オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 転職事情

2020-09-01 10:27:57 | 日記

コロナのせいで、お仕事が無くなった方はたくさんいらっしゃることと、

お見舞い申し上げますが、ここ、オーストラリアでも、お仕事が無くなった方は多いようで、

私のお友達の息子さんは、某エアラインのキャプテンだったのに、退職を余儀なくさせられ、、、

何に転職するんだろう...トラックの運転手...まさか??? 又、復帰できるよね?

 

私のアパートの不気味なメンテナンスのおじさんも、いなくなったまま、かえってきません!

...帰ってきたのは、凄く感じの良かったレセプションのお姉さんと、メンテナンスのお姉さんだけ。

...やっぱり、皆、感じることは同じなのね。

 

私なんて、一発で飛ばされるだろうなと、身につまされる思いをしつつ、、、もの思うこの頃。

オーストラリアでは転職が多く、

別に会社から言われなくても、お仕事を辞める人は多いのですが、

それでも、会社側から言われると、ショックを受けて右往左往します。

しかし、こちらでは、何十年も同じ仕事をしている人は、経営者以外では稀です。

日本では、石の上にも3年、とか、あっちこっち仕事が決まらない人は、落ち着きが無いように

思われがちですが、こっちでは転職エージェント(例 シーク)https://www.seek.com.au/

でさえ、「前の会社に5年も働いてたの、結構長いね」なんて言われるらしいし、

ましてや日本の様に、10年とか20年も同じ会社で働いてたら、何で転職しないのと聞かれます。

 

何故かと言うと、

常に、他に良い仕事が無いかアンテナを張っていいて、

良さそうな仕事があれば、給料アップの交渉をし、上がらなければ、より良い給料を求めて出て行くのが、

こちら流です。

即戦力がある人が求められるので、年齢が問われることは少なく、

履歴書にだって、年齢、性別でさえ書かないことが多々あります。

従って、何処で何をやっていたかが決め手になることが多く、

履歴書に何も書くことが無い新卒は、日本とは違い、不利でさえあります。

こっちの企業には、新卒を1から育てて行こうなんて、有難いお心はありません‼

 

子供の行っていた幼稚園でも、60歳で大学に行き、幼稚園の先生になった女性がいました。

大切なのは、採用ポジションに実務経験と学位があるかどうか、、、しかし、

学位は、経験が多くなれば問われません!当然ですよね?

したがって、年齢じゃなく、見た目の元気さ、と、部署によっては、見た目の若さ?…きっと。

英語は必須。

 

因みに、オーストラリア労働ビザの取れる可能性の高い専門職のリストです。

https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/working-in-australia/skill-occupation-lis

代表的な申請先は

  • 会計
    http://www.cpaaustralia.com.au/cps/rde/xchg
    http://www.charteredaccountants.com.au/
    http://www.publicaccountants.org.au/
  • エンジニア
    http://www.engineersaustralia.org.au/
  • IT技術者
    http://www.acs.org.au/
  • 教師
    http://www.aitsl.edu.au/
  • 大学(例外あり)などで取得の職業
    http://www.vetassess.com.au/
  • 看護士
    http://www.anmac.org.au/
  • 医療関係
    http://www.medicalboard.gov.au/
  • ウェルフェアーワーカー
    http://www.acwa.org.au/
  • 翻訳通訳
    http://www.naati.com.au/home_page.html

 

さて、、、、

最近、私のFB 友人の、Willから、お友達申請のメッセージが来ました???

名前が変わったから、お友達から外れちゃったのね?彼の本名は William 通称 Bill です。

彼は、私が初めてオーストラリアに来た時、専門学校の英語のアシスタント教師でした。

凄く熱心で賢い先生で、勉強熱心な生徒に人気が高かったのですが、

その頃の私は、特に勉強熱心で、、、だってもう日本に帰ったって、お金も仕事も、何もかも無いでしょ?

毎日、必死で勉強し、学校が終わってからは、自転車に乗って、

Will に手伝ってもらった履歴書を持って、就職活動に奔放していた訳です。

...多分、100件以上は直接会いに行ったかな?

Will はそれを知っていたから、たぶん...Will だと思うのですが、、、

その頃、学校では、実力テストと言うのがあり、Will が一人一人面接して、英語でいろいろ喋る訳です。

なぜか私への質問は、凄く簡単で、その後数か月してから来た通知は、、、

もう、時効だから言いますが、”英語上級者” と言う証明書でした。

とんでもない話ですね?

Will はその後、当時、ビザ取り学校と言われていたカンフーの学校で、英語の先生をして、

その他にも、何かと色々なライセンスを取るための勉強を手伝って、そこの学校の名前の元に、

免許を取れるように、手配してくれていました。

私は、当時、何処の就職にもあれば有利な、労働安全のライセンスを取らせてもらいました。

その後、Willがレストランを開いたという話を聞き、暫らく音沙汰がなかった後、

小説を書いていて、売れているという話も聞きました。

そして今回、Will の新しいFBのページを見たら、Will がすばらしく男前に映っていたので、

”本書くより、自分が俳優でもやったらいいのに” (o^▽^o) と冗談で言ったら、

”5年前から俳優をやっている” と言うので少しびっくり。w(°o°)w

 

更に、結構有名なティーンエイジフィルムの準主役をやっているので、もっとびっくり! ヽ(°〇°)ノ



https://www.youtube.com/watch?v=tX-ga9WKNkA&feature=youtu.be&fbclid=IwAR10Do316rv8cZrBD7tEDfOhLh74Xc1HfVlcYu6K18a89cxiAtXVWZd-ssE

 

どこかで、これ見たな…Billに似てるとは思ってたけど、まさか本人だとは思わない。

自分で履歴書を送って、面接に行って、仕事をゲットしたそうですが、

Will いわく、”前の仕事も面白かったけど、この仕事は本当に自分にあっていると思う”

そうです。

チャレンジし続ける人生、人生愉しんでますね~。

絵も描き始めたそうです。

Will 御年今年69歳。

 

最近疲れちゃって、私ももう、人生、降りようかな、、、等と思ったりもして、

アンテナも卸していたい矢先。

心に響くところがあったので、シェアさせていただきました。