オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 梅雨時

2018-06-11 13:25:08 | 日記
日本は、梅雨シーズンですね。



ここ、Gold Caost でも、雨の多いシーズン、梅雨(RAINYSEASON )は、あって、12月から、4月くらいまでと、



随分長くなりますが、


多いのは、3-4月、でも、日本の梅雨のように、毎日じとじとと言う訳でもありません。


強い風と共に、お天気が変わることが多く、晴れの日も多いです。


干ばつも、洪水も、どちらも良く起こり、そのたびに、野菜や果物が高くなり、迷惑しています。


そして、6月というのは、こちらでは、初冬。結構寒いのです。


日本で梅雨と言えば、洗濯物が乾かず、お部屋干しと言う、鬱陶しい憂き目にあいがちですが、


さてこちらの多くの家庭には、洗濯干し場だけでなく、たとえ貧乏でも


洗濯物を乾かすドライヤーのあるところが殆どなので



雨でも、洗濯物を室内に干すなんてことはなく、快適に過ごすことが出来ます。



雨でもママチャリに乗って、傘もさすという、サーカスまがいの芸をやってのけて、


買い物に行くと言う、逞しい奥様方は、車社会のオーストラリアではあり得なく、


もしこちらでそれをやれば、きっと、好奇心旺盛な子供たちのスターになること、間違いありません。


日本のランナーは、多少の雨でも、根性で走っている人をよく見かけたものですが、


此方では、寒くなってきた、というだけで、あの混んでいたビーチサイドの道は、もう、ガラガラで、


小雨など降ろうものなら、私を含めた、数人のランニングオタクが走っているだけです。



快適ですね!



さて、この時期には、台風も多く、CYCLONE とこちらでは言いますが、(USで言う、HURRICANE と全く同じ意味)


因みに、私は、沖縄が好きで、3年ほど住んだことがありますが、流石、台風で有名な沖縄。


台風に対する心構えは、プロです。



大体、建物が、頑丈に作られていて、アルミサッシなんて、本州の倍はあるんじゃないかという位のごつさ。


看板なんて、飛んでいきやすいものは、ハナからつけるもんじゃなくて、


壁に描くもの…さすが、プロフェッショナルですね!


今の新しい建物はどうなんだか知らないけれど、私の居た頃は、


窓に鉄格子を入れるなんて、予想もしなかった裏技だとは気づいたのは、沖縄に住み始めて、暫くしてから。


それまでは、


”沖縄って、治安悪いんだろうか?” などと不安に思ったものでした。


実際、初めて台風を体験したのは、夜中でした。


なんだか風と一緒に水しぶきが顔に当たったので、


目を開けて、そちらの方を見ると、丈夫でがっしりした、アルミサッシの窓枠が、風で曲がって、


風と一緒に雨が吹き込んでいるのです。


慌てて、部屋の畳をはがして、雨が当たらないようにし、


雨の当たらない所に座って、何ができるか考えたけれど、できることも無かったので、


諦めて、寝たのを覚えています。


沖縄人の、台風の日の過ごし方も、心得たもので、


仕事が休みになりがちなので、食料を買い込んで、家族みんなで団らん、という、お楽しみとなっています。



ああ、オーストラリアのブログなのに、沖縄になってしまったので、話を戻します。



全くの素人のオーストラリア人は、というか、凝りていないので? 


おまけにお客様に、お願いするのも気が引けるのか、


ホテルのベランダにはテーブルやいすが出しっぱなし、と言うこともよくあり、



UFOの様に、丸いテーブルが空を飛んでいるのを見たことがあります。



直撃されたら、一発ですね!



特にホテル街に滞在なさるであろう、あなた、観光にいらした折、台風の日に外をうろつく時には、


万全の装備で、お出かけされることを、強くお勧めいたします。