前回の記事は、こちらから。
ジンの言葉、ウンビは上の空で聞いてた感じです。ジンの両親の事を話そうかどうしようかとまだ頭の中で迷っていたのかも。
でも、意を決して話しました。
「社長のお母さん、深刻な病気なの。突然姿を消したのは、それが理由かも。世間体もあるし、息子の将来も心配で、重病にもかかわらず、入院してない。」
ジンは、思ってもみなかった話に、他の人の事だと最初は思ったようです。でも、ウンビの言葉にあれこれ思い出して見ると、確かにそんな疑いも・・・と、ウンビに案内してもらうことに。
そこで、ジンは全てを知ったのです。
ジン祖父も、事情を知った上で、会社の事を優先し、自分に内緒でいたんだ・・・と理解しました。ジン父が
「お母さんの意志だ。」
と言っても、それだけじゃないと悟ったようです。事実、ジン祖父は、最初は事情を知らなかったようですが、現在では、部下に調べさせて、事情を知ってますからね。
ジンの突然の出現は、ジン母を混乱に陥れました。パニックになったんです。
「変だわ。ここが苦しい。」
そう言って、胸を押さえてたのが、悲しかったですね。頭では理解できなくても、精神では身体ではちゃんと反応したんですもん。
そんな母の姿に、ジンはショックを受け、涙するしかありませんでした。
そこに、ラギョンも到着。
その夜は、落ち着いた母を見守りつつ、ジンは過ごしました。
夜、ジンがウンビに電話するのを聞いちゃったラギョン。苦しい時、話す相手が自分じゃ無くてウンビだというのが、悲しいですよね。ラギョンは、自分に無償の愛情を捧げてくれてるジュニョクに癒しを求めました。ジュニョクって、ホント良い人なんですよ。ラギョンに見返りを求めることなく、彼女が辛い時、笑顔を引き出してくれるんですもんね。
ところが翌朝、ジン母の姿が消えていたんです。
一生懸命行方を捜すジン父、ジン、ラギョン、そしてウンビとウンビ祖母。
でもね、ジン母は交通事故に遭っちゃったようです。
ジン母はアルツハイマーではなく、頭に出来た腫瘍みたいです。出来た場所が悪くて手術できず、今回の事故でも頭部を強打したようなのに、手術が出来ない状態でした。
ジンはソウルに戻り、祖父に全てを知った事を告げました。
ジン祖父は、やっぱり会社を継がせるのはジンしかいないと決めていたようですね。ま、確かに、あのジンの従兄弟じゃ、会社をつぶしちゃうよ。
会社の株主や消費者との約束を守るには、家族の幸せを優先することは出来ない…と祖父は言いました。
会社を優先する祖父の考えが間違ってるとも言い切れません。小さな企業じゃなく大企業ともなれば、それを率いる社長はそれなりの社会的責任を負いますからね。それでも、ジンは家族を優先したかったのでしょう。
その頃、ジェイは、レコード会社の仕事に専念してました。マネージャーとしてソンアが付きっきりで世話をしてましてね。それを知ったガンヒは、ウンビとはどーなった・・・と思ったようです。
ソンアの態度が堂々としてて、ま、言いかえれば自分に対する態度がなってない…と言う感じなんで、反感を抱いたようです。ガンヒがジェイに会いに行っても、
「仕事中は邪魔をしたくないので。」
と、門前払いしましたよ、ソンア。そんな扱い、お初だったんでしょうね、ガンヒは。
ウンビにジェイの近況を知っているかと聞いても、ウンビは知りませんでね。ウンビにとってジェイは作曲家の一人でしかなかったんだ・・・と思い込んだようです。本当はこの時、ウンビはジェイに会いたくて会いたくてしょうがない心境だったんですが・・・。
ソンアは、ジェイへずっと抱いてきた想いを告げましたね。これまでは来るもの拒まず…のジェイだったのに、そうじゃない事を知り、それがウンビの所為だと言う事も理解してますけどね。
で、仕事の為…と言いながら、ジェイを気持ちを揺るがす状況になるのを出来る限り避けようとし、ジャクにもガンヒにも会わそうとはしません。最初は、それを契約の為…と思っていたジェイですが、次第に、引っかかるものを感じ始めたようです。
あまりにも縛られてますからね。
ジン母が目覚めました。なんと、意識も正常になってますよ。
ジンを認識し、現状を認識し、心穏やかな感じです。でも、それは決して病状が好転したからではなく、残り短い命の最後を家族と幸せな時間を過ごさせてくれるよう神様が取り計らってくれた・・・、そんな感じです。
ジンは、母の傍で静かな時間を過ごしていました。
それを支えたいラギョンなんですが、ウンビやウンビ祖母がお見舞いに来てたりして、自分の入る隙間が無いんです。
「自分がどうしたら幸せになるか、そのためには何が必要かをよく考えるの。懸命に生きるだけでは幸せにはなれないわ。結婚も同じよ。約束して。幸せになるために努力し続けるって。」
それが、ジン母の息子への最期の言葉でした。
ジンが最初に連絡したのはウンビでした。その時、ウンビはジェイに会いに行っていたのです。
そのまま、ウンビはジンのところに駆けつける事になりました。
ジェイは、気になってラギョンに問い合わせるのですが、ラギョンはまだ知らなかったんですよ。これまたラギョンにはショックでしたね。
病院でジンは一人悲しみに耐えていました。
ウンビが来た時、ジンはウンビの手をとり言いました。
「しばらく、少しだけ傍にいてくれ。」
ウンビは、ジンの思いがわかるんで、その手を振りほどく事は出来ませんでしたね。
でもね、そのシーンを、ラギョンも、ジェイも目撃しちゃったんですね。ウンビとすると、手をほどく事もできたでしょうが、ジンの気持ちを優先しました。
その夜、ジェイはウンビをソウルまで送りました。そして、ウンビの家で、二人で久しぶりに話しをしたのです。
「ユ社長を愛しているのか?」
と、ジェイは聞きました。ウンビはどう説明すれば良いか戸惑ってます。
そしたら、ジェイは他の質問にする…と言って聞きました。
「俺に会いたかった?」
ウンビは、うん…と頷きました。
「ミュージカルとは関係なく思いだした?」
これにも、ウンビは頷きました。ジェイは正直に言いました。
「情けないけど、馬鹿だと思うけど、君に会いたくて家まで送って来たんだ。知ってた?」
ウンビは、ソンアとの姿を見てたんで、もう、自分への気持ちは整理できている…と思ってたようです。
「ユ社長が好き?」
ここで、ウンビは説明しました。ジンの苦しんでいる理由も心の痛みもわかるから・・・と。
「俺を愛してる?」
そう言って近づいたジェイ。今回はウンビ、ジェイのkissを受けました。
ところで、頓挫したまんまの「九尾狐」の舞台。ジュニョクが助っ人を連れて来ました。それがなんと“チョ・ソンウ”という有名な俳優さん 一瞬、スンウくんっ・・・と思ったんだけど、そんな訳ぁ無い
昔、売れない頃ジャクが面倒を見た事があったとかで、その恩を返したいってことみたいです。1000Wとナプキンに書いた契約書を持ってましたね、まだ。なかなか感動的な話です。
ジュニョクってホント、誰にとっても救いの神のようです。
ソンウが、国際ミュージカルフェスティバルで「九尾狐」を試演すれば、支援金を貰える・・・ということです。
現実的になって来ました。
ジャクは、ウンビに声をかけました。
週末にテグで選考会があるから、その舞台に一日で良いから立ってほしい・・・というのです。ウンビは、「モンテ~」の代役ですが、劇団に交渉すれば、1日くらいなら・・・と思ったんですね。
ガンヒに話しをしに行ったんですが、なんと、その時、ガンヒの都合で週末ウンビに舞台に立ってもらわなくてはいけなくなった…と言う事を告げられたんですよ。
ウンビ、「モンテ~」か「九尾狐」か、選ばなくてはいけなくなりました。
一方、ジンは、ラギョンの父から、結婚についてプレッシャーをかけられてます。どうも、二人の結婚は仕事の絡みもあるようなんですね。だから、無下にする事も出来ないんです。
ジン、どー出る
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