オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア ファッション事情

2017-02-05 17:20:07 | 日記
日本のファッションも含めて、ファッションのこと、良く知らないくせに、



オーストラリアのファッションを語るのも、ナンなのですが、


日本に帰ると、やはり随分違うなぁ、と、思うのです。で、いったい何が違うかというと、


特にここ、ゴールドコーストは、年中暖かで、リゾートの地にありがちな、


カジュアルで、明る色のファッションが多いのが特徴だけれども、そういう事だけじゃ無くて、


日本人の様に、その色や、形が、自分に似合うかどうか考えるより、


服が素敵だから試着して(しない人も多い)、着られたら、買う。ここが肝心、、、


似合ってたら買う、のじゃ無い、と思うのです。



流石、マルチ民族国家オーストラリア、他人に寛容で、他人が何をしてようと、


”きっと、文化の違いなのね?”と、見逃してもらえるから? 



か、 きっと、個々人の心情にあった、服を自由に着てらっしゃると思うのです。



例えば、



ハイソックスをはいて、グリーンのチェックのキュロットをはいて、髪の毛、お下げにして、



旦那様とショッピング。きっと御年80歳くらい?



旦那様は普通のファッションなんだけど、きっと日本人の旦那様みたいに



”お前、その恰好、恥ずかしいから辞めてくれ” なんていわないんでしょうねー、


旦那様だけじゃなくて、誰も責めない。



若い女の子。



近年は、ボロボロのジーンズを切ったみたいなパンツ姿をよく見るんだけれど、(日本でも流行ってる?)


短く切りすぎて、ジーンズの下から、お尻が全部はみ出ちゃってるのです…


ミニスカート、これも、短すぎるうえ、フレアスカートなもんだから、動くたびに、チラッと見えそう。



おまけに太ってたりすると、もう、見えたパンツに迫力がありすぎて、見たくもないんだけれど、


それでも、思わず、見えるかどうか、気になって見ちゃうのです。


ボディコンだって、うすうすペラペラ安物素材のせい?なのか、


パンツのラインも、体に食い込んだブラジャーの紐のラインも丸見えの、まるで、



レントゲン?仕様のファッションなのです。



どうぞ 私を、おそってください、


って言ってるみたい? 凄く攻撃的。


今は昔、貞淑、なんていう言葉あったんだけどなぁ!



オーストラリアの男性、これを見てムラムラしない? 慣れてる?



彼女が、もし、日本の電車に乗って、おさわり痴漢に会ったら、


何て言うんだろう????


”この人、痴漢です!”と言って、触った手をねじりあげて、訴える?


で、触ったおじさんに向かって、お巡りさんは、


”挑発に、乗ったあなたが悪い?”


とでも言う?


それとも、”気持ちわかるなぁー”と同情してもらえる?




勿論、そういうファッションばかりじゃなくって、


裾の長いサマードレスも流行っていて(オーストラリア、今、真夏です)、凄くエレガントなんだけれど、


兎に角長すぎて、裾を引きずってる、、、、汚いなぁー、、、犬の糞とか、おしっことか、


痒い虫とかも、スカートの中に連れ込んで、お持ち帰りするんだろうなぁ…と、考えちゃう。


日本も平安時代には、十二ひとえ、ナンていう着物、引きずってたんですけどね!今は絶対しない。




”おしゃれすることを諦めている人 ”だって沢山いる。


太り過ぎている人、おしゃれする気力もなくなるのだろうけれど、そういう人って、


動作も緩慢。





おしゃれな人って、太っていても、動作は攻撃的? 機敏なのです。





日本は、季節に合っているかとか、自分の立場とか、人の目とか考えるのでしょうけど、


体格も、同じ様で、似合ってるし、上品でセンスもいいのだけれど、服装まで同じ。でも、


日本人も、もっともっと、自分の着たいものを、人目を気にせず好きな様に着たら、



もっと、元気な国になるんじゃないかな、と、思うのです。