![]() |
華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第三章 |
クリエーター情報なし | |
ポニーキャニオン |
レビュー一覧は、こちらから。
公主・・・ここではファイと呼ばれるようになりました。
ファイは、これまでこんな境遇に陥っても、公主としてのプライドと生きようとする固い意志を持っていました。
でも、何としても守ろうと思っていた永昌大君が死んだと聞かされ、もう気力が無くなってしまったのです。
ジャギョンが逃がそうとしたんですが、座り込んでしまって、殺してくれと言うばかり。
ジャギョンは見損なったように言いました。死ぬなら公主として、自分の手で死ね・・・と。自分なら、どんな事をしても生き残るけどな・・・と。
一方、ゲシはイ・イチョムに短刀を差し出し、死を迫っていました。
でもね、やっぱりイチョムにそんな気は全く無くて。
そこに、光海君からのお呼びがかかったのです。ラッキーって感じ。
光海君はイ・ドッキョンを呼んでいました。
王より上の存在がある・・・と打ち明けていました。これまでの一連の事件、大君や公主を殺し、先王を殺したことを知らせたのも、その者たちだ・・・と。
でも、それを知っても、ドッキョンは光海君の元には戻らないと言いました。
二人の目指すモノは同じでも、目指す方法が違うと言う事です。どんな手を使ってでも、犠牲でも払って、国や民を守ると言う光海君に対し、それは権力者の詭弁にしか聞こえないとドッキョンは言いました。
とうとう二人は袂を分かってしまう事になりました。
そして、光海君は、ゲシとイチョムに、ドッキョンの始末を命じました。自分を操ろうとしている者たちの願うように敢えて動こうと考えたのです。
光海君は、二人が宣祖を殺した証拠を握っているわけで。いつでもそれを公にする事が出来ます。命を握っていることになります。
だから、命と忠誠を自分に捧げろと言いました。
ゲシはこれまでもそうして来たわけですから、何の異論もありません。イチョムにしても、命拾いしたわけですから、喜んで光海君に従うでしょう。
光海君は、腹をくくりました。
邪魔なモノは全て取り除くことに躊躇しない。つまり、出来ない事はないんだと。
これこそ、ゲシが望んだ王でした。・・・悲しい道を選択するしかなかったのね、光海君。
イ・ドッキョンは殺されました。
でも、表向きは病死として扱われたのです。
ホン・ヨンはそれに疑念を抱きましたが・・・。
ある日、光海君の行列の前に、ジュウォンが立ちはだかりました。
ジュウォンは、公主の死んだ事件の報告書を見て、公主の遺体が発見されていない事を知りました。
生きているかもしれない・・・と希望を持ったのです。
でも、やはり我慢が出来なかったのです。
「あなたは王座に居る資格は無い。」
と、叫びました。
「あなたが王だから皆ぬかずくのではない。怯えて息をひそめているだけだ。いつの日かあなたの犯した罪は問われる。」
普通、ここまでも暴言を吐いたら、おそらく即刻死罪だったでしょう。
でも、光海君は許したのです。輿から降りて、ジュウォンの前に立ちました。
「お前の目は怒りに燃えている。覚えておけ。怒りに燃えるだけでは何もできない。それゆえ私はお前を離してやった。お前がまだ何もできない若造だからだ。何の役にも立たない怒りを抑える方法を学べ。そしていつかその怒りで私を脅かす事が出来るようになったらお前の言葉を聞いてやろう。」
ジュウォンは、光海君の言葉が身に沁みたようです。
この暗い時代を、耐えぬこうと思ったようですね。それは、ドッキョンの死を憂う元重臣たちも同じでした。
ファイは、ジャギョンによって救われました。
ジャギョンは、マルノを脅し、ファイの処遇を任せてもらうことにしたのです。ファイと言う名前も、ジャギョンがつけてくれました。
そして数年が経ち、ファイはイ・ヨニさん、ジュウォンはソ・ガンジュンssiと、大人の俳優さんに代わりました。
ファイは、マルノにとって役に立つ人材となっているようです。
ある日、精錬した硫黄に不純物が混じる事故が起ってしまいました。
その夜闇取引する事になっているマルノは焦ります。これでは取引をしてもらえない可能性が大だからです。
でも、ファイはそのまま取引しても大丈夫だと言いました。
以前、取引相手を見た時、硫黄にさほど知識が無い事と、良質かどうかも重要視していない事に気づいていたのです。
案の定、取引は、すんなり終わりました。
硫黄に興味すら無さそうだった男を見て、ファイはこうまでして危険な取引をする理由が分かりませんでした。
その男、カン・ジュソンの部下のユン・ドハ・・・ですよね?
そしてなんと、男は、買い付けたばかりの硫黄を海中に投棄させたのです。
どーいうこと 光海君が推し進めている火器の製造等をとん挫させるためなのかしら
近々朝鮮通信使が来る事を耳にしたファイ。
マルノは、それを機に、江戸に出て大きく商売しようと考えているようです。
ファイ、朝鮮に帰るチャンスが来る
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます