華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第二章 | |
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公主はこのところ悪夢を見続けていました。
弟の永昌大君が火に包まれてしんでしまうという夢です。
特に思いつくような理由もないのですが、不安でたまりませんでした。
でも、その時、実際、永昌大君が何者かに襲われようとしていました。
ところがです。
丁度その時、宣祖の不調を知らせる鐘が鳴り響いたのです。それによって計画は失敗しました。
光海君は、自分の行いの何が悪かったのか・・・と、とうとう宣祖に直接談判しようと大殿に入って行きました。
ところがそこで光海君が目撃したのは、苦しむ宣祖だったのです。
すぐに鐘が打ち鳴らされ、御医が呼ばれました。
でもね、もう手の施しようは無く、皆の見守る中、宣祖は急死してしまったのです。
ちゃんと王位継承者を告げないまま亡くなったわけです。
事は一刻を争う様相を呈して来ました。
光海君派、そして永昌大君派、それぞれの思惑です。
ところで、宣祖の死には、イ・イチョムと尚宮のキム・ゲシが関わっているようです。
どうもあれは長い間に渡って毒物を投与してきたようですね。
お毒見係のゲシは、食事を口にして、異常なしと報告していましたが、本当は何かの毒が入っていたようですね。
実際に自分も毒を口にしてるわけですよ、ゲシは。
解毒剤を飲んでいたのか、或いは長年にわたって身体に慣れさせて来ていたのか、定かじゃありませんが。
そこまでして、光海君を王座に付けたかったのです。その理由はまだ分かりませんが。
インモク王后は、宣祖の急死に、驚き焦ります。
なんとしても自分の子、永昌大君と公主を守りたいのです。
公主は光海君の事を“兄上”と呼んで懐いています。でも、インモク王后は、そこまで信用できません。
王宮の中では、誰も心から信じる事ができないんでしょう。
光海君の誠実さは知っていますが、やはりいざとなると・・・ですよね。
周囲も、光海君が王位につけば、邪魔になる永昌大君なぞ、殺されてしまうというのが大体の意見でしたからね。
そんな時、永昌大君が狙われたという報告を受けたら、もう、一気に恐怖に襲われますよね。
首謀者は光海君だという周囲の話しを信じてしまいましたよ。
永昌大君を襲ったのは、光海君の実兄臨海君の手の者でした。
彼は弟の光海君に王位についてほしいのです。異母弟の永昌大君なんぞでは、傍流となる自分たちは浮かび上がる事なんて出来ないどころか、もしかしたら、始末されてしまうかもしれないからですね。
でも、軽率でした。
光海君も、なじりました。
王室の中で血で血を争うような事はしたくなかったのです。
光海君は、イ・ドッキョンに協力を持ちかけました。
何とかして骨肉の争いを避けたいと。それには王命が必要だと。
勿論、ドッキョンは拒否しました。でも、光海君の熱意に打たれたのです。
宣祖の遺言状・・・書きなおす前の物を渡したようですね。
インモク大妃のところには、支援者たちが集まって、光海君を世子の座から降ろすと言う命令書を書いてもらっていました。
その時点では、インモク大妃が最高位にあるわけで。王印も彼女の手元にあるので、大妃の許可が無いと世子言えど勝手に王座に就く事は出来なかったのです。
で、いざ、発表・・・と思った時、公主が行方不明だと言う知らせが。
インモク大妃は焦ります。命の危険があるこの時ですからね。
ところが、そこに、公主の手を引いて、光海君が現れたのです。
光海君は、インモク大妃を説得しようとやって来る途中、一人でいる公主を見つけて、一緒に来たということなんです。
光海君は、公主をどーにかしようなんて意図は全く無かったのに、周囲は勝手に疑心暗鬼になってると言う状況でした。
光海君は、宣祖の遺言状を示し、協力を願いました。
インモク大妃は、信じられないと言いました。でも、光海君は粘り強く心を込めて説得したのです。
公主は、もともと光海君を慕っています。子供の目は純粋だから、その目で見た光海君を信じるのならば、きっと信頼するに値するとインモク大妃は考えたのかもしれません。
王位を光海君に・・・という発表をしたのです。
一抹の不安が無いとは言えませんでした。
でも、光海君の誠実さに賭けたのでしょう。
臣下たちは、先王が亡くなって間も無い時期の発表に驚きました。
不平不満を口々に言う者も、大勢いました。
が、イ・イチョムや側近たちは喜びました。
そんな中、イ・ドッキョンはナム・サゴの予言を伏せようと決心していました。
友人のホン捕盗大将に、そう言いました。
その予言書が指し示す王は永昌大君のことだからです。明らかになれば、政争が起るのは、目に見えてます。
「人の意志は天の定めを変える・・・と師のイ・ジハムも言っていました。」
と、イ・ドッキョン。
間違った王が統治する世の中で、悪がはびころうと、人の意志がそれを変えて行く事が出来ると信じたい・・・と言う意味でしょうかね。
ホン捕盗大将の息子ジュウォンと、カン漢城判の息子イヌが、公主と関わってきています。
まだまだ子供なので、表に出てくるのは、まだ先のようです。
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