カプトンイ 真実を追う者たち DVD-BOX2〈シンプルBOXシリーズ〉 | |
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ムヨムは、テオこそが外のカプトンイだと確信しました。
状況証拠や、彼の心象でしかないのですが、刑事としての彼の勘がそう示していたんでしょう。
第三の事件がムヨム収監中に起り、釈放せざるを得なくなった警察は、世間のバッシングに遭いました。
他に容疑者を特定する事も出来ていなかったのが事実です。
こうなったら、地域の警察全体で取り組むほかありませんでした。捜査本部が設置され、ヤン警部が本部長に就任しました。
ムヨムは、テオの身上調査をしました。
何と彼はある実業家の息子だったのです。父である会長が殺されると言う事件が過去にありまして、そのショックから薬物中毒になった・・・ということです。
ムヨムは、まだ刑事になる前、巡査としてその事件捜査に参加していました。と言っても、警備等の裏方ですが。
結局、その事件は迷宮入りしてしまっていました。
ムヨムは、もしかしたらこの事件がテオの最初の事件だったのかもしれないと思いました。
実際、そうだったようです。
テオに危険なモノを見た父は、テオを警察に突き出そうとしていたようです。幼い弟を放り投げたんだとか。
テオはそれを知り、父を殺したのです。
母は、夫からテオの危険性を指摘されていましたが、信じてはいなくて。でも、夫が殺された時、真っ先にテオの仕業だと気付いたようなんですよね。
で、テオに確かめようとしました。テオの返事を聞くまでも無く、母には、全て分かったのです。倒れてしまいました。
現場からテオを連れ出したのが、ムヨムだったのです。
そして今、テオは刑事となったムヨムに、“捕まえられるなら捕まえてみろ”という信号を送ってきているように、ムヨムは感じるのです。
何より、マリアの周囲をうろついているのが、気になりました。
ムヨムは、偶然マチルダが描いてるウェブ漫画の内容が、カプトンイの事件に酷似してる事を知りました。
で、マチルダを問い詰めてその案がテオから出たモノだと知ったのです。
テオに直接問いましたが、昔の事件を知っていれば、誰でも思いつく・・・と言われました。尻尾は掴ませません。
それでも、いっそう、テオに対する疑いが強くなりました。
ムヨムは、ヤン課長に報告しました。テオが外のカプトンイだと。
テオの部屋を密かに捜索したのですが、監視カメラをセットしてあったテオに、あっさりと知られましたよ。テオは弁護士に相談しようとしています。
ムヨムは、マリアが心配でなりませんでした。
核シェルターのような家に一人で住んでいますからねぇ。
おまけに、マリアもまたテオが外のカプトンイではないかと疑ってる事も知りましたし。知った上でテオと会っているのですから。
マリアは、テオにメモを見せました。
“ちゃんと隠れろ、オ・マリア!”と言うメモです。
マリアまでもが自分を疑っている・・・とテオは言いました。
こうなったらどうしても自分が潔白だと証明したいとテオ。殺人予告の日に、自分と一緒にいてくれないか・・・と。
マリアは引受けました。
ムヨムから囮の話があった時、もう気持ちは決まっていたようです。
警察はテオに見張りをつけていました。
でもねぇ、テオはこんな事になる前に、ある男を脅して協力させるよう手筈を整えていたのです。
小学校の用務員の男でした。昔のムヨムと同じように、貧しい生活で、息子が一人いました。
息子の命が危ないと脅され、仕方なく強力することに。
テオは、マリアと遊園地で待ち合わせました。
そしてムヨムの監視の中、楽しそうに過ごしていました。
この間に、用務員の男は、同じ学校の先生を殺してしまったのです。おまけに、ムヨムの父と同じように、その直後電車にはねられて亡くなってしまったのです。
ここまでテオは指示していたのかしら?
テオは、ムヨム自身に自分の無実を証明させたのです。
ムヨムは怒りのあまり、イ刑事の拳銃を勝手に持ち出し、テオの元に向かいました。
拳銃を突きつけ、迫りました。
「中のカプトンイは誰だ。」
「僕を殺したら中のカプトンイは・・・。」
と、不敵な表情を浮かべて話し始めたテオ。話しが終わらないうちに、ムヨムは引き金を引きました。
空でした。
弾は1発しか入れてなかったのです。ロシアンルーレットですな。
流石のテオも、驚いた様子です。緊張しきっています。でも、話しません。
「あと2発だ。別れの挨拶はしよう。さらばだ、カプトンイ。」
ムヨムがそう言った時、テオが“待って”・・・と。
でも、ムヨムは引き金を引いちゃいましたよ。とうとう弾が
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