まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『トンネル(原題)』13話まで

2017-10-05 23:27:00 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                   

レビュー一覧は、こちらから。

 

グァンホ、戻って来ました、30年前に。

必死に家に駆けて行きました。そしたら、ちゃんとありましたよ、家が。2017年には無くなってしまっていた家が。

そして、そこにはヨンスクがいました。

5か月が経っていたようです。

それは、2017年の時間と同じでした。

 

居なくなった時と同じように、突然帰って来たグァンホに、ヨンスクは本当に驚きました。

そして、グァンホの口から語られるタイムスリップの話、未来の話を、最初は半信半疑で聞きました。

でも、それを信じるしかこの状況を説明できない事に気付いたのです。

妊娠さえ知らない時にいなくなったのに、女の子だということ、名前がヨンホということ、そして未来で成長したヨンホに出会ったこと・・・等々。

 

それは、2017年にいるジェイも同じでした。

ソンジェから聞いた事はまるで空想の世界の話で、信じる事が出来ませんでした。

だけど、笛の話を聞いて、自分が夢で見た状況と一致する事に気付いたのです。

思い返してみると、グァンホの言動は、父親としてのそれでした。初対面以来、何かとぶつかる事が多かった相手だけど、グァンホはジェイを心から心配して気遣っていたと分かりました。

ところが、グァンホが消えてしまったのです、突然。何の前触れも無く・・・。

 

ソンシクとソンジェ、ジェイは、グァンホの行方を追いました。

足取りを追ってみると、行きついたのは例のトンネル。

もしかしたら、30年前に戻ったのか?・・・と3人は呆然と立ち尽くすだけでした。

 

ジェイはグァンホの部屋でヨンスクの写真を見つけました。

夢で見た“オンマ”と自分が呼んだ女性です。

様々な母との記憶が、失われていた韓国での記憶が甦って来ました。

ジェイは写真を胸に抱きしめて泣きました。

 

自分が養女になった経緯を調べ始めたジェイ。

ヨンスクとヨンホが住んでいた漢方医院に辿りつきました。

暮らしぶりを聞いたジェイ。そして、グァンホが訪ねて来た事も聞かされました。

グァンホが・・・父が、一生懸命自分たちを探していたことを改めて知りました。愛されていたということも・・・。

自分の存在が愛されてこの世に生まれて来た事を知り、自分に自信が持てたかもしれません。肩肘張って生きて来たジェイが、やっと素直になれそうです。

グァンホが30年前に戻ったことを、喜べました。母ヨンスクと再会できただろうから・・・。

 

ソンジェはグァンホの行動を追って、モク・ジヌ医師について調べていたことを知りました。

グァンホが最後に立ち寄った先も、モク・ジヌ医師のいる病院だと分かっていました。

そして最近、チョン・ホヨンが自殺した日に面会に行っていたことで不審な目を向けていた事も思い出しました。

 

直接、モク・ジヌ医師に話を聞きに行きました。

グァンホには会っていないと言うモク・ジヌ医師。

その返答を信じそうになったソンジェなんですが、顔に傷がある事が気になりました。怪我をした理由が、如何にも嘘っぽいことも気付いたでしょう。

一気に疑惑が湧いてきました。

 

一方、モク・ジヌ医師も、混乱していました。

格闘中に突然グァンホの姿が消えたわけですから。もしかしたら、過去に戻ったのか?・・・とも思いました。

でもね、焦りましたよ。万年筆が消えてしまったからです。

その“Noel”と言う印の刻まれた万年筆、被害者の踵に印をつけていたモノのようですね。と言う事は、DNA鑑定すれば、即、犯人と断定されてしまいます。

ただね・・・。

その万年筆、グァンホが30年前に持って行ってしまってるんです。

その当時は、DNA鑑定なんぞ、整っていません。調べようがないのです。

でも、いつか機会があると信じ、グァンホは大切に袋に入れて保管しています。

 

グァンホは、再会したオ記者と共に、連続殺人事件の唯一の生存者キム・ヨンジャの行方を追いました。

証言してもらおうと考えたのです。

本人を探し当てたものの、事はそう簡単に進みませんでした。本人が証言を拒否したのです。

世間の目もあるし、恐怖から立ち直ってはいないでしょうし・・・。

だけど、グァンホの説得で気持ちを変えました。証言すると言ったのです。

 

ヨンジャに会いに行こうとしたグァンホを、ヨンスクが止めました。

何か不安だったのでしょう。今日は家にいてほしい・・・といつになく弱気な態度でした。

「必ず帰って来る。約束する。」

と、グァンホは言い、出かけて行ったのです。

 

ジェイは真犯人が殺人を再開した理由を探っていました。

そこで思い当たったのが、ヨンジャという生存者の存在。

その推測が正しいかどうか相談するためにモク・ジヌ医師に会いに行きました。

「君の推測通りだ。」

と、モク・ジヌ医師は言いました。

完璧だと信じていたのに、失敗したと知れば、やり方を変える筈。几帳面に印を残すような犯人にとって失敗は屈辱的だ・・・と。

彼の本心でしょうね、これが。

ジェイはもう一つ聞きました。チョン・ホヨンと真犯人とで殺害方法に違いが?・・・と。

「首の索痕だ。」

と、モク・ジヌ医師。何回か絞められたか、一回で一気に殺されたかの違いがある・・・と言いました。

 

ジェイはこの話をソンジェにしました。

以前、ソンジェもモク・ジヌ医師から同じような話を聞いたことがありました。索痕の話です。

気になったソンジェは、索痕について専門家に問い合わせました。そして知ったのです。

何回絞めたかということは、索痕で区別は出来ないと言う事を。

つまり、何回絞めたかということは、犯人しか知り得ない事実なんです。

ソンジェ、真犯人がモク・ジヌ医師だと確信しました。

 

グァンホは、青年モク・ジヌに会いに行きました。

祖母のお葬式で実家に戻っていると聞き、訪ねて行きました。

そして、真正面から言ったのです、殺人の容疑で逮捕すると。

しらばっくれようとしたモク・ジヌですが、トンネルで頭を殴ったのが目の前のグァンホだと言われ、逃げ出しました。

そしてあのトンネルに

ところが、また、トンネルを抜けた時、グァンホは2017年に立っていたのです。・・・2017年だよね?

モク・ジヌは一緒じゃないよね

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『トンネル(原題)』12話まで

2017-10-05 11:33:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                            

レビュー一覧は、こちらから。

 

チョン・ホヨンの面会に行ったモク・ジヌ医師。

彼は目撃者がいた事に気づいてなかったようですね。本当に目撃者なのか確かめようとしたのでしょうか?

話しの中で、ホヨンは気付きました。目の前の人物が自分が見た真犯人だということに。

からかうように、ちゃんと隠れていろ・・・とホヨンは言いました。

でもね、それも予想の上で面会に来たようです、モク・ジヌ医師は。

反対にホヨンに恐怖を思い出させました。昔、9年間も精神科に強制入院させられていた時の孤独や恐怖を・・・。今度は9年なんぞじゃなく、一生になるということを。

「あ、死ねば出る事が出来るけどな。」

モク・ジヌ医師はとどめを刺しました。

 

チョン・ホヨンは自殺しました。

「両方に贈り物をやるよ。公平を図るために。」

そう言ったホヨンは、グァンホに“Noel(ノエル)”と言うメモを残していました。他に遺書らしきものはありませんでした。

グァンホはもとより、その意味が分かる者はいませんでした。

 

ホヨンが目撃者だったという主張をしたのはグァンホだと聞いたモク・ジヌ医師は、グァンホを改めて凝視しました。

主張の理由が、ホヨンは煙草を吸わないということでした。30年前、トンネルでグァンホを襲った時、モク・ジヌ医師は煙草を吸っていました。それを知っているのはあの時の刑事しかいないと思いました。

ホヨンは、最後の面会の時、彼が真犯人だと気付いた瞬間、面白そうに笑って言いました。

「誰が先に気づくかな。誰が先に捕まえるかな。」

自分が30年前に襲った刑事が目の前のグァンホか・・・と信じられない思いで見つめました。信じられないし理解できない事だけど、それが正解なのかもしれないと思ったのです。

その視線にグァンホも気付きました。

この時初めて、モク・ジヌ医師に対して別の見方をしたようです。

 

ソンシクたちメンバーは、密かに30年前の事件も含めて真犯人を捜索し始めました。

ホヨンは目撃者であると意見は統一されたのです。書き残したメモの謎も解明できていませんし。

ただ、これは上層部には秘密裏に進められていました。容疑者の自殺ということで事件は片付けられようとしていましたし、これ以上事件の事を取り上げられたくないという思惑からでしょうね。

30年前の事件と現在の事件との共通点を検討しました。

時効となってる30年前の事件ではなく、現在の2件の事件を詳細に洗い直し始めたのです。

問題となったのは、潜んでいたのになぜまた殺人を再開したのかと言う事です。

死んだ1988年生まれのパク・グァンホが引き金になったのではないかとグァンホは言いました。

 

証拠の無い事件の犯人を追うためには、事件のプロファイリングが必要ということで、ジェイに依頼しました。

グァンホは巻き込みたくないため、反対しましたが・・・。

ジェイがグァンホの娘だと聞いたソンシクが、物凄く驚いたのは言うまでもありません。

 

『ノエル』の意味を考えていたグァンホとソンジェは、もしかしたら、洗礼名では?・・・と思い付きました。

この地域で30年前からある教会の信者名簿を調べた二人。数名の“ノエル”を探し出し、個別に訪問しました。

しかし、名簿からはめぼしい人物に行きあたりませんでした。

ただ、最後に会った男性から、気になる人物の話を聞いたのです。名簿には無かったけど、同じ洗礼名を持つ人物で、自棄に物騒な戦争話を興味ありげに聞いていた・・・とか。

 

モク・ジヌ医師が刑事課に来ました。ふらっと・・・という体を装っていますが、グァンホは何か気になったようです。

30年前の事件から洗い直していると正直に答えたソンジェに対して、グァンホは捜査状況を知られないよう、隠しました。機密事項だから・・・と。

ソンジェはモク・ジヌ医師の事を信頼していますが、グァンホはこの時初めて疑惑が芽生えたようです。長年の刑事の勘でしょうね。

 

家に帰ったグァンホは、まずジェイの家に立ち寄りました。部屋の窓やドアのカギをチェックしました。

その様子を見て、ジェイは気になる事を思い出したのです。

「あの笛、知ってますよね?あれを見て、私に何者かと聞いたでしょ。」

ホヨンに襲われたジェイを助けようとした時の事です。

でも、グァンホは、空耳だろ・・・とスルーしました。

 

モク・ジヌ医師への疑惑がグァンホの中で膨らみ始めました。

ホヨンが死んだ当日、面会に行っていた事が分かったからです。

何故行ったのかと問われたモク・ジヌ医師は、質問があって・・・と答えました。

被害者の首の締め方に違いがあることを指摘し、犯人が別だという自分の仮説を確かめたかった・・・と言いました。そしてそれは正しかったと。

「何故教授と会ってチョン・ホヨンは自殺したんだろうか。」

真っ直ぐにモク・ジヌを見つめながらグァンホは言いました。疑ってると言う事はアリアリと分かりました。ソンジェにも・・・。

 

ジェイは、殺人には必ず理由があると考えていました。理由なき殺人など無いと。

だから、殺人を再開した事にも、絶対に理由があると考えました。そして気付いたのです。

30年前の事件の唯一の生存者がいたこと。それが現代になって偶然別の事件の被害者となって分かったわけです。生存していた事を犯人は知らなかったのに、思わぬことから知り、引き金になったのでは?・・・とジェイは考えました。

その情報を知りえるのは、事件の捜査関係者のみです。

ただ、同業の警察関係者を疑うのは、なかなか・・・ねぇ。やりづらいですわ。でも、やらなくては・・・ということになりました。

年齢等の条件で選別し、残ったのは二人。

でも、その二人も、無関係だと言う事はすぐに分かりました。

 

その頃、グァンホは一人で洗礼名等の方向から真犯人を追っていました。

で、結局、モク・ジヌに容疑は絞られて行ったのです。

グァンホは様々な条件や間接的な証拠から、彼が真犯人だと確信し、研究室に行きました。そこで、発見しました。

万年筆に“Noel”という印があるのを

 

その時、モク・ジヌ医師からグァンホに電話が入りました。

お互い、正体に気付いたな・・・と。

「トンネルに来い。出会った場所で決着をつけよう。」

そう、モク・ジヌ医師は言いました。

 

ところで、自分の事を調べている人物がいるとの知らせをイギリスの友人から受けていたジェイ。

調べている人物がソンジェだと知りました。

直接会いに行ったジェイ。そこで、信じられない事を聞かされたのです。

グァンホが、自分の父親だと・・・。

信じられませんわな、ホント。

 

トンネルに行ったグァンホは、そこで1988年のグァンホの死んだ経緯を聞きました。

1988年のグァンホは、モク・ジヌ医師の別の殺人事件を疑っていて、一人で捜査していたのです。

それに気付いたモク・ジヌ医師が、薬でもうろうとさせた挙句、追い詰めて殺したってわけ。

格闘となり、グァンホがモク・ジヌを投げ飛ばした瞬間、タイムスリップが起りました

グァンホだけが別の時代に飛んだのです。

それが、30年前なのかどうかは分かりません。

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『トンネル(原題)』11話まで

2017-10-05 02:52:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                  

レビュー一覧は、こちらから。

 

後から追い付いたソンジェは、必死にチョン・ホヨンを追いました。

瀕死のジェイを見て、母親の姿とかぶったのでしょう。血相変えてホヨンに飛びつきました。

激しい格闘の末、やっとホヨンを捕まえたソンジェ。

ソンシクたちが押さえなければ、その場でホヨンを殺してしまっていたかもしれません。それほどに激情に駆られていたのです。

 

とうとう逮捕された連続殺人犯のチョン・ホヨン。

ただ、警察の上層部は、ジェイの行動に焦りとも言えるような方針を決めました。彼女の単独行動では無く、合意の上のおとり捜査だということにしたのです。出し抜かれたと思われたくないって感じです。

そして、ホヨンも逮捕されたというのに、決して罪を自白しなかったのです。

のらりくらりと供述を変えたり、明らかに嘘と思える子供だましのような供述をしたりしました。

尋問に当たったソンジェたちは、苛立ち、怒りを覚えました。

自白を導くには、確たる証拠が必要と、必死になって捜査を続ける面々。だけど、芳しい成果はなかなか上がりませんでした。

 

一方、ジェイは大きな怪我は無いモノの、意識が戻りません。精神的ショックの所為だと医師は言いました。

付き添ってるグァンホは、もう心配で心配で・・・。

ジェイと知り合ってこれまでの思い出が頭を過ぎりました。

こんなに近くにいたなんて・・・。

自分がトンネルで消えたりしなければ、ヨンスクは死なずに済んだし、ヨンホもこんな目には遭わなかった・・・と言う悔しい思いがこみ上げて来ました。

全て自分の所為だ・・・とグァンホは泣きました。

 

ソンジェが病院に来ました。

そして、グァンホにジェイがヨンホだということを打ち明けようとしました。その時、グァンホが言いました。

「ヨンホに会った。」

何故分かったと聞いたソンジェに、グァンホは笛を見せました。ヨンスクからもらった物だと。それをジェイが持っていた・・・と。

 

ヨンスクから父親の事を聞かされていたんだろうか・・・とグァンホは思いました。

でもね、ジェイは韓国での記憶を失っていたのです。ホヨンに襲われた時に思わず吹いた笛は、本能だったのかもしれませんし、もしかしたら、彼女も覚えていない記憶の底に眠ってるモノがそうさせたのかもしれません。

イギリス人夫婦の養女となったヨンホはジェイと名前を変え、イギリスに渡ったようですね。ところが、その養父母はあまり良い人間じゃなかったようで、彼女は辛い目にあってきたんだとか。二人は彼女が15歳の時火事で亡くなりました。

彼女が犯人だと疑われた時、助けてくれたのが今の大学のホン学長だったのです。

そんな境遇で育ったジェイは、“辛い”と弱音を吐けないようになってしまったのです。

それを聞くと、グァンホはいっそう苦しく切なくなりました。申し訳なく思いました。

ジェイに全て話せ・・・とソンジェは言いました。

でも、グァンホはそれを拒否。

「親を名乗る資格は無い。あの子が辛い時、一瞬たりとも傍にいてやれなかった。父親とは言えない。とても話せない。過去に戻る前に顔を見られただけで充分だ。」

 

ジェイの意識が戻りました。

ほっとするグァンホとソンジェ。

なのに、二人の気も知らず、目を開けたジェイが一番最初に口にしたのは、チョン・ホヨンを逮捕したかどうかという事。

そして被害者供述をすると言うのです。

一刻も早くホヨンを送検しないと、自分が被害に遭った意味が無い・・・と言って。

 

ジェイは冷静に事件についてソンジェの質問に答えて行きました。

ところが、自分が襲われた瞬間の話になると、恐怖で全身が震えだし、パニックを起こしてしまったのです。死ぬと言う恐怖の瞬間が甦ったのです。

「大丈夫

と、身体を支えるソンジェに、大丈夫・・・と言いかけたジェイ。でも、すぐに正直に言いました。

「大丈夫じゃありません。辛いです。とても辛い・・・。」

ソンジェは優しくジェイを抱きしめ、身体を撫でてあげました。大丈夫だ・・・と何度も言いながら。

それを部屋の外でグァンホが聞いていました。堪らない気持ちでした。娘が死ぬほど辛い目に遭い、その後遺症とも言える症状に苦しんでいるのですから。

絶対に刑務所にぶちこんでやる・・・と固く心に誓いました。

 

