僕の彼女はクミホ 肉人形携帯ストラップ | |
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以前の記事は、こちらから。
いやぁ・・・、この作品でじんわり泣けるとは思ってもみませんでしたよ
ミホはやっぱり決心してましたね。
100日たって狐玉を自分に返したら、テウンは死んでしまうと知った今、テウンを守るためには、自分が消えてしまう事しか方法が無いと。それには、獣医さんの剣で消えるしかない・・・とね。
だから、テウンとの思い出をたくさん作ろうとしています。
テウンは、その反対の意味で、ミホが人間になるための練習、例えばお肉だけじゃ無くて野菜やご飯も食べるように練習をさせたり、思い出の写真を撮ったり、たくさんの水が怖いと言うミホに、噴水を経験させたり・・・。
その日まで、あと50日になりました。
一日だって大切にしたいし、尻尾が消える時、とても苦しむミホを一人にしてはおけないと思ったテウンは、中国での撮影にミホを連れて行こうとしました。
獣医さんは、今でもミホをテウンから引き離してしまいたいと思っています。テウンの死ぬところを見せたくないと思っているのです。
ミホの気持ちを考えて、渋々許したってとこです。
でもね、ミホがテウンから狐玉を自分が取り出す前に、剣で消えてしまおうと決心してる事を知った獣医さん。
「愛にそんな途方も無い幻想を抱くのはやめなさい。」
とミホに言う獣医さん。
テウンに知らせずに、一人彼の為に死んでいく事は悔しくないのか。
あなたが居なくなれば、すぐに忘れられるし、他の女性を好きになっていくだろう。
愛する人は、あなたの為に死んでくれるだろうか。
そうミホに問いかけるんです。
でも、ミホは、決して悔しくないと言いました。
それでもミホがテウンについて行くのを止められない獣医さんは、ヘインに狐玉の真実を告げました。
それが、テウンに伝わるだろうと思ったからです。
予想通り、ヘインは慌ててテウンにその真実を告げました。
だから、ミホから遠く逃げなさい・・・と。
でも、テウンはミホと待ち合わせた空港に急ぎました。
ミホは、テウンが真実を知ったことを獣医さんから聞きました。
「テウンに自分か私か、生きるか死ぬかの選択をさせたくはなかった。」
そう言って走り出しましたミホ。そこにテウンが
「100日経ったら、俺かお前かのどちらかが死ぬって?そんな事受け入れられるか」
「このまま死ぬのを待つなんて出来ない。今日が丁度その半分の50日だ。今、俺から狐玉を取り出せ。」
「どうなるか俺にもあいつにもわからない。だから、二人で決めよう。俺の命半分渡すから、人間になるのを諦めろ。俺達の生死は誰にもわからない。」
そう言って、ミホにkissしたテウン。
そして、テウンから狐玉が出て、ミホの身体に戻ったのです。
このシーンで、ちょいとじわっ・・・
狐玉を出した事で、テウンは気を失ってしまいますが、大事には至りませんでした。
ミホも、九尾狐の本性が少しだけ戻ったように元気になりました。
面白いのは、二人が病院で狐玉の話をしているのをテウン祖父や叔母に聞かれてしまったと言う事。
それで、狐玉を、彼らは“赤ちゃん”だと思い込んだんです。
ま、紛らわしい言い方ですもんね。例えば
「今は、狐玉の事が心配だ。」
とか
「玉、無事でいろよ。」
とか・・・ね。
結局、ミホの身体が大事ってことでミホはテウンの実家でテウンや祖父達と暮らす事になりました。
中国行きも延期になりました。
つかの間の静かな時間でしたね。
ところが、ミホの様子が変になってきたんです。
時々、目が青く光って、九尾狐の本能が目覚めるんです。その時は、ミホのいつもの精神は無くなってしまってるようですし。
心配になったテウンは獣医さんに相談に行きました。なんだかんだ言っても獣医さんが一番‘九尾狐’の事を知っているからです。
「今は、九尾狐と人間の気が半々に入っています。そしてそのどちらも殺せる‘半人半妖’の僕の血も流れています。2つの気が上手く混ざると僕の様な‘半人半妖’になります。そうなれば、僕の血は彼女を殺すことをやめます。そうならなければ、人間の気も九尾狐の気も死んで消えてしまいます。」
そして言いました。
「55日目に5度めの死がやってきます。5本目のしっぽが残っていれば僕の血が彼女を殺すことを止めた証拠です。もし消えたら、100日目に彼女は死にます。」
凍りつくテウン。
テウン祖父は、妊娠していると信じているミホと一緒に家族写真を撮りたいと言いました。
笑顔で写真に収まるミホとテウン。
でも、その直後、妊娠が誤解だったと祖父にテウンは告げたのです。
物凄く気落ちするテウン祖父。テウンの両親が事故で亡くなって以来、本当に慈しんで育てて来たんですもんね。
そして、55日目。
5本目の尾が消えてしまったんです
ミホは、人間に近づいていると喜ぶのですが、テウンは何も言えませんでした。
ミホの死への時間が止まらなかったからです。
「死を止めるには、九尾狐と人間の気の衝突を止めなければ。」
そう獣医さんが言いました。
「どうすれば?」
と、問うテウンに、獣医さんは冷静に言うのです。
「あなたが彼女の傍から居なくなればよい。‘人間になりたい’と彼女が強く願うから九尾狐と人間の気が混じらない。彼女の気持ちを煽っているのがあなたです。」
「じゃぁ、彼女のそばで死を願っていると?」
「そうです。」
「あなたが消えれば良い。その後は、この世の中で彼女が生きられるよう、僕が傍に居ます。」
テウンはミホを生かせるために別れを決心しました。
心ならず、ミホに冷たい言葉を投げつけ、道端に置き去りにしました。
テウンの言葉を信じようとしないミホでしたが、テウンが本気だと判った時、黙って見送る事しか出来ませんでした。
走り去るテウン。
黙って見送るミホ。
その時、天気雨が降り出します。ミホの涙雨です。
この辺りで、じんじんじわじわと泣けてきましたよ
そして1か月後。
ミホは“パク・ソンジュ”と名乗っています。少し大人な雰囲気になっています。
テウンは中国から帰国しました。獣医さんの診療所を訪ねますが、既に引っ越ししたあとでした。
あと20日ですよね。
二人はどーなるんでしょう
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