まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『先輩、その口紅塗らないで』3話まで

2022-05-31 22:38:40 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

すんなりと見せかけの付き合いを始めるのかと思いましたよ。たいていのドラマはそう言う展開になりますよね。

でも、ソンアは違いました。

ヒョンスンがどんなに説明しても、同類になりたくないと、提案を突っぱねたのです。

 

だからと言って、何か良い方法が思いついたわけでもありません。

朝から晩まで思い悩むだけで何の解決法も、復讐法も思いつきませんでした。

多分、それほどまでにジェシンの事を信じ、愛してきたからなんでしょう。

突然の裏切りを知っても、2年の間に積み重ねられた想いはそう簡単に恨みに変わるわけではないのです。

 

持っている飲み物を、社員の前で浴びせてやろうか・・・とか、ジェウンに2人の関係を教え、妹を裏切っていることを知らせようか・・・とか過激な復讐を考えてみたりもしました。

でも、そんなことをするほどソンアは子供ではないし、常識人でもありました。

 

ソンアとヒョンスンは流石にぎくしゃくしてしまいました。

特にソンアは、ヒョンスンに対して冷たく当たったり、避けたりしました。

ヒョンスンは出来る限り以前と同じように振舞おうとしていますが、やはりソンアの態度は寂しく感じているようです。

 

ところで、ジェウンは偶然デパートの売り場でヒョンスンの姉ジスンに出会い、一目ぼれしてしまいました。

ジスンの方は全く気にも留めませんでしたけどね。

ジスンは元々顧客だったんです。

何とかジスンに再会しないかと、売り場を用も無いのにうろついてみたりしますが、会えません。

でも、ある日、偶然テニススクールで見かけたのです

チャンスとばかり、近づこうとしたとき、驚くべき光景が目に飛び込んで来ました。

小さな女の子を連れていたのです。

まさか・・・と思い、こっそりとその女の子にジスンとの関係を聞こうとしました。

女の子はジスンの妹ヨンスンの娘、つまり、姪っこハウンだったんですが、ハウンがとーってもおしゃまな機転の利く子でね。

ジェウンの目的がジスンにあると察し、そしてジスンには似合わない人だと判断し、自分はジスンの娘だと嘘をつき、追い払いました。

ジェウン、大ショックです。

 

ソンアとヒョンスンはユ課長と一緒に地方に出張に行きました。

ソンアは息が詰まる思いでした。ユ課長がいてくれて、まだマシだったかもしれません。

 

仕事が終わり、一人散歩に出たソンア。

ジェシンとの関係を振り返りました。

切っ掛けは、ジェシンがジェウンからお金を借りている現場を目撃してしまったことでした。

ジェシンの父親のせいでした。

見られたことを、ジェシンも気づきました。

ジェシンはソンアに言いました。別に口を噤まなくていいと。誰に言っても構わないと。

ソンア、心外でした。

自分がジェシンを良い先輩だと尊敬しているのは、ジェウンと親しいとか言う背景のせいではないと。

ジェシン、驚きの眼差しでソンアを見つめました。

そんな風にはっきりと言う人は初めてだったのかもしれません。

それが2人がお互いに惹かれ始めた瞬間でした。

 

思いにふけるソンアを見て、まだ戻って来てくれると期待しているのかとヒョンスンが声をかけました。

ソンアの心を逆撫でするような言葉でした。

ヒョンスンはこういう状況で傷つく人の心がどうなるのか知らないに違いないと思いました。で、ヒョンスンに噛みついたのです。

何も知らないくせにとやかく言わないで・・・と。あなたに干渉する資格なんて無いと。

でもね、ヒョンスンも同じような経験をしたことがあったのです。

「俺だって傷つくし、ちゃんと分かってます。」

 

ヒョジュは、たいていの韓国ドラマに出てくる富豪の娘とは違いますね。

カメラマンと言う仕事を誇りとプライドを持ってしているし、人を見る目も持っているようです。

ジェシンを好きになったのも、条件や背景に囚われず、ジェシン本人の人としての誠実さや能力等に惹かれたからでした。

そう言えば、兄のジェウンも創業者一族で後継者と目されている人間ですが、よくある能力も無いのに無礼で生意気な人間ではありません。

今後どう変わって行くかは分かりませんが、今のところ、この兄妹、決して悪人ではありません。

 

ジェシンも苦しんでいました。

彼の心はソンアを求めていました。

先延ばししてきた決断をするしかないと思ったようです。

ソンアと話がしたいと思いました。

しかし、ソンアは電話にも出ませんし、社内デートの秘密の場所にも来ません。

 

ソンアは必死に耐えていました。

いつものように仕事をこなそうとしましたが、ついうっかりと大事な仕事を忘れてしまったのです。

フォローしてくれたのは、ヒョンスンでした。

ソンアはきちんとお礼を言いました。

「俺が失敗した時も、先輩がカバーしてくれた。自分の先輩を守れるくらいには成長しました。」

ソンア、ヒョンスンと言う人間の事が少し分かった気がしました。

これまでは後輩の頼りない男性としか見ていなかったけど、ソンアの事を親身になって考えてくれていると。

今回ジェシンの裏切りを突然目の当たりにさせたのも、ヒョンスンなりにソンアのことを気遣った末の決断だったんだと。

 

ジェシンから夕食の誘いのメールが届きました。

しかし、ソンアは先約があると断り、ヒョンスンを食事に誘いました。

正直に今の気持ちを口にする事が出来ました。

それでも、ヒョンスンの提案を受け入れる気にはなれませんでした。

ヒョンスン、ソンアの気持ちを察し、受け入れるしかありませんでした。

「それが先輩の本心なら、そうします。でも、守るのは止めません。」

そう言って、ヒョンスンは背を向けました。

 

ソンア、ヒョンスンと別れた直後、ジェシンに電話しました。

「もう終わりにしましょう。別れたいの。うんざりよ。」

一方的に言って電話を切りました。

 

その日、突然ジェシンは、ジェウンの祖父であるイ会長に呼ばれました。

緊張してジェウンと向かったのですが、会長室に入る事が出来たのはジェウンのみ。

ジェシンは外で長時間待機させられたのです。つまり、ジェシンは孫娘の夫となる人間ではあるけど、所謂“身内”とは認められていないと言う事です。

どうもジェシンの父親のせいのようですね。

分かってはいる事ですが、やはり気が重くなるジェシンです。

ソンアに会いたいと思いました。

 

ソンアの家の近くまで行きました。

その時、ソンアから別れを告げる電話がかかって来たのです。

ヒョンスンが送って来たのを目撃したのかしら

 

ジェシンの姿を見て、ソンアは驚きました。

ソンアに詰め寄り、理由を聞こうとするジェシン。

そこに、ヒョンスンが。ジェシンとソンアの間に割って入りました。

 

ソンアを背に庇ったヒョンスン。

ジェシンが自分とソンアの関係を誤解している察したヒョンスンは、はっきりとソンアへの想いを示しました。

ソンア、ヒョンスンの手を取りました。

ジェシンは呆然とそれを見ました。ヒョンスンも驚いたようです。


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『先輩、その口紅塗らないで』2話まで

2022-05-31 14:56:21 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソンア、社内恋愛を知られ、動揺しました。

そして、ヒョンスンの強気の態度にムカつきもしました。

だから、退社後会おうと言うヒョンスンの言葉を無視しようとしました。

しかし、後悔しますよと言うヒョンスンのメールに、引き返したのです。

 

強気に出るヒョンスンの態度に、ソンアはムカつくばかり。

先輩に楯突き、チーム長に反抗的な態度をとるなんて、首になってもおかしくないと言いました。

泣き寝入りさせたくない・・・とヒョンスン。

意味が分からず、ソンアが言いました。

「仮にそうなったとしても、私の問題だから、出しゃばらないで。」

好きです・・・とヒョンスンがソンアの言葉を遮るように言いました。

・・・と、あっけに取られてしまったソンア。全く予想していなかったようです。

 

ヒョンスンがソンアを連れて行ったのは、ジスンの経営するドレスショップ。

ジスンには、全てを打ち明けていました。そして協力してもらったのです。

ジスンはヒョンスンを心から大切に思っているようですね。

 

やがて店を訪れたジェシンとヒョジュ。

ソンアは二人の関係を目の当たりにしてしまいました。

信じられませんでした。

ヒョンスンは相手のヒョジュが常務ジェウンの妹だと説明しました。

そして、結婚式までもう2か月しか無いということも。

「先輩はそれでも信じないのですかそこまで馬鹿なのですか

「何も知らないのに、口を挟まないで

思わず大声を上げたソンア。

その声が部屋の外にまで響き、ジェシンたちの耳にも聞こえました。

何事と、ジェシンたちが声の聞こえた部屋を見つめました。

ソンア、怒りのままに、思わずジェシンたちの前に出て行こうとしました。

しかし、ドアノブを握ったまま、動けませんでした。

その間に、ジスンが上手くジェシンたちを別の部屋に誘導。何とか修羅場は回避できました。

 

