傲慢と偏見〈ノーカットテレビ放送版〉DVD-BOX1 | |
クリエーター情報なし | |
ブロードウェイ |
レビュー一覧は、こちらから。
“犯人は検事だ”
と言うドンチ。
そんなセリフを聞いたんじゃ、気になって眠れませんよね。
パジャマ姿でドンチの部屋に突然入って行ったヨルム。その根拠が何なのか、ドンチを問い詰めました。
ビョルの事件記録は検事室にある・・・と検察に向かいました。
紛失したと聞かされていたヨルム。何故、検事室に?・・・ですよ。
「紛失じゃない、処分されていた。」
と、ドンチ。この事だけでも検察内部に犯人がいると察せられますよね。
夜中に出て行く二人を見て、カン・スは心穏やかじゃいられませんでした。
ヨルムに弟としてしか見られて無いと分かっていますが、もう気持ちは誤魔化せません。ドンチも、カン・スの想いに気がつきました。
翌日までに担当事件を処理するようムン部長検事から言われていた面々。ドンチとヨルムは全然そんな指示なんぞ意にも介さず帰宅しちゃってたわけですが、帰るタイミングを逸していたのは、イ検事&ユ捜査官。
ところで、イ検事とコンビを組んでるユ・グァンミ捜査官は、一番古手のユ捜査官の娘だったんですね。どっかで触れてましたっけ?見逃してたかも・・・。
でもね、ムン部長検事が居なくなったのを見て、これ幸いと、家でやるから・・・と事件書類を持ち帰ったんです。
ところがですよ。
真っ直ぐ家に帰るんじゃなくて、友達と約束してたクラブに鞄を持ったまま行っちゃった。
そこでばったり会っちゃったのが、グァンミ。
何と、グァンミも、父ユ捜査官に仕事で遅くなると嘘を言ってクラブに行っちゃってたんですね。
いつものお堅い雰囲気と違うグァンミに、つい、イ検事もふらふらっとなっちゃって、良い気分で踊り始めたんですが。
そんな二人を一人の男が見てた。
直前に、ムン部長検事から処理するよう言われた件の当事者で、就職試験に不正ありと様々な権力者を訴えようとしている人物でした。
一応、話を聞くために呼びだしてはみたものの、イ検事は、はなから馬鹿にしたような態度で、イマイチ真剣に向き合わなくて、男性の努力が足りなかったんだと言い放ち、帰らせた相手でした。
男性は、その態度にムカつき、一旦は検察を出て来たものの、遊びに行くのがばればれな態度のイ検事を見つけ、後をつけてたってわけ。
クラブで遊びまくるイ検事を見つけ、彼の鞄を持ち去っちゃった。書類が中に入ってる鞄を
気づいた二人が後を追ったけど、遅かったね。姿は無く、脅しのメールが届きましたよ。
書類をネットに流す・・・と。
嫌なら、事件を調べて告訴しろ・・・とね。
慌てて二人してアルバイト先の焼き肉店に男性を訪ね、謝罪しました。
でもまぁ、まだイ検事は強気でした、この時は。この場で逮捕出来るんだぞ・・・なんてね。
男性は、どうせ捕まるなら、書類をネットに流す・・・なんて引き下がらないものだから、イ検事&ジャンミはおろおろするばかり。
ドンチが持っていたビョルの事件記録を見ると、検事が勝手に捜査を終了させていると分かりました。
担当検事は、チェ検事。ドンチの同僚検事でした。
ところが、チェ検事には憶えの無い事らしいんですね。何者かがチェ検事の名前を使ったことになります。
解剖もしていません。
そこも怪しい・・・。
ヨルムの話では、当時、反対する母を押さえて疑問を持った父が解剖を依頼したんだそうです。解剖の日も決まっていた・・・。
なのに、どうした手違いからか、無縁仏と誤解されて、火葬されてしまったというのです。だから、遺族の手元に戻ってきたのは、遺骨だけだったんだとか。
そして、ドンチが調べ始めた途端、捜査記録の原本が消えた事を考え合わせると、検事が関わっていると、ドンチは確信を持ったのです。
それにはもう一つ理由がありました。
当時現場にいたガンチは、ビョルを襲った男が何者かと電話で話をする時、相手を“大先生”と呼んでいたのを聞いていたのです。
昔、検事の事を、そう呼ぶ習慣があったんだそうです。
ムン部長検事は、オ次長検事に呼ばれて行った席で、今捜査中の麻薬がらみの事件で容疑者の弁護をする事になってるオ弁護士と会いました。
イ局長やチェ検事も来て、何やら怪しげな雰囲気。
帰りに、いつの間にかムン部長検事の車のトランクには、段ボール箱が入れられてるし。あれはお金だね。
ムン部長検事はムッとした表情です。
オ弁護士の事務長パク・スンべは、ムン部長検事に“お久しぶりです”と挨拶してましたが、ムン部長検事の方は、彼に見覚えが無いみたい。
ムン部長検事、イマイチ考えが読めません。一体どの立ち位置なんでしょうか。
ドンチの良き理解者のようでもあるし、権力には不満を持ちながらも案外すんなり従ったりしてるし・・・。
ヨルムが持っていたドンチの成績表の切れ端は、ビョルが持っていた車のおもちゃの中から見つかったようです。
ただ、随分時間が経ってから見つけたので、警察は調べてくれるといったのですが、結局は、何もしてもらえず。ヨルムの父は一人で警察の前で再捜査を要請するチラシを配り続けました。
イ検事は、結局、どうしようもなくて、ドンチに助けを求めました。
書類を盗まれたなんて言えないので、そこんところは秘密にしたまま、事件を説明。
そしたら、あっという間にドンチは、糸口を見つけましたよ。流石です。
ドンチたちが担当してる麻薬事件とセクハラ事件の関係者と、就職試験に不正合格した人物との接点を見つけたのです。
つまり、男性の訴えはまんざら嘘じゃないってことが推察されたのです。
ただ、相手はかなりの著名人&権力者たち。
捜査令状を取って調べるべき・・・なんて、ムン部長検事に報告したイ検事。
ムン部長検事、寝ぼけてるのか・・・という感じです。
で、イ検事を会議室から追い出してしまうんですが、これは、捜査を中止しろと言う事では無く、方法を考えろということでしょうねぇ。
ところで、カン・スは悪夢にうなされていました。
水に落ちて溺れる自分の姿です。
ドンチは、ヨルムを父の家に連れて行きました。
その時、ヨルムは父のノートをドンチに渡しました。ずっと父が一人で事件を追っていた記録です。
正式に事件捜査を依頼したい・・・と。
「タダでは無理だ。」
と、ドンチ。お金?・・・と聞いたヨルムに、ドンチは悪戯っぽい表情で言いました。
「心をくれ。俺と付き合おう。」
突然の言葉に、ヨルムは戸惑い動揺しました。
ドンチがヨルムを父の家に連れて来たのは、見せたいモノがあったからです。
ビョルの唯一の遺留品、片方の靴でした。
ビョルを抱き抱えて逃げる途中で転び、意識を失ったドンチ。気がついた時、傍に落ちていたのが、この靴だったのです。
「これ、誰の靴?」
と、ヨルム。
ビョルのじゃないみたいだとしたら、ドンチが抱き抱えた男の子は、ビョルじゃなかったの
えーっ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます