王の顔 OST (KBS TVドラマ)(韓国盤) | |
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光海君は、父宣祖の息子でいるためにも、5日間で犯人を探しださなきゃいけなくなりました。
で、盗品を扱ってる商人を当たり、紅竹矢を手に入れた経緯を聞き出しました。
この時、大臣ユ・ジャシンの娘ジョンファと出会いました。彼女は両班の娘でありながら、薬草を栽培し売っていたのです。世間の事情に詳しいしっかりとした女性のようですね。
もしかしたら、彼女が後に光海君の妻になる
違法な取引の・・・それも大きな取引の場に突然現れて品物やお金をあらいざらい奪っていく一団がいる・・・とジョンファから聞いた光海君。
ステが関わっているらしいと知り、ステを捕らえて脅し、闇取引を黙っていてやる代わりに、協力しろと言ったのです。
そして、兄臨海君の私兵を借り、一芝居うつ事にしました。
大きな闇取引があると妓房あたりで吹聴し、一味の耳に入るようにしたのです。
で、私兵を潜ませておいて、一網打尽に・・・と言う計画でした。
テドンゲのメンバーは、街のどこにでも潜んでいまして、そう言う情報を集めていました。
で、引っかかったのです。
テドンゲのメンバーの中にも、何だか疑わしい・・・と疑念を表明する者もいました。だから、ドチは、周囲に別働隊も潜ませておいたのです。
ドチたちが現れた時、光海君は覆面をとりました。その顔を見て、ドチは驚きました。観相師の試験の時の男だと気付いたかな?
で、乱闘になったのです。
ドチたちは不利でした。
光海君は、自分を狙った傘の男を探しましたが、見つかりません。
その時、カヒは、参加してなかったのです。腕の怪我のせいでしょうね、きっと。
でも、仲間から、臨海君の私兵が現場に向かっていたとの知らせを聞き、駆け付けたのです。
光海君、カヒを発見しました。
で、後を追ったのです。
光海君が放った矢がカヒの傘をはじきました。
・・・カヒ。
光海君は、彼女が死んだと思っていたのです。なのに、目の前で自分に弓を構えているのは、紛れもない、カヒ。
山で信城君を射たのはカヒ。そして、その矢は、信城君ではなく、自分を狙った矢だった・・・。
光海君は、愕然としました。
この瞬間の光海君の表情が上手い。
カヒ、彼の表情を見て、父が死んだのは、光海君の所為では無いと思えない?思えないか・・・
カヒは逃げ出しました。途中で、ドチが彼女を隠したため、光海君はカヒを見失ってしまいました。
この騒動で、テドンゲの一人を捕まえる事ができました。
殺すつもりなど無く、テドンゲの情報、特にカヒについて、聞き出しだしたかったのです。
でも、一切口を割りません。
テドンゲの仲間たちは、動揺していました。捕まった仲間を助けたいのは山々だけど、それはかなり困難な事。
ドチが、行くと言いました。
でもね、最初からドチは、その者を殺すつもりだったみたいです。
逃がしても、光海君は、必ずお前を追う、そうしたら、他の仲間まで危なくなる・・・とドチ。
泣きながら、その男は自殺を選択したのです。
ドチ、この方法しか無かったの?助けだしても良かったんじゃない?
ドチは、一見、仲間の事を一番に考えているようで、実は冷たい利己的な考え方をしてるんじゃないかと思ってしまいます。
或いは、あまりにも純粋に死んだヨリプに憧れてて、自分たちの手で新しい世を作ろうと言う夢のためには、少々の犠牲も仕方が無いと考えているのでしょうか。
シン・ソンロクssiのイメージが「星から来たあなた」のへジンくんの兄と被ってしまって、どうしても裏があるように思ってしまう私です。
光海君は、どうやったらカヒも自分も生きられるか・・・を考えました。
そして、出した結論が、宣祖に偽りの報告をすると言う事でした。
犯人は見つけたが、自殺されてしまい、真相は闇の中だ・・・と。
宣祖は意外な表情を見せました。
実は、宣祖は内禁衛将に光海君の周辺を調査させていたのです。だから、捕まえた者がテドンゲの一味だということも、報告を受けていたのです。
3年前の事件の逆恨みだった・・・と宣祖は思っていたわけで。
それを、光海君も、報告してくれるものだと信じて疑わなかったのです。だって、平民に落とされてしまうわけですから・・・。
しかし、光海君は、彼らを庇って何も言わなかった・・・。
宣祖は息子の気持ちが理解できなかったのでしょう。
即、廃位とすること、平民にすることを宣言したのです。
でも、宣祖が元々光海君を嫌っていたわけではありません。と言うか、今でもやはり息子ですから、嫌ってなどいないのです。
正妻である中宮に子供がいないため、側室の息子たちの中から世子を選ばなくてはなりません。
だから、水面下であれこれと世子の座を狙って駆け引きが行われているのも、充分承知でした。
それに、幼いころ、光海君の利発さを愛していたようなんですね。
なのに・・・です。
宣祖にとっては、光海君を捨てたのではなく、光海君から自分が捨てられた思いなんです。
ある意味、ショックですよね。
怒りのみで動いてる宣祖ではないのです。
観相にとらわれ過ぎてて、イマイチ尊敬に値しないように臣下からも思われてる宣祖ですが、本当は、表面に見えてる感情的で思慮の浅い王ではなく、聖君になろうと今でも努力し続けている王なのかもしれません。
だからこそ、利発で王の顔相を持つ光海君に次の世を任せたいと思っていたのかも。
ところで、仲間の死は、光海君の所為だ・・・とドチはカヒに言いましたよ。
光海君への想いが再燃しそうだったカヒですが、この事で又も恨みが増したようです。
やっぱり、ドチ、イマイチ信用できないわ、あたくし
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