高慢と偏見 OST (MBC TVドラマ)(韓国盤) | |
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やっぱり、カン・スはチョン・チャンギ運転の車がはねた女性の息子だったようです。
ムン部長検事は、事故の時、自分が処理すると言ってチャンギをその場から立ち去らせたのです。
誰もいないと思っていたのに、倒れた女性に泣きながら縋りつく男の子が
ムン部長検事、流石に愕然としました。呆然としました。
黄色いジャンパーを着た男の子でした。
男の子は、ムン部長検事の顔を見ました。
その時、他の人が集まって来たので、部長検事はその場を立ち去ったのです。
この男の子が、カン・ス?・・・だよね。
お葬式に行ったチャンギは、事情をイマイチ理解できてない男の子が、一人で遊んでいるのを見ました。
部長検事は、チャンギに航空券(?)を差し出しました。
部長検事が誰かの指示を仰いでいたようにも見えます。
カン・スは、記憶を失った状態でハルモニの前に現れたようですね。
名前も年齢も分からない状態で。だから、初めてあった日を誕生日とし、届け出たんだそうです。
ドンチとヨルムが帰ってきました。
急に帰ったカン・スの様子が気になっていたドンチは、話を聞こうとしました。
「12月20日は、誕生日じゃない。ハルモニの前に現れた日だ。」
カン・スは話し始めました。ヨルムの弟ビョルの事件が起った日と同じだ・・・と。そして、場所も現場近くだった・・・と。
どんな服を着てた?・・・とドンチに聞かれ、箱を指差しました。
開けてみると、黄色いジャンパー・・・。
「やっぱり、現場に黄色いジャンパーを着た子が二人いたんだ。」
愕然とするドンチ。あまりにも不思議な偶然、因縁です。
車に、自分が保管していたビョルの靴・・・いえ、正確にはビョルのモノだと思ってた靴を取りに行きました。
ばたばたとする二人の様子を不審に思ったヨルム。
部屋から出てみると、ドンチが靴の入った箱を持ってるじゃありませんか。事件を説明しようと思って・・・なんて、いかにも取ってつけた様な言いわけを口にするドンチ。
ドンチは、自分もあの現場にいた・・・と話しました。目撃者なんだと。
自分が経験した事件のあらましを説明しました。靴の話も・・・。
その時、ヨルムが飛び込んで来ました。もしかしたら、ビョルは生きていて、カン・ス?・・・という目をしていました。
「履いてた靴を憶えてますか?」
と、ヨルムは聞きました。
「持ってます。片方だけ・・・。」
箱の底に入っていた片方の靴。それは、ドンチが拾った靴の片割れでした。
つまり、カン・スはドンチが助けた男の子で、靴がビョルのじゃ無いという事は、死んだ子がやっぱりビョルということになるのです。
座り込んでしまいました、ヨルム。
ぽろぽろと涙がこぼれ落ちました。ビョルが生きているかもしれないと思いかけていたけど、やはり死んでいたわけですからね。
一生懸命平気なフリをしようとするヨルム。
済みません・・・と謝るカン・スに言いました。
「謝らないで。本当に良かった。一人は生きていたから。弟じゃ無くても嬉しいわ。良かった。本当に。ク検事にお礼しないと。命の恩人だもの。」
ドンチも少しほっとしたような表情でした。
彼が知ってたのは、一人の男のだけで。その子が死んだと思いこんで来ました。
自分が助けられなかったから・・・と大きな罪悪感を抱いて生きて来たわけですから。でも、その子が生きていた、それもこんな近くで、親しく付き合っていた・・・。
不思議な縁です。
笑顔でカン・スの部屋を出て行ったヨルムですが、直後に涙がぽろぽろこぼれていました。
大丈夫か?・・・と声をかけたドンチに強い決意を込めて言いました。
「弟を殺してカン捜査官を誘拐した男を絶対に捕まえるの。約束して。犯人が検事じゃなくて大統領より偉くても必ず捕まえて罰すると。」
「そうする。」
ドンチは頷きました。
「ありがとう。人々が弟の事を忘れてしまったのに忘れずにいてくれた。ずっとお礼が言いたかったのに遅れちゃった。」
やっとドンチとの間の垣根が無くなったようです。
部長検事は、情報通のユ捜査官にオ弁護士と事務長のパク・スンべについて尋ねました。
オ弁護士は昔から普通の弁護士じゃなかった・・・とユ捜査官は言いました。
スンべは、“ブローカー”という異名を持っていて、オ弁護士と外部の仲介役をしてるのですが、大きな飲食店を経営する事業家でもありました。
オ弁護士の代わりに汚ない仕事をこなしているようです。
ソウル地検に送られたアルムとジェシクを釈放したとの連絡が入りました。不起訴ということですね。
ドンチたちは、がっくりしました。
パンダ殺人事件と関係があるのは、充分分かっています。なのに・・・ですよね。
ヨルムは、それでも引き続き不正受験の事件と、セクハラ事件の捜査を続けるべきだと主張。不正受験の事をマスコミに流したけど、それも何の反応も無いとか。
検察と裁判所が手を組んだということ、そして、マスコミまで手が伸びてる可能性があるということです。
ドンチは言いました。
中央が捜査する気がないなら、俺たちがやる・・・と。
カン・スは、ビョル=自分では無いという事を確認しようとしました。
で、チャンギに、小学生頃の自分の写真を持ってるかと聞きました。そしたら、なんと、財布に入れて持ち歩いてるじゃありませんか。
それを見て、ふとカン・スは思いました。
自分に対するチャンギの言動を考えると、もしかしたら実父?・・・なんてね。違う・・・とチャンギは言いました。
ビョルの写真と自分は別人でした。
パク・スンべが部長検事を訪ねて来ました。
差し入れを持って来たのですが、本当のところは、頼みがあったのです。頼みと言うよりは、半ば脅し・・・ですかね。
先日渡したカン・スの書類や新聞記事のコピーでは、何の反応も無かったからです。
「マスコミに情報を流してるようですね。それに事件を奪い返そうとしてるとか。止めてください。」
素直に言う事を聞くムン部長検事じゃありません。
釈放されたアルムから、ヨルムに連絡が入りました。
事件の証拠を渡したい・・・と。あるホテルの部屋に隠してある・・・と。
ところが、電話の最中に、アルムは誰かに襲われた様で、急に切れてしまうし、ホテルの部屋では既にチンピラが家探し中。
ドンチとカン・スが相手になってる隙に、ヨルムが部屋に入り、証拠のチップを発見。
再生してみると、なんと性接待の実態を示す動画、パンダが麻薬を渡す場面もありました。
写っていたのは、アルムが名前を挙げた有力者たちでした。
セクハラ疑惑のかかってるユ院長も議員も・・・です。元検察の大統領秘書官も。
秘書官は検察の上層部と特に親交が深いのも周知の事実でした。
有効な証拠が手に入り、面々は勇みます。
アルムを保護し、捜査を詰めて行こうとドンチが指示を出した時、部長検事が苦虫をかみつぶしたような表情で言いました。
「証拠は全て私に渡しなさい。ク検事は他の仕事ができた。」
「え」
ですよ。
皆が怪訝な顔をした時、次長検事が入って来ました。
「ク検事は、テグ高検に転勤よ。」
とうとう目障りなドンチを追い出しにかかりましたよ。
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