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サンウ、ウジェの姿を見て、ウジェの言葉を聞いて愕然としました。
まさか・・・ですよね。その時、ソヨンが言ってた言葉を思い出しました。
「知り合いがこの病院にいるの・・・。」
そのまま店に入って行くことは出来ませんでした。外で、ミギョンとウジェの様子を確認し、その後の二人の様子を見て、確信しました。
二人が兄妹だということを。そして、ソヨンの夫と義妹だということを・・・。
ミギョンには、父が急病で…と連絡し、結局その日は会う事を避けました。
あまりの衝撃に、そのまま家に帰る事も出来ず、外で気持ちを落ち着けるしかありませんでした。
翌日、ミギョンはサンウを待っていました。でもね、流石に優しくいつものように振舞う事は出来ません。
同僚もサンウの様子に気づいてましたが、まぁ、特に問題になる事も無く・・・。
仕事が終わって帰宅するサンウを待っていたのはミギョンでした。父親が病気だと聞いていたから、病院で薬を処方してもらって待っていたのです。
サンウは、もう黙ってはいられませんでした。
ミギョンの兄がウジェで、ウィナーズの副社長だろう・・・と。
サンウは、ミギョンを責めました。嘘をついて自分と父親を騙してきた事。謝れば受け入れてもらえるだろうとたかをくくっていただろうこと・・・等々。
本当は、ミギョンがそんな人間じゃないと分かってるんだろうと思いますよ。確かに財閥だといって喜ばない相手はいないだろうからね、そう安心していたところはミギョンにもあったかもしれません。
サンウが言いたかったのは、
「好きになる前に言ってほしかった。」
ってことなんですよ、きっと。
そしたら、ソヨンの義妹だからと、好きになる気持ちを止める事も出来たかも知れないからね。
でも、そうは言えませんよね。
ミギョンにそう言ってしまったサンウは、もう、別れるしかありませんよね。
辛いですよ・・・
ミギョンは、ウジェにサンウに知られた事を話しました。
今まで見た事も無い剣幕のサンウの姿でしたからね。怖かったんです。
ウジェは、サンウの怒りが本当なのかと問いました。それもまた作戦かも・・・とふと思ったんでしょう。
ミギョンは、ソヨンもそういう人間なのかと反論。
とにかく、待つしかないとウジェはミギョンに言いました。自分とソヨンの事があるから、万が一サンウが納得してくれたとしても、両親を説得するのは相当大変だから、二人の気持ちを固めろとアドバイスしました。
ポジョンは、サンウとミギョンの話から、サンウ父が病気だと思い込み、牛骨スープを手作り。
それを、ミギョンからサンウに渡してほしいと差し出しました。でもね、渡せるわけはありません。
ミギョンは、ポジョンに自分の素性を知られたと打ち明けました。
ポジョンは、サンウが傷ついただろうと思い、心配になりました。直接は会えないので、家にスープを届けに行ったのです。
そしたら、サンウ父に見つかっちゃって。恋人のいる男性にいつまでもまとわりつくもんじゃないと諭されました。
そんな時、ミギョンが手術を担当した患者が亡くなりました。
やっぱり患者がなくなるというのは医者にとってショックでして、食事会にも顔を出さないミギョンなんです。
サンウは、昔、最初に自分が担当した患者が亡くなった時の事を思い出しました。その時は、ミギョンがそっと傍に付いていてくれたのです。
食事も取って無いと聞き、病院にミギョンを探しに行ったサンウ。
そしたら、誰も居ない病院の片隅で、一人膝を抱いて泣いてるのを発見したんです。
諦めようと決めたサンウですが、やっぱり放っておくことは出来ませんよね、まだまだ好きなんですから。
抱きしめましたよ・・・。
どーするんだろ、サンウ
一方、ソヨンは、ヨニとの関係が悪化してます。
お酒に酔って、自分の過去をあれこれ口にするヨニを注意したんですよ。でも、あまりにも神経質になり過ぎてないかとヨニに言われました。
確かにね。
で、その諍いをソヌに気付かれたんですよ。
ソヌは、ヨニを条件をあげるから、このまま事務所に残ってほしいと頼みました。ヨニ、残るんでしょうねぇ。
また、ポジョン父は、例のミス以来、気分は落ち込み、妻にも当たってます。ってか、それまで言えなかった事を、口にしただけですけどね。あまりにも軽い扱いを受けて来てましたからね。
ウジェ父は、処分に困り、地方の営業所への移動を命じました。
友人だからということでかなりの部分で譲歩した処分です。
ソンジェは、芸能事務所にスカウトされ、契約しました。
で、俳優として教育が始まったのですが、その担当の先生が、なんと、ソヨンに似た女の子だったんですよ。
このところ、街や学校でソヨンと見間違えて後を追ったりしてた人の様です。ちょいと石原さとみ似です。
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