ジェイ自身、こんな状況に自分が陥るとは思っていなかったようです。

自分は犯罪の研究家なんだから、何があっても上手く対処できるとたかをくくっていたのです。

ホン学長が傍で付き添い、ジェイを慰めてくれました。

ジェイは、夢うつつでいる時、女性に向かって“オンマ”と呼んでる自分を見ました。首に笛をかけてくれているのも・・・。以前から、既視感を覚える場合があるとホン学長に話したことがあったのですが、今回はとてもリアルなシーンだったのです。

記憶が戻りかけているのかもしれない・・・とホン学長は言いました。

 

ホヨンは自分は無実だと言い張りました。

イ・ソヨンは殺した・・・と電話で話したのも、嘘だと言います。小さな証拠が出ても、見え見えの嘘で認めません。

嘘発見器にかけると、明らかに彼の供述が嘘だという結果が出たのですが、それは証拠とはなりません。ただ、ホヨンを充分動揺させることには成功しました。

 

ソンジェは、自分が30年前の被害者の息子だということをホヨンに明かしました。

流石に驚いた様子を見せたホヨン。

事件当時のソンジェ母の服装等を細かく話し始めたホヨン。だけど、自分は殺して無いと言うのです。犯人しか知り得ないようなことを口にしたにもかかわらず。時効が過ぎてるんだから話しても良いだろうとソンジェが言っても、殺していないと言います。

でも、次に口にしたグァンホの言葉に衝撃を受け、恐怖の表情を浮かべました。

“犬を殺したのは確かですが、人は殺していません”、“人を殺すのに、理由が?”・・・という。

30年前、まだ高校生の時取り調べに当たったグァンホに対して自分が言った台詞ですから。

ところがですよ。グァンホが口走った被害者の踵の印の事を、ホヨンは全く知らない様子だったんです。

グァンホはこれは嘘では無いと直感しました。

踵に印をつけた犯人は別人だ・・・と。

 

ソンジェも、グァンホの主張は信じられません。ホヨン以外に犯人がいるなんて、考えた事がないからです。

「チョン・ホヨンは事件の目撃者だ

グァンホは言いました。だから、詳細を知っているんだと。

 

ホヨンに母親が面会に来ました。

自分の息子として認めなかった母親。高校生のホヨンのために嘘のアリバイを主張したのも、息子の為ではなく、自分の為だったと言いました。

「お前はこの世に生きる価値が無い。死ねばいいのに。なぜ堂々と生きてるの?」

・・・なんで酷い言葉でしょう。この世に生み出した母親が言う台詞じゃありません。

でも、一筋涙を流したのです。あれはどういう意味の涙なんでしょう。口では酷い事を言ってるけど、母親としての愛情もゼロじゃないってことでしょうか。

 

直後に、ホヨンはソンジェを呼んでくれと言いました、自白するから・・・と言って。

丁度その時、ソンジェはモク・ジヌ医師と通話中でした。意見を聞こうと思ったのです。

ホヨンが目撃者の可能性があるかどうかの。

モク・ジヌ医師は、聞いてしまいました。ホヨンが自白すると言っていると言う話を。

マズイ状況ですよね、彼にとっては。

 

チョン・ホヨンはソンジェの母親を殺したのは自分だと言いました。

激高したソンジェは、ホヨンの首を絞め挙げました。

どうにかグァンホが収めました。

でもね、次に出て来た取り調べの結果は、ホヨンが犯人ではないというモノでした。

「目撃者だろ?」

と、グァンホはホヨンに言いました。

そう言われると、必死に自分の犯行を主張し始めたホヨン。

自棄になった感じです。母親の言葉がショックだったのでしょうし、自分を顕示したいという欲の所為でもあるのでしょう。

 

ホヨンは送検されました。

モク・ジヌ医師はほっとしたようです。

でも、確実に自分を守ろうと、手を打ったようです。

ホヨンに面会に行っています。

「目撃者だそうだな。」

ホヨンは、犯人の顔は見ていなかったようです。

 

ホヨンが自殺しました

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