陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

夏旅④

2022-09-18 18:27:06 | 海太と空太のコト
4日目の8月29日。


この日は夜中の内からいい天気。


真っ暗な中をトイレに行った帰りに


海側の広場へ行ってみたら


見えてる夜空全部に星が輝いてた。


両脇は小さな山、目の前は水平線、


振り返った方向は大きな水門。


街の灯りは届かない場所。


雲一つない夜空は最高でした。






夜は風もあって寒かったけど


太陽が昇ってからは気温も上がります。


からっとして気持ちのいい天気です。


朝ごはんを済ませてお片付けをして


こんなお天気ならまた海遊びをしたいとこだけど


今日の目的地もあるので


名残惜しいけどお散歩をして出ますかね。








前日の曇り空との景色の違いがすごい。


ウチらが行った時は波が高くて


入って遊ぶ感じではなかったけど


浜焼き小屋のおばちゃんの話ではべた凪の時もあるそう。


こればかりはタイミングだからね。


また来よう、きっと。






普代の海を後にして向かうはさくらんぼ県。


じーばーちゃんがフタリに会いたくて待ってます。


「月曜には行くね」 と言ってあるので向かいましょう。






それでも寄り道は旅の醍醐味です。


この旅の間、一応毎日フタリが走り回る姿を見れてます。


この日も移動ばかりではおもしろくありません。


もちろんフタリにも楽しんでもらいます。






陸前高田のドッグランです。





こじんまりな感じだけど十分。


週明け月曜の午前中からこんなとこに来てるのは


犬バカに違いありません。


ウチらの貸し切りでした。





恐がりな海太は入れるかな?と思ったけど


ボールを追いかけてトンネルくぐりを披露してくれました。


空太はせっかく取ったボールだからか


隠すようにトンネルの中に置いてきたりして。


芝のきれいな素敵なランでした。





三陸の旅をする時にはまた絶対に立ち寄ると思います。


フルーツパークというネーミングのランだけあって


果物のスムージーがおいしかった。


楽しかったね、フタリ。







この日通ったルートは震災、地震や津波の影響を受けた地域です。


いたるところに "津波到達地点" の標識や看板があり


街は心が苦しくなるほどに新しく


ただただ広かった。






第一飼い主と当時のことを話ながらのドライブでした。


人間にとっても動物にとっても過酷すぎる出来事、


遊び疲れて静かに寝ているフタリには


怖い思いも不安な思いもさせたくないなと


そう思った犬バカ飼い主です。






さて、ぐんぐん南下してのさくらんぼ県入りは


思いのほか時間がかかって


着いたのは夕方6時をまわる頃でした。





フタリを見たじーばーちゃん達の嬉しそうなこと。


一緒にお散歩に行けるわけでもないし、


おやつをあげられるわけでもない。


ただワチャワチャする海太と空太を見るだけなのに


迎え入れてくれてありがたいね。


いつも思うのは、


"陽太のおかげ" ということ。


陽太の素晴らしい功績があってこそです。






初めて陽太を連れていった時は


家に上げることなく


玄関においたケージと毛布が居場所だった。


そこからリビングへ入りこみ、


ダイニングテーブルの下でゴロンと眠るようになり、


最終的には和室もOKとなった陽太。


ワンコはヒトの側にいるものだと


じーばーちゃん達をしっかり教育してくれた。


ありがとうね、陽太。


おかげでフタリはまんまとベッドの上で寝てますよ。






ウチらも数日ぶりにお布団で眠った夜。


車中泊は楽しいけれど、お布団もいいものです。


夏旅も残すところあと少しとなりました。





大移動、お疲れ様でした。