最初の予約は半年前でした、先輩とはもっと前からの筈・・・とヒョンスン。

「これからは、もっと自分を大切にしてください。」

ソンアは出て行ってジェシンを問い詰めようと思いました。が、ヒョンスンが止めました。

じゃぁ、どうすればいいの

ソンアが叫びました。

 

ジェシンとヒョジュが仲良く店から出て行く姿を、ソンアは見つめました、呆然と。

 

送ると言うヒョンスンに、ソンアは冷たい目をして言いました。

「私を好きだって?今返事するわ。やめて。何様のつもり放っておくべきだった。私がどうなろうと、せめて恥をかかさない様に。はっきり言うわ。もう関わらないで、私にも、あの人にも。」

ヒョンスンは、気圧されたように立ち尽くしました。

 

ジェシンはヒョジュを愛して結婚するのではないようですね。

どうも、ヒョジュの一方的な強い想いを無視しきれなくなったと言うのが本当のところではないでしょうか。

ジェウンはああ見えて妹の事をとても大切にしています。

その妹の想いを叶えてやりたいと思っているのです。

ジェウンにとって、ジェシンは唯一の友人で仕事の上でも心から信頼しています。ジェシンはどうも実父のことでジェウンに何度かお金を用立ててもらってきたようで、そう言う恩もあって、断り切れないのでしょう。

ジェウンは、そう言うジェシンの気持ちを察しています。

ジェシンに拒否され、自殺未遂を図った事があるようですね、ヒョジュは。

兄とすると、そんな妹を見ていられなくなり、無理を承知でジェシンに頼んだのです。

 

ジェシンとの社内恋愛を隠すため、ソンアはジェシンを“叔母さん”と携帯に登録してあります。

その夜、ソンアはジェシンからの着信を無視し続けました。

 

一方、ソンアに事実を告げたヒョンスンも、苦しんでいました。

決して清々した気分ではありません。

ソンアを余計に傷つけたのではないかと、悩んでいました。

ジスンは、どうせ傷つくんだから、選択の余地があるのは悪い事じゃ無いと慰めました。

 

勤務中、ソンアの態度はいつもと何ら変わりありません。

ヒョンスンはいつも以上にソンアの様子が気になるし、ジェシンも、電話に出ないソンアを気にしていました。

違うのは、ヒョンスンへの態度。

殆ど目を合わせる事もありませんし、必要以上の会話はしません。手伝おうとしてもヒョンスンを無視し続けました。

 

ジェシンは仕事を口実に、ソンアと話をしました。

表情が硬いソンアに何かあったのかと問いました。

「体調が悪いだけです。」

と、ソンアは言いました。

しかし、明らかにソンアの様子が変だとジェシンは感じています。

もしかして、俺に怒ってる?と、ジェシン。

ソンアは、退社後、会いたいと言いました。話があると。

 

「私たちの交際を公にする?」

と、ソンアが言いました。もう堂々と付き合いたい・・・と。

一瞬、表情が固まったジェシン。

社内恋愛は君ばかりが損をする・・・とか、急ぐ理由は無いだろ・・・とか。

いつまで隠すの?とソンア。

ソンアはジェシンが何と答えるのか、緊張していました。

「考えてみる。時間をくれ。」

ジェシンがそう言った時、ソンアの緊張が緩みました。脱力してしまったと言う感じです。ソンアが期待した答えじゃなかったと言う事ですね。

了解するしかありませんでした。

 

ソンアはずっと泣きたいのを我慢していました。

必死に堪えていました。ジェシンの前でも、ヒョンソンの前でも。

それが彼女のプライドだったのでしょう。

しかし、ずっと無視し続けて来た母からの電話に出た途端、忍耐の緒が切れてしまいました。

用事も無いのに何度も何度もかけてくる母。

それが煩わしくて無視し続けて来たのですが、この時は、怒りをぶつけるのに最適なタイミングでした。

母に向かって一方的に泣きながら怒りをぶつけたソンアでした。

思いっきり泣いたせいで、ソンアの気持ちが決まりました。

自分を守る方法、傷つかない方法を考えようと。ヒョンソンが言ったように。

 

帰宅したヒョンスンを、ソンアが待っていました。

「どうすればいい?私を惨めにさせたあの男に復讐したいの。」

一瞬躊躇しましたが、ヒョンスンは言いました。

「俺と付き合いましょう、先輩。」


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