陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

人間性の回復

2018-10-23 06:13:17 | 陽太のコト
おとといの日曜日はまさにお出かけ日和。


あんまり遠すぎず、人も多すぎず、


できれば駐車場が無料で時間を気にしなくていいとこ。


そんな条件を掲げて、ウチはお散歩先を探します。






思い浮かんだのは、森。





ここ森の入り口の芝生の広場。


前に来たときにはたくさんのミニチュアダックスがいて


囲まれた陽太は固まったんだった。




昨日は通りすぎていく二組のご夫婦だけでした。


そのうちの一組のおばあちゃんに声をかけられました。


「このコはあれでしょ、ほら、レト・・・」


「はい、ゴールデンレトリバーです」


おばあちゃんの言葉を補うように答えると


「やっぱりそうよね~。大きいもの!」


そう言って陽太のことを撫でてくれました。


何だかんだとお話した後、ふいに聞かれたのは


「ちょっとおデブちゃんじゃな~い?」


一瞬自分のことだと思いドキッとしたけど


おばあちゃんの視線がまだ陽太に向いてるのを確認して


「まぁこんなもんですよ。毛が多いからそう見えるんですよね~」


とちゃんと返事ができました。







その後は深い森の中へ入っていき


途中でおやつのおイモさん。





森の中だからいい顔なのか、


おイモさんだから、いい顔なのか。


きっと両方ですよね。


おイモさんがなくったって





陽太に声をかけるとこんなニコニコで見上げるんだから。






でも唯一笑顔が消えて頑固者になった場所もあります。





数十メートル隣の同じような休憩場所で休んだばっかりなのに


こういうテーブルとベンチを見ると


“休憩しなきゃ” と頑なに動こうとしなくなります。


リードがピーンと張るくらいに引っ張ったって


こっちをチラリとも見ない陽太。




不思議なコです。


ホントに疲れたのか、もっとのんびり行こうよと言ってるのか


その真意はわかりません。







なんとか気分転換させながら歩みを進めて





森の谷間の辺りに来ました。


何年も前に来たときには


“自然の中で、人間性の回復を”


という立て看板があって


確かに!と納得したのを思い出しました。


今回は見当たらなくてちょっと残念。




昔撮った写真だけど、こんな風に立ってたんです。





味わい深い看板ですよね。







ずっと続いている散策路も緑に挟まれたクネクネ道。


前後に誰もいなくなることもしばしばです。




タイミングを見計らって


陽太を待たせて数歩下がって、陽太の写真を撮ります。





こっちに来ちゃいそうだったので、また少し近づいての写真。








よしよし、ヘンテコな顔のやつ撮れてた。






前は、同じような写真は何枚かだけ厳選して残しておいたウチだけど


最近はボケててもブレててもそのまんま。


Googleフォトがアニメーションにしてくれるから


枚数は多いほうがおもしろいんです。


昨日の写真もきっとそのうちお知らせで届くに違いない。


そのなかにヘンテコな顔のがあると思うと


見る前から想像で笑えてしまいます。






休憩もはさみながらの森のお散歩は3時間弱。


カングーに戻ってお互いにしばらく休憩です。


でも風は気持ちいいし、空は真っ青だし


森をハシゴすることにしました。





次は初めてのところ。


ファミリー向けの森林公園だったけど


広さは十分だったし


落ち葉の上をたくさん歩けたし





こんな水路もあった。


ここもまた来よう。


今度はスマホのバッテリーも持ってこよう。


残りが11%じゃあ、水路の写真だけでいっぱいいっぱい。


このあとすぐに電源がきれてしまいました。







森は陽太にとってだけじゃなく


ウチにとっても魅力的。


もっともっと、こういう場所を陽太と歩きたいんだ。






季節が巡る度に思うこと。




春はいい季節だなぁ。


夏もいいじゃん。


やっぱり秋だよね。


冬、最高。





考えてみたら一年中楽しんでる。


陽太が元気でいてくれたら


ちゃんと季節を楽しめてる。




ウチの人間性の回復の元は、陽太かもしれないね。