華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 最終章 | |
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面白くなりそうだと思ったのに、ムカつくばかりです
親見では、台本通りの台詞を民が仁祖に言い、感謝していると、敬っていると言うので、仁祖も気をよくしていました。
失くしかけていた自信を取り戻したかに見えました。
ところがですよ。あの民が率直な意見を言ったのです。
「公主様が所有する土地で働く者は、租税を免除し、たまった税金も帳消しにされるそうです。公主様が施されたお情けを我々にもかけてくれませんか。そうしてくだされば、我々は生きる事ができます。」
必死にそう訴えたのです。
その声に呼応するように、他の民も、同じ事を口にし、一斉に頭を下げ始めたのです。
仁祖、真っ青ですわ。
また自分の邪魔をする・・・と仁祖は公主に対する憎しみを増幅させました。
同じく、ヨジョンが激怒してね。公主に文句の一つでも・・・と乗り込んで来ました。
ところが、公主は留守。
だったら、待たせて貰う・・・などと、偉そーなことを言いだしたので、チョン尚宮がそれを止めたのです。無礼な・・・と。
そしたら、ヨジョン、チョン尚宮の頬を殴っちゃった
それを、公主が目撃。
事は一気に大きくなりました。
いくら現国王の寵愛を受けているとは言っても、地位は女官。側室でもありません。
女官は尚宮に触れてはいけないという内命婦の決まりがあるとか。
公主に対して顔を上げ、目を見るのも、その規則に反する事だそうで。
ヨジョンはたくさんの違反を犯しているわけです。
公主は、内命婦の決まりを分からせないと・・・と今回は厳しく処することにしました。
本来ならば、斬首になったとしても文句は言えない罪なんだとか。
でも、公主は、今後、更生することを期待して、ふくらはぎを打つ刑にしました。手ぬるいよ~っ・・・と思ったのは、私だけじゃ無い筈。
ヨジョンの振る舞いが目に余るのは周囲もよ~く分かっていました。
でも、やはり仁祖の寵愛を受けている女性です。物凄く遠慮があるんですよね。重臣たちでさえ。
だから、目をつむってきたわけですが、公主は一切遠慮はありませんでした。
ヨジョンが散々悪態を付きますが、全く動じません。
仁祖は、すぐにでも駆け付けて、公主を罰しようとしました。
でも、その時、仁祖の正室が止めました。
内命婦のことは、王と言えど口を挟んではならない決まりがあるのです。
この仁祖の正室を演じているのは「獄中花」でハン尚宮を演じているイ・スンアさん。又被りますな
ただ、これは仁祖と公主の不仲を決定的にしました。
キム・ジャジョムは、ヨジョンの無謀さ、礼儀知らずなところを充分承知していますから、迂闊な動きをしないよう注意しました。
そして、ヨジョンに仕えている女官にも、何か動きがあったら自分に知らせるよう命じました。自分の言う事を聞かない可能性があると承知しているんですね。
ヨジョンは、ジャジョムが思ったとおり、仁祖に恨みつらみを言いまして、泣きつきました。
そして、ジャジョムのやり方はまどろっこしいと訴え、勝手に公主に何かしようとしてますよ。
仁祖も、殺してやりたいと思ってるのに、ジャジョムに時期を見るよう止められてますから、二人の意見が一致しちゃったってとこです。
考えが浅く、感情のままに行動してしまう二人です。似た者同士ってことですね。
しかし・・・公主が危険だわ。
イヌやジュウォンはやはり公主の事が心配でなりませんでした。
イヌは、分かって止めないジュウォンに怒りました。が、ジュウォンは公主の思うように政をしてもらいたいと思っているので、敢えて止めなかったのでしょう。
それでも、不安は同じです。遠くから宮殿を見つめるのが、切ないですな。
キム・リュの息子とイ・グィの息子たちも、何とかして公主の行動を止めたいと考えていました。
で、相談しようとしてますよ。
その席に、チェ・ミョンギルも呼ばれていたのですが、古い友人に偶然会ったので・・・と遅れてくる事に。
友人と言うのは嘘でした。
ミョンギルはジュウォンを呼び出していたのです。
ジュウォンはミョンギルのことを信用してはいません。なにせ、今回の反正で仁祖側に立っていたのですから。
「公主様に拝謁したい。一刻も早く、密かな場所で。」
ミョンギルは言いました。
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