季節を知らせてくれる。

何だかんだで予定より遅れたけれど、季節雇用が始まる…
今期も貨物船に行く…!





 


【秩序と規範】!

2022年03月08日 | モバイル

現代のオリンピックは
フランスの教育者ピエール・ド・クーベルタン男爵によって
1896年第1回大会がアテネで開催された。
クーベルタンは古代ギリシア・ローマ文明にあこがれを持ち、
古代オリンピックにならった競技祭を構想した。
その意味で、彼はオリンピックの再興者、復興者とも呼ばれる。
クーベルタンがオリンピックを始めようとした根本動機は
スポーツを通じて人間を変革することになった。
しかしクーベルタンが考えたオリンピックは、単なる「スポーツの祭典」ではなく、
精神の発達を願う芸術祭も含めてのものだった。
実際に1912年のストックホルム大会から
1948年のロンドン大会まで芸術競技が開催され、
1952年第15回ヘルシンキ大会から「芸術展示」、
1992年の第25回バルセロナ大会からは「文化プログラム」として実施されている。

古代オリンピックはギリシア人によるギリシア人のためのオリンピックであった。
しかし、近代オリンピックは
世界中にオリンピズムの理念を広めることを目指して行われている。

その特徴としては、まず「平和の祭典」であることが挙げられる。
クーベルタンは「スポーツを通じて平和な世界の実現に寄与する」
ことをオリンピックの目的に掲げた。
また、「勝敗だけではなく、ルールを遵守し正々堂々と全力を尽くす」
という「フェアプレーの精神」がオリンピックでは重視される。
   by(2011年版オリンピック憲章、日本オリンピック委員会)

そんな平和の祭典「2022冬季北京オリンピック」が行われた年に
世界平和が崩れそうな情勢下となっている…!

久しくコロナウィルスによって世界中に暗い影が付いて回る最中…

 

国連旗 「国連憲章が定める国連の目的」

21世紀の現在 秩序と規範は保たれていなければならないはずだったが
共産主義の思想が残る大国は秩序と規範を捨てたのか…?

ロシア軍によるウクライナ侵攻が連日のニュースで報道される…!

戦争とは情報戦も含まれているだろうけど
どれが正しくてどれがフェイクニュースなのかは判らないほど
ネット上には多くの記事が溢れている。

ウクライナ軍とウクライナの国民はロシアの軍隊を相手に戦っている!
そして原子力発電所は人質の様相となっているようだ…

多くの国がロシアに経済制裁を課した、日本もしかり…

海を跨いでいても、隣国の脅威は大きくなった…。

もし日本に隣国から侵攻があったら、ウクライナのようにはいかないだろう…

ウクライナには兵士がおり、独立前にはソ連軍の一部だったように
ある意味戦い方を心得ている人々もいる…
しかし日本はウクライナ国民のようには、きっと戦えない…

急所である原子力発電所を掌握されたら、大パニックになるだろう。

もしかしたら、今年は世界の歴史の転換点になるのかもしれない…!

時代は21世紀、大国であれ島国であれ
どこの国の国民も国益より日々の平和を望んでいるはずだ!

国際法は、いつ、その国の勝手な理由で反故にされるかも判らない現実
安全保障に伴う平和は、秩序と規範で守られていたと云うのは
平和ボケした思い込みなのかもしれない…!

我々が携わるサンマ漁は操業海区の関係でロシアとは間近に接する…
理不尽な臨検や拿捕が増える事も想定しなければならない…

戦争反対を掲げ、過去に学び、
未来に備えていかなければならないが、歴史は繰り返す!
先の大戦で不可侵条約を一方的に破棄した過去を持つ大国でもある…

一方的な侵攻や侵略に対する抑止力が必要な
新時代になったのかもしれないが、
なぜ21世紀もの間、世界平和は実現できないのだろう………

…やはり、理想論と現実には開きがありすぎて
民族の違い・思想の違いは融和できない事なのか…

現代社会の価値観の違いというのも何処かで傷を拡げる
事になるのかもしれないなぁ…。


【3回目接種】!

2022年03月06日 | モバイル

コロナウィルスの3回目ワクチン接種を済ませた…!

1回目ファイザー・2回目ファイザー・3回目モデルナ。

懸念された副反応は特に無かった。
ただ、1回目の接種後2日程続いた注射部位である肩の痛み…
今回3回目の注射部位の肩の痛みはより強く、治まるまでの時間も長かった…!

「コロナワクチン接種証明書アプリ」
3回目の証明は上書きされるものと思って、調べなかったのだが、
アプリ内で再度発行しなければならなかった!

デジタル庁 よくある質問 を参照
 
Q2-3 接種証明書発行後に2回目もしくは3回目の接種を行いました。
   再度接種証明書の発行が必要ですか。

A2-3
過去に発行した接種証明書の内容が自動で更新されることはありません。

再度、本アプリで接種証明書の発行を行ってください。

接種証明書は各市区町村のワクチン接種記録システム(VRS)へ
記録が登録された時点から発行可能となりますが、
市区町村によって接種記録の登録に数日から数週間かかる場合があります。
再度発行しても最新の接種記録が表示されない場合は、
申請先の市区町村へお問い合わせください。
          (2022年2月24日更新)