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捕盗庁の従事官ソン・ジホンは、ユン・ウォニョンやチョン・ナンジョンと同じタイプの人間なんでしょうか。
彼らの言うとおりに動いてますけど・・・。
少々は、不快感を示すような表情が見られることもありますが、結局は、彼らの言いなりです。
ジホンを見ていると「王女の男」のシン・ミョンを思い出します。ソン・ジョンホssiが演じていた従事官ですね。彼も父親やその上にいる世祖の言うとおりに動いていました。本心は別のところにあったのに・・・。
オクニョがイ・ミョンウは他殺だと断定したのに、検死の結果は自殺だということになりました。
前もってイ・ミョンウが首つり死体で発見されることを、ナンジョンから聞いていて、それを自殺だとして処理してほしいと頼まれていたジホン。
反発するのかと思いきや。何の反論も無く、疑問も示さずにその通りに処理しましたよ。
これは、その後の企みの伏線でした。
ナンジョンは、なんとしてもユン・ウォニョンを牢から出したいわけです。
そのためには、大妃に処分を取り消してもらうしか手は無いのです。
で、ウォニョンが絶対に必要な状況を作り出したのです。それは謀反。
勿論、それは嘘。
街中に現在の政治に抗議する文書を貼り出し、それが謀反の宣言だということにしたのです。
ユン・ウォニョンたちへの抗議文でしたから、敵対勢力に決まってる・・・となり、その勢力に賄賂を渡して協力していたのが、イ・ミョンウだった・・・と言う筋書きです。
ジホンは、何の証拠も無い大尹派の両班たちを捕まえ、拷問しました。
黒幕を吐け・・・なんてね。
でも、彼らにしてみれば、何の事やら・・・です。謀反なんて企んじゃいませんもん。白状する事も無いわけです。
そのさなか、この事態を収拾できるのは、ユン・ウォニョンしかない・・・と、大妃に訴え、重臣にもそう言わせた事で、大妃はウォニョンを釈放せざるをえなくなりました。
意気揚々と、典獄署を出て行ったウォニョンでした。
一方、ウォニョンの正妻への毒物投与ですが。
これもやっとオクニョがテウォンに話しまして。
知り合いの医者の話では、朝鮮では手に入らない薬物で、死体からも検出されないモノだとか。
投与したのが、長年仕えている侍女だと分かっても、最初テウォンは信じられませんでした。
でも、彼女がナンジョンの義妹ドンジュと接触しているのを見て、やはりナンジョンが指示した事だと察したのです。
謀反の事件は、テウォンにも飛び火しました。
どこからか、彼がイ・ミョンウと牢の外であっていたことがばれたのです。
テウォンもまた謀反にかかわっていたとの疑いをかけられ、捕まって拷問を受ける羽目に。
それを知ったオクニョは、大妃に縋ろうと考えました。
キ従事官が、今後何か困った事があったら、自分に言いに来いといってくれていたのです。
すぐさま、キ従事官に会いに行き、今回の謀反は、嘘だと告げました。大妃に会って話をしたい・・・と。
さぁ、会えるかしら
それにしても、こんなに政治が一部の人間によって操られているなんて・・・
こんな時代に生きた人は不運でしかないですよね。
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