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スンニャンは、父ジャオの姿を見て、都への道を急ぎました。早く着かないと、ジャオが濡れ衣を着せられてしまいますからね。
なのに、タファンは、なんだかんだと文句を言い続けるんですね。足が痛いの、お腹がすいた・・・だの。
それを宥めすかし、或いは冷たくあしらいながら、スンニャンは先に進みました。
タファンはスンニャンに聞きました。ワン・ユには命を捨ててまで仕えてくれる家来がいるのに、自分にはそういう人がいない。どこが自分と違うのだ・・・と。
スンニャンは何も答えませんでした。
スンニャン、矢で射られた傷が悪化してますよ・・・。大丈夫なんでしょうか。
その頃、ワン・ゴも元軍と合流。
タファンの行方をつかもうとしました。まぁ、見つからなければ死んだ事にしようと思ってたのかも。
それは、ワン・ユも同じ。皇太子の身に何かあったに違いないと、島への道を急いでいました。その途中、ワン・ゴの行列と出くわしたんです。捕らえられたジャオの姿も見ました。
ワン・ユは、ジャオの見張り兵をお酒で眠らせ、事情を聞き出す事に成功。ただ、鍵が見つからず、ジャオを救出する事は出来なかったのです。
結局、ジャオは目もつぶされ、耳もそがれ、舌も抜かれ・・・。見えず聞こえず、喋れない状態になってしまいました。
山の中を逃げるタファンとスンニャン。ところが、とうとう追い詰められてしまうんです。
出ました、崖ですよ。これも定番ですね。
もうだめだ・・・と言う時、やっと勇気が出たタファンは、スンニャンとともに、崖を飛びました。
向いの崖に飛び移ったんです。
でも、結局、矢の的になっちゃって・・・。遥か下を流れる川に落ちるしかなかったんです。
その様子を、ワン・ユたちも目撃。
落ちたスンニャンたちを探しますが、遺体も見つかりません。
その頃、元では、皇帝が亡くなりました。
これで、皇太子であるタファンが皇帝の座に就く事になりました。
ヨンチョルに知らせようとしたんですが、この時既に彼は高麗に向かっていました。
川からどーにかタファンとともに上がったスンニャン。でも、タファンの意識がありません。身体も冷え切っています。
で、着物を脱いで、温めようとしました。
そのまま眠っちゃったんですよ。そしたら、先に気がついたのはタファン。
どういう状況にあるのか、一瞬理解できなかったようですが、何故か胸がドキドキ男なのに・・・と慌てます。
スンニャンも気がついて、慌てて着物を着るんですね。その時、胸に包帯を巻いてるのを見ちゃったタファン。
それを、傷口が広がったのか?・・・と勘違いするところは、さすがに世間知らずの皇太子です
都に着いた元軍。
証言が出来ないジャオの代わりに、ビョンスが嘘の証言をしました。
勿論、ワン・ユは全て嘘だと分かってますから、皇太子を殺したのはタンギセたちだと指摘します。
元軍と高麗がにらみ合ってるその時、ヨンチョルが到着。
これで一気に形勢は逆転。ヨンチョルの権力の大きさに皆が怖気づいてしまうんです。高麗の王宮だというのに、元の権威は沁みとおっていて、特にヨンチョルの意向に逆らうなんてこと、誰にも出来ないんですよ。
結局、ワン・ユの味方は側近たちだけになってしまいました。
禁衛営(・・・近衛兵のことでしょうね)さえも、解散させられてしまうんです。
ワン・ユの悔しさが伝わってきます。
一国の王なのに、自分の身を守る事も出来ないし、動く事も出来ないんですから。
スンニャンとタファンは、都に潜入していました。
でも、元軍やワン・ゴの私兵がうろついていて、王宮に入る事が出来ません。
そんな時、とうとうスンニャンが倒れてしまいました。
傷が悪化したんです。
タファンは、慌ててスンニャンのために薬を買いに街中に出かけました。
お金を持ってないので、どさくさにまぎれて薬を盗んだタファン。
でも、薬屋の主人に追いかけられ、私兵にも追いかけられる始末。
だけどそれが功を奏しました。ワン・ユの部下チョンパギと出会う事が出来たんです。
医者を呼ぶ事も出来、スンニャンは助かりました。そして、宮中に入る手立ても考え付いたんです。
この時、チョンパギは、医者から、スンニャンが女だと言う事を聞かされました。勿論、スンニャンは秘密にしておいてほしいと頼みました。
つまり、タファンを死体に見せかけて運び込もうとしたんですね。
それも、ビョンスを騙して・・・。
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