ローマ市内観光の前に、世界最小国家にして、カソリックの総本山 ヴァチカン市国
へ行きます。
◆ヴァチカンとイタリア(ローマ)間の国境です。
勿論、国境警備も税関もありません。一跨ぎで国境を越えられます。
左側がヴァチカン市国、右側がローマ市です。
◆ヴァチカン市国の衛兵
古くから、その勇猛さと、忠誠心により、スイス人カソリック信者が登用されて
います。制服のデザインはかのミケランジェロです。
◆教皇室
大聖堂に向って右側の建物の上階の右から2番目の部屋が、教皇ベネデイクト16世
の居室です。窓が少し開いているのがわかりますか?
教皇は、毎週日曜日正午にここへその姿を見せるのです。
◆サン・ピエトロ大聖堂
カソリックの総本山となる聖堂です。この聖堂の前には、約30万人を収容できる
サン・ピエトロ広場があります。
◆聖堂内の大天蓋
教皇の祭壇を覆うブロンズ製の大天蓋です。華麗な装飾が施されています。
◆聖堂内通路の天井
ここにも豪華絢爛な彫刻が施されています。
大聖堂に隣接するヴァチカン美術館に入館する際に、大失敗をやらかしました。
当地では、美術館、博物館などの入口では、空港ほどではないにしても、
セキュリテイチェックがあるところがたくさんあります。
ヴァチカン美術館では、カメラの三脚の持込は不可と予め聞いていました。
小生は、一脚を持って行っていましたが、アウトでした。
通常、観光地の三脚禁止は、通行の妨げになるのを防ぐ為なので、一脚はOK
なのですが、ここでは潜在的凶器ということで、入口で預り証と引換えに預け
さされました。
その旨、日本からの添乗員さんの申し出たら、美術館の退出は別の出口を使うので、
大変まずいとのことで、小生の預り証を持って掛け合いに行き取返してくれました。
でも、それを持っての再入館は出来ないので、先に出て我々が現地ガイドに
連れられて出て行く出口付近で待っていてくれました。
自分勝手な判断をして迷惑をかけてしまったことに、大反省し大感謝した
次第です。
ヴァチカンは世界のキリスト教の総本山だけのことはあって、目を見張るべき
ものがあります。
一方で無宗教な小生としては、宗教の強大なパワーに一抹の不安を覚えたので
あります。